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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 雷々来世

    野白ぐり

    切ない転生もの
    ネタバレ
    2025年2月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ よくある転生物語(元主従関係)ですが、物心ついた時から前世の辛い記憶がある高校生(元従)と、いい思い出だけしか残っていない転校生(元主)のお話です。今まで読んだ転生モノは従が主を守って死に、現在で主が生まれ変わった従を探すみたいな話が多かった(それも大好き)。元従は元主を絶対に会いたくない人と思っています。だって本当に前世の2人が切ない(⁠╥⁠﹏⁠╥⁠)本当に胸が痛い。従が命懸けで主を守って死ねるなら従は幸せだったのに、そういう情勢でもなかったし。元主は元従と接するうちに前世の辛い想いも思い出していき、自分から離れようとします。前世の2人は寿命が尽きるまでどんな想いを抱えたままだったのかと思うと涙無しでは読めませんでした。身分も立場も関係無い現在で2人が幸せに過ごすことが出来て本当に良かった。
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  • 沈まぬ夜の小舟

    中庭みかな/テクノサマタ

    よかったぁぁぁ
    ネタバレ
    2025年1月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが少ないので思い切って…とにかく主人公の創が不憫すぎる。17才でホームレス、相手の気持ちを慮って見返りを期待しない。自己評価が低い。優しすぎるんです。この物語の1番のクソは実父。離婚したって子供には扶養義務があるでしょ!それも一応経営者。試し読みで何回も読み我慢出来ず購入。創を気遣ってくれたのは麻酔科医の高野と外科医の瀬越先生。創の高野先生への秘めた想い。瀬越先生から創への問いかけ『高野先生のどこが好き?』もう十数回リピートして感じたのは 創の高野先生への想いは、もしかしたら自分の存在すら忘れた実父への想いから始まったのかなと。私の勝手な思いです。本編中あまり高野先生の心中が書かれていないので、創の事をどう思っているのか分からなかった。最後迄読むと(離婚したトラウマもあり)少しずつラブと自覚しているけど。もう創の冬眠する辺りは涙無しに読めない。瀬越先生はただの当て馬でもなく「くっつかない本命」だったんですね。創が20歳になったら高野先生と養子縁組するっていうほんの数行にまた泣いてしまう。
    もう1人で舟に乗らなくていい。高野先生と2人でずっと一緒。ホントによかったぁ。ssもいいです。その後の『金平糖の海』も良かった。エチシーンも良き。
  • はなれがたいけもの

    八十庭たづ/佐々木久美子

    心が震える
    ネタバレ
    2024年12月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お試しで8巻まで何度も読み、結局お高めだけど8巻全部買ってしまいました。後悔は無し!初めて読んだ時本当に心が震えました。レビューで他の方が書いていた様に、誰のセリフか分からない部分や前後逆の方が良いかなって思う文章があったり…それも作者様のこだわりだと思います。それを差し引いても本当に素晴らしいです。傭兵の人間ディリアと金狼国の王獣人ユドハ、たった一夜でアシュを身籠り1人で子育てして来たディリア。ずっとディリアを忘れられなくて6年間探し続けて来たユドハ。もう2人の愛が溢れている。王位継承や差別や色々な困難苦難に立ち向かう姿が素晴らしいです!ディリアの強さ、潔さ(ユドハやアシュを守る為なら自分の命すら投げ出す)が悲しくて、涙が出ました。ディリアの総てを愛するユドハの行動力も!スパダリ世界No.1!ディリアの『愛されたことなどない』は幼い頃の記憶を消されていたんですね。それも愛ゆえに…何度読み返してもウルウルしてしまいます。挿絵も素晴らしくコミックスよりも私は好みです。私はディリア推しなので今後金屏風銀屏風がメインになっちゃったら寂しいです。ssでアシュが成長して
    アシュの目線のディリアとユドハが出てくる場面があるのですが、私は、ほっとする一方寂しさも感じてしまいました。
    9巻新刊出たけどやっぱり買ってしまうんだろうなぁ。