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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 宇宙を駆けるよだか

    川端志季

    劣等感と前向きな気持ち
    ネタバレ
    2017年12月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サラッと読めて、Happy endものなので読了感はとても爽やかです。面白かった。ただ、ページを閉じた後、少しモヤっとするのは、3人の人間離れした心のキレイさに対して、自分の心の醜さを露呈された気分になったからかも知れません。どうせ人は外見でしょという考えが、払拭できなかったからです。元に戻った然子の外見をみて、あー良かったなぁとはどうしても思えなかった。結局、然子だけは今後もその外見を背負っていかなくてはいけないんでしょって(然子の場合、痩せる努力くらいは必要ですが)。
    現実世界における外見の劣等感、周りからの冷たい視線や態度というものは、本当にツライと思っています。ただ、それでも生きて行かなくてはいけないのならば、前向きな気持ちを持つことは大事。気持ちの捉えようによっては世界は変わるから。でも、そんな環境下で、強い気持ちを持てる人間が果たしてどれだけいるでしょうか。。。改めて心が汚れているなぁと実感しながらも、人を見た目で区別せず、少しでも優しい心で接していきたいと考えさせられた作品でした。