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青年マンガ
ニュクスの角灯 (1)
6巻完結

ニュクスの角灯 (1)

997pt/1,096円(税込)

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作品内容

1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。
西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった……
ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)……
先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……

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レビュー

ニュクスの角灯のレビュー

平均評価:4.7 35件のレビューをみる

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高評価レビュー

アンティーク好きでファンタジー好きは是非
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 先月10/23に一旦レビューしました。そのときは全体の4分の1と読んでおらず、その後11/10に1星下げました。どうも美世の役割がボケた感と、ジュディットさんの状況とストーリーの噛み方が俗っぽくの感じてしまったのもありました。本日11/30読了、やはり5星がふさわしいと再評価した次第です。
明治期の日本(長崎)と、フランス(パリと少し郊外)の空気を感じさせてもらったこと、キャラの環境を形成する小道具的物産や時代考証的に綿密な風俗の説明に終わってなくて、ニュクスが仕事した、という印象を持ちました。未来の希望伝わりました。(米の炊き方訓は私も親から学びました。)

以下は以前に記載したレビュー部分です。
今まだ毎日無料連載で22話を読んでいるところで、これからどう展開するか判らないのです。ここまで読んできて、とても引き込まれています。時代の薫りがプンプンするような雰囲気のある古い物を毎話幾つも、とても味のある絵で、こだわりの時代考証で描かれ、その中に主人公の、モモさんの謎めいてエキゾチックな存在がストーリーをユニークに持っていってくれて。夢幻の中で読んでる感じです。

完結してる(全6巻)ので、結末まで読み進めるのが楽しみです。
迷います。今は割引期間中、6000pts越えるところ、4870ptsで手に入るので。
ただ、他の読み物の予定もあるし、もうすこしでセール終わってしまうしで、悩みます。。

あまりに作品が読んでて印象的なので調べたら、結構な受賞歴に驚いたので書いておきます。
2018年第21回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞、
2019年リーヴル・パリ(フランス語版) レコメンド作品、
2020年第24回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。
なるほどだよなぁ、というのが自分も思うところ。

