このレビューはネタバレを含みます▼
うっすら箱の男はゆみこの父ではないと思ってたけど、それより予想外の展開でとても面白かった。
お母さんがお父さんにしたことや、洗脳やマインドコントロールはだめなことなのに、ゆみこにとっては幸せなのかな?とも思ったり。箱から出てきたとき、お父さんがお母さんを庇っててなぜか切なくなった。本当に幸せと思ってたのか、完全に精神をやられてしまったのか。
それぞれの気持ちもしんどいし、さっちゃんとの関係や家族の話にも、人って怖いなと、色々考えさせられた。
本当に悪いのは誰かと言われれば、箱を作った男なのかなと、、なんでそんなものを作るのかがわからないけど。
お父さんは優しいひとになったし、あんな状態でもそこに家族の幸せがあったんだからよかったじゃない、と思ってしまう私も洗脳されてるのかもしれないが。
お好み焼きの焦げみたいな見た目は、そんな状態まで生きていた精神力?に驚いた。
お父さんは途中まで、反骨心があったようだが、最後にはなくなってしまったのか、、それとも出てきた時にはまだ自我は持ち合わせていたのかも気になった。家族みんな本当の愛情であったのか?でも、ハワイのシーンは幸せな家族だと感じたし。
人から不幸だと言われても本当のことはその人たちにしかわからないし、知らぬ間にコントロールされてるのかもしれないし、人との関係や、幸せとは?と思う作品だった。
人により感じることや目線が違うとは思うけど、すごく楽しく読み進められました。その後の家族の姿とか、めちゃくちゃ気になります。続編とかあったら面白そうだけどないかな?