このレビューはネタバレを含みます▼
なにも考えずに読むなら読み物として楽しいです。題材も好きです。特に1巻は1巻で和製シンデレラという感じで完成されてて何度も読み返して楽しんでます。2~3巻も多少?ってなるご都合主義やなんで?ってなるところはありますが、その後だんだん2人がお互いに美代のおかれていた環境から助けた助けられた関係なく好かれ合っていったり、美代が自分の尊厳や意思を取り戻していったり素敵だなって思えます。でも4巻は清霞の昔の婚約者が出てきますが現在も部下として気持ちよくつきあっていて、読んでいても特別ご令嬢っぽくて高慢な態度やひどいことをしていた訳でもないのに婚約破棄されていて???ってなりました。しかもその人は清霞が好きなの五道から見て分かる感じだったのに、その人を美代の護衛や清霞の執務室とかの配置にしているし…。しかも美代もその人と友だちになるとかよくわからんです。あと、明治とか大正とか詳しくないにせよ絶対にこんな言葉遣いや態度とらないでしょ(昔の言葉が現代語訳されてるとしても)と軽い気持ちで多少のことは気にしないとしても引っ掛かったりします。駐屯所汚くて美代が掃除してますが、軍の人って整理整頓とかしっかりされてるのではと思ったり…。
こんなこと書きましたが全体的には楽しめますし、作品大好きです。