頭に花なんて咲いてません!悪役令嬢のツンがかわいすぎる件
白尾こじょ/まどろみポメ
このレビューはネタバレを含みます▼
※以下がっつりネガティブな話してます
冒頭はよくある『父親の説明不足で誤解が生じて親子仲&夫婦仲にヒビが入ってたけど誤解がとけて円満に~』という定番な流れなんですが、説明不足でしたでは到底すまされないレベルのやらかしをしています。
何かというと①娘(主人公)出産直後から七年近く母娘共々父から愛されてないと思って過ごしてきた(しかも娘は当時前世の記憶無く精神はちょっと賢いだけの普通の幼女)、②父に少しでも認めて貰えるよう努力した結果貴重な幼少期を教育に費やした上に子供らしい振る舞いは控えるようになり皆からキツイ性格と思われるようになった、③作中の原作(つまり実現しなかった未来)では母娘から義弟へトラウマになり性格が歪む程のいじめがあった。
父が意図的に加害した訳じゃないにしても母娘(と義弟)が失ったモノがデカ過ぎます。あと父が本当は母娘を愛していたと言う割に、娘が生まれた直後から冷たく見える態度を取っていた理由は禄に説明がありません。
父は娘をツンデレで可愛いと思ってるんですが、そもそも娘がツンツンしてるのは父の過失のせいなので、正直なにへらへらしとんねんとしか思えません。影で悶えてないでちゃんと愛情表現してほしいです。
あと主人公が原作の記憶を取り戻したことで義弟いじめダメ!ってなるのは分かるんですが、その時点ではまだ誤解解消してなかったのに浮気&隠し子父のことも許そうってなるのは意味が解らなかったです。あまつさえ誤解解消のターンよりも先に夫婦仲直りのターンが来、しかもその仲直りも父親が謝罪したりは特になく、ただ母が娘に「気高い貴族夫人として毅然と受け入れましょう!」的な叱咤激励されて仲直りへという流れなのでめっちゃモヤりました。
良かった点を挙げるとすれば誤解すれ違い解消までが速い(4話あたり)こと、コミカライズの絵柄が良く主人公の頭の花が可愛いことでしょうか。
でも父親のやらかしが酷すぎて、不可抗力とはいえ心の内を勝手に見られてるの可哀想だし、見られてるのに寂しさや辛さは分かって貰えてなくて余計に可哀想だなって思ってしまいました…
私が真面目に考えすぎな所はあると思うのですが… 序盤を乗り越えたら面白くなるのかもしれませんけど私は引っかかりすぎて乗り越えられません。
課金するなら4話くらいまで見て、ノリが合うかどうか確かめてからにした方が良いかと思います。
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