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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 僕等がいた

    小畑友紀

    大人になるにつれ心に沁みる作品です。
    ネタバレ
    2021年10月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公と同年代で、高校生の頃から読んでいた作品。恋愛漫画なのに影がある、キラキラしているようで凄く暗い…当時は作中に出てくる言葉の意味を理解することが難しく、最終巻まで読みましたが何だかしっくりこないなという印象でした。
    長らく読んでいませんでしたが、ふとこの作品のことを思い出し、約10年ぶりに読み返してみることに。すると、当時は理解できなかった矢野や七美・竹内の発言、作中の言葉がストンと落ちてくる。以前は高校生時代(北海道)が1番好きでそれ以降は苦しくなりながら読んでいましたが、今は読み進めるほどこの作品に魅力を感じます。
    途中で読むのをやめてしまった人、内容が難しいと感じた人…大人になってからもう一度読んでみて欲しいです。明るい恋愛漫画ではないので読み進める中で苦しくなったりするかもしれませんが、最後には温かい気持ちになれると思います。
    世の中には恋愛漫画が数え切れないほどありますが、「僕等がいた」は私の中で最も心に残る唯一無二の作品です。読むと青春時代に引き戻され、今はもう経験できない恋愛の切なさや嬉しさ、喜びなど色々な感情を思い出させてくれます。これからの人生でも何度も何度も読み返すでしょう。
    恋愛漫画なんてな…と思っている大人の方にも是非読んでもらいたいです。