2022/11/10追記…星数変更します。主人公は美世と思っていたのでしたが、ジュディットの登場以来わからない印象となっていす。大浦さんのストーリーへの関わりも今主役を食う勢いであるし、岩次にも別の役割持たせて来ました。女性の胸元描写有り、床描写有り、なのに女性にセクシャルな空気よりも、中性を感じるビジュアル。
モモさんが主人公だわと思わせるも、回想シーンで年齢の若さが視覚的に感じられない為、今に連なる彼のこだわり所に、「以来ずっと」の感覚を抱きにくく、今まで謎めいてた、モモさんの過去のことなどに、スッと入り込みにくい感じです。1星下げます。
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1件
2022年10月23日
理想を超えてきた
ダイコーフンです。最高にまた一つ出会えた幸せ。
大戦中お婆さんの回想録のような形で、輸入雑貨やさんを舞台にした明治浪漫譚が始まります。ザックリ言うと19世紀末期、欧州におけるジャポニズムブームに懸ける長崎商人たちのお話です。
自分長いこと明治工芸にハマっていまして、それらが作中でチラホラ取り扱われるので、それだけで鼻息荒くなりました。著名人もいっぱい出てきて好奇心が忙しい。
この当時のニュースや建築、食べ物、文化、アンティークな品々の歴史などを紹介してくれる幕間もボリュームがあり、息つく間もなくずっと楽しかった。
それでいて人間ドラマもたっぷりと。史実を織り交ぜながら大筋に沿いつつ創作部分も素晴らしかったです。未熟だった主人公が色んな経験を吸収して、恩人の大事な人の救いになる成長ぶりは胸アツでした。舞台がパリに移ってからとか、題材に興奮して訳分からなくなってきちゃったので何度か読み返すハメになりました。
嗜好に叶いすぎて星10付けたい。有難うございます。
あとはマッシュ黒川くんで別冊出してくれたら三千円でも買う。
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11件
2020年12月8日
明治の長崎
長崎の鍛冶屋町で輸入商を営む青年のもとに、従業員募集の貼り紙をみた養母につれられて、サイコメトリー能力をもつ少女がやってくるのが第一話。いまのところ2巻まで読んだけど、サイコメトリーの特異さは、それほど物語には関わってこず、当時の文化や風習、人々の暮らしぶりをわかりやすくストーリーのなかに練り込んでおり、物語の面白さもさることながら、知識欲が満たされて読んでて幸福感を感じる作品です。長崎市内の地理に明るいと、知っている地名がバンバン出てくるので面白さが天井知らずです。丸山遊郭の解放令すぐ後だから元遊女という脇役も出てきますし、出島、山手居留地、女傑・大浦慶など郷土ワードがてんこもり。あとお寺さんも「あ…!」と思う描写なので、輸入よろず店「蛮」はあの辺りにあったのかなーなど想像も膨らんでワクワクします。3巻からは、店主と国を隔てて、どのように従業員たちが動いていくのか楽しみです。
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4件
2021年5月11日
高かったけど買ってよかった!
レビュー高評価&受賞作だったこととストーリーが気になり一巻を読んでみたら止まらず、、、高いのでかなり迷いましたが読んでよかったです!レビューを信じてよかったです…!
きっと時代考証だとかすごく丁寧にされていると思うのですが、(お話しの合間にでてくる作者さんの小ネタから、本当にこの時代がお好きなんだというのがひしひし伝わってきて勉強になります。)登場人物の設定の影響なのかどこか不思議な世界観とストーリー展開。女の子が女性になっていくまでの短いけれど濃密な時間と、当時の勢いやキラキラとしたわくわく感がリンクしているようでドキドキしながら読み進めました。
完結しているので、終わってしまうのが寂しいと思いつつ、色々な登場人物の視点でのスピンオフも読んでみたくなる作品です。
いいね
1件
2025年1月7日
最後は涙した
毎日無料で5巻まで読み、最後の1冊悩んだ末クーポンで購入。単価が高いので迷いますが、最後まで読んで良かった!!1・2巻はなかなか話に入りにくいです。明治期の文化的な話と読み手の感覚が合ってくると、どんどん引き込まれます。色恋については結局深く語られることはなく、人間群像劇といった趣です。個人的にはそちらも気になりましたけど…
戦争や世代を超えた話はどうしても人の死が絡んでしまいます。このお話はそれが受け入れるべきものとしてさらっと描かれて、無理なく受け入れることができます(また泣きそう)。もっと続きが見たかったです。
今の時代を頑張って生きよう!と思う作品でした。
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3件
2023年8月27日

最新のレビュー

長崎から始まる出会い
明治の長崎で、西南戦争で父親を亡くした美世は、奉公先として百年が経営する蛮を尋ねるが、、、
引込み思案の美世が、新たな世界を知り実際に世界に飛び出す夢のある物語。
恋模様も素敵だし、日本の良さも色々勉強にもなりました。
いいね
0件
2025年2月26日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ワクワク!素敵な日々の始まり!
分析:いっちゃん(シーモアスタッフ)
高浜寛先生の明治の長崎を舞台にした作品です。第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」受賞、「リーヴル・パリ2019」レコメンド作品と国内外で愛されている作品です。1878年(明治11年)、両親を亡くし親戚の家に世話になっている少女・美世は、鍛冶屋町の道具屋「蛮」で働くことになりました。給仕も針もできなく、自分に自信のない美世でしたが、彼女には触れたものから持ち主のことがわかる不思議な力がありました。親戚の家で厄介者のように扱われている美世でしたが、店主の小浦百年(こうら・ももとし)や岩爺との出会いは、ワクワクする素敵な日々の始まりでした。暗い日々を送っていた美世が、読めなかった字を覚えたり、ドレスの研究をしたりと、奮闘する姿がとても可愛く応援したくなります。頑張るうちに自分の長所を見つけていけるのはとても素敵なことですね。万博で披露された技術革新が当時の日本人にとって、どれほど衝撃だったかという時代の感じもとても伝わってきて、楽しい素晴らしい作品です。この先、どんなことが起こるのか楽しみで続きが気になります。

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