このレビューはネタバレを含みます▼
完結おめでとうございます。
三角関係も不倫も、そして主人公2人の身勝手さも、好みではないはずなのに、それを上回る各々の人物の魅力と、先生の画力、ストーリーに引き込まれて最終巻まで追ってしまいました。
若かりし二人の最後の夜は、息が止まるくらい切なく、美しかったです。あまりハッピーエンドは期待できないかと思っていましたが、心が凪ぐ様な、幸せな読後感でした。
※※※以下、さらにネタバレ?感想になります※※※
批判の気持ちは全くありませんが、「あとガキ」を読むのは、本編を読み終えて、少し時間を置いてからにすれば良かったと思いました。麻巳さんの件を深く捉えすぎない様、折り合いを付けて読んでいたせいか、何とも表現し難い気持ちに...。本編読了後の幸福感をもう少し味わっていたかったと思ってしまいました。