このレビューはネタバレを含みます▼
性とか愛ってなんなんだろうと考えさせられました。最後のゆいが自分に言い聞かせる様に呟く「おれたちは間違ってない。」そう、確かに間違ってない。と私も思いたいです。社会の中で勝手に造られる"普通"や"常識"なんて一体誰を指標にして造られているの?正解なんてあるの?同性同士が恋人で何が悪いの?もちろん犯罪はダメです。ただ、もうゆいも大人になったんだから両親に打ち明けてもいいのではないかなーと。最後少し思いましたがまぁ無理ですよね。すごく非現実なストーリーではあるんですが所々が現実的で、そりゃー全てが上手くいくわけないよな、ていうか現実って嫌なことばっかだよな、となんだか落ち込みました。でも読んで良かったです。私は大好きな作品です。