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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • サイレントノイズ

    いちかわ壱

    惚れました!全てに!!
    ネタバレ
    2025年3月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ネットの記事を読んで即買いした作品です。私にとって、いちかわ先生の初読作品になりました。
    バース系は好みではなく、先生の有名な『ただいま、おかえり』も未読です。オメガバース、ケーキバース、面白そうな設定だとは思いますがこれ以上差別化って必要?と思ったり。でも今回のガイドバースにははまってしまいました…私、チョロい。元々少年漫画出身、異能力集団大好きです。それでいてBL、手に取るでしょう!先生の画は丁寧ですけれど比較的あっさり、さらっと。ディテールもさほど細かくないと思いますが、漫画あるあるの画風の好き嫌いをスルッとすり抜けて読ませてしまう、そんな感じ。テンポも良く、話運びも上手。他の作品も同じように感じました。
    粗筋としてはセンサー(五感のいずれかが非常に発達した能力者)を代々輩出してきた名家百目木の末っ子尊(彼は能力無しのミュート)と彼の専属護衛スーパーセンサー(五感全て覚醒)暁臣のお話。暁臣のスーパーセンサーぶりの格好良さ、無能略でも尊の芯の強さ、賢さ、優しさ、2人の魅力に読者は速攻落ちるはず。一族の中で無能力の尊、突出した能力故に疎外されていた暁臣。真逆の立場だけれどお互いの孤独を1番理解しあっている2人。それはそれは深く重い愛情(執着)ですよね。暁臣のストレートな愛情表現も、尊の気付かせまいとする、言葉に出さない心の揺めきも、もう切ないしドキドキしっぱなし。
    センサーには彼らを支えるライフラインであるガイドが必要不可欠なのですが、暁臣にはガイドがいません。想像がつくとは思いますが後半、尊がガイドの能力を覚醒させますがその時のシーン、目覚めた暁臣が泣いている尊に気付き開口一番『…だれに泣かされた?』『お前だ ばかぁ…』このシーンは紙面で是非堪能して下さい!早く早く続き、読みたいです!
    いちかわ先生、作品を生み出して下さってありがとうございます。惚れました!先生にも作品にも!
  • 長浜To Be,or Not To Be[コミックス版]

    スカーレット・ベリ子

    大好き以外の言葉が見つからない‼
    2025年1月1日
    昨年BL沼に落ちて、そして出逢った最高作品のひとつだと思う…。新年始めはまずこれからスタートしよう❗と思って。本当に大好きです、という言葉しか見つからない。小さな世界(海辺の町)、限られた登場人物(ほぼ主人公のみ)、普通の日常の中でどうして、どうしてこんなに愛しい世界が描けるの!?
    凪沙と一颯、幼馴染みで同級生、自分をちゃんと持っていて大切な相手を理解していて、初々しくて、でもハッとするほど大人な面もあって…本当に愛すべき主人公。これからの彼らの恋の行方は見守らずにはいられません!
    ベリ子先生の描く身体の美しさや動いている姿さえ浮かぶような動作の1つ1つも素晴らしい~💕
    不意打ちのキスやそっと重なった手や、体格差に萌える抱っこ!!これだけで充分ドキドキします。激しいラブシーンが無くてもこんなにエロスあり。とにかくとにかく、まずはこの世
    界に来て。2人に逢って。そして見守りましょう!
    続編がスタートするとの事。また、この2人に逢えるかと思うと嬉し泣き。
    朝の鮭ごはん、まだ完全には達成していないけど…さてどうなることでしょう…笑
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  • あで始まって、るで終わる【単行本版】

    円路

    淡々と…でも萌えます
    2025年1月1日
    初めての作家さん、何故かとても惹かれるものを感じて購入。10年片想い、10歳差の純愛の通り、妙に透明度の高いお話。
    まるで前日談があるのに飛ばして本巻に入り込んでしまったような、最後まで不思議な感覚が抜けなかった…(←あくまで私の感覚)
    主役の一陽(受)のモノローグにあるように小1の出逢いから片想い。大学生になっても変わらず何とか恋人に昇格しようと試行錯誤中。大好きな小説家の白くん(攻)は感情が見えにくい(施設育ちの影響か)、淡白な人。次回の小説が恋愛ものとなり、一陽は自分をネタに!と恋人(仮)役に立候補。恋人(仮)としてキスもされた一陽のその後の可愛いこと。『おはよう、白くん』『白くん、おはよう』どっちだっけ?部屋の扉を開けるのは右手?左手?、もう、ドキドキ、頭は固まって…先生、上手ですね笑 こんな、気持ち。恋愛のスタート時しか味わえないですよー笑
    白くんとの恋人(仮)生活は淡々と進むけど、その間に出来事は起こり気持ちも身体もそっと近づく。そんな流れも本当に静かに優しく暖かくてほっこり。夏の月夜の縁側シーン(夕飯なんだけど)、ドレスコード浴衣からの…本当に素敵です。映画みたいなので見てのお楽しみ。短いけれどね。他のレビューでも拝読しましたが、確かに白くんの一陽への気持ちの変化、ちょっと見えにくい…でも、無心に慕う一陽の存在が大きいのは端々で感じられるから、私は自然に受け入れられました。
    結末はもちろんハッピーエンドです。白くんの小説のように静かでイメージとしては波のない海や白々とした月夜とか、平坦なあくの無いピュアなラブストーリー。後日談は萌えますよ、短いけれど。物足りないと思う方もいるかと思いますが、私は大好き。絵も綺麗。白くんも一陽もキャラクター活きています。ハラハラのリーマンもの、切なくて危うい幼馴染みもの、ドキドキの異世界もの、等々の合間にそっと大切に読みたい1冊です。浄化されますよ、きっと。
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  • 長くも短き恋の話

    市川けい

    本当に素敵なお話❤
    2024年12月11日
    大好きな市川先生の作品。
    タイトル通り、幼なじみという長い年月を日々の日常という短いパーツで綴った恋のお話。
    本当に絵が綺麗です。そして主役2人が良い…。淡々と進むお話ですが、何とも言えない暖かさ、切なさ、幸福感が漂います。これからの2人がどうなるかは分からないけれど、心から幸せを願ってしまう…とにかく読んだら自分にも他人にも優しくなれそうな作品です😊
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  • 終日執事

    秋葉東子

    爽やかなフィーカみたいな癒しの時間に‼️
    ネタバレ
    2024年12月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まずはとっても暖かい、爽やかなお話。BL歴半年(かなりのスピードで読破してますが)初心者の私でも『え?BL作品だっけ?』と思ったくらい自然なライトテイストな作品。でも2回3回と読み進めるとじわじわ、本当に面白い!キスシーン等々は無いですし、執事の主人である高校生も他BL作品に比べたら幼い可愛い笑笑
    名家美作家跡取り、伊吹と執事の七瀬&大商家九重家三男、天馬と執事の篁。この4人のCPの日々の生活をメインに本当に暖かく(色々小さなもめ事ありますが)見守りながら読む感じ。
    これ、続き物ですよね?終わりじゃないですよね?大学生になった可愛いご主人CPと彼らと自分達の恋模様に右往左往する執事CP、絶対見てみたい‼️作者様もその後の設定、かなり詳細に作られているみたいなので期待。アニメ化、ドラマ化もいけそうな感じです。
    ハードなBLの合間のお口直し、お茶の時間と思って是非楽しんで頂きたい作品でした。