ネタバレ・感想ありニュクスの角灯のレビュー

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高かったけど買ってよかった!
2025年1月7日
レビュー高評価&受賞作だったこととストーリーが気になり一巻を読んでみたら止まらず、、、高いのでかなり迷いましたが読んでよかったです!レビューを信じてよかったです…!
きっと時代考証だとかすごく丁寧にされていると思うのですが、(お話しの合間にでてくる作者さんの小ネタから、本当にこの時代がお好きなんだというのがひしひし伝わってきて勉強になります。)登場人物の設定の影響なのかどこか不思議な世界観とストーリー展開。女の子が女性になっていくまでの短いけれど濃密な時間と、当時の勢いやキラキラとしたわくわく感がリンクしているようでドキドキしながら読み進めました。
完結しているので、終わってしまうのが寂しいと思いつつ、色々な登場人物の視点でのスピンオフも読んでみたくなる作品です。
すごくよかった
2024年10月10日
皆キャラが個性的でみりょくあり。この時代の海外の様子とか、ベルエポックってなんだろうって感じでしたが、古き良き時代。本当にストーリーと、特にラストが最高でした。朝の連続小説みたい。こう言う話は読んでみて損なしです。
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お値段高め
2024年3月27日
でしたが、面白く大変勉強になりました。作者さんもおっしゃってますが、子供の頃にしっかりと勉強しておけばよかったと後悔することが、歳をとる事に増えるなぁと思いました。また美世が経験したような、受験のための勉強ではなく、新しいことを知る楽しみとして、興味のあることをしっかり学べる時代になってほしいなぁ。なんてことを、読み終えて思いました。
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最後は涙した
2023年8月27日
毎日無料で5巻まで読み、最後の1冊悩んだ末クーポンで購入。単価が高いので迷いますが、最後まで読んで良かった!!1・2巻はなかなか話に入りにくいです。明治期の文化的な話と読み手の感覚が合ってくると、どんどん引き込まれます。色恋については結局深く語られることはなく、人間群像劇といった趣です。個人的にはそちらも気になりましたけど…
戦争や世代を超えた話はどうしても人の死が絡んでしまいます。このお話はそれが受け入れるべきものとしてさらっと描かれて、無理なく受け入れることができます(また泣きそう)。もっと続きが見たかったです。
今の時代を頑張って生きよう!と思う作品でした。
値段が高くて躊躇してました
2023年8月16日
6巻で完結です。買ってみれば1巻は190p、2巻以降は200p超え、書き込みも細かくお値段通りなのですが買うまでにすごく悩みましたが、買って本当によかったと思える作品です。
日本での美世とパリのジュディットのそれぞれの生き方、不幸も幸福もしっかり描かれています。
美世が孫に自分の話を聞かせる、という始まりですが、ラストシーンは考えさせられるものだと思います。
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さすがの受賞作品!
2023年1月20日
お値段高めですがそれに見合う綿密なストーリーと美麗な作画。明治の長崎の酸いも甘いも知ることができ大変満足度の高い作品でした!ちなみにヨミホでなんと待てば5巻分無料という太っ腹ぶり!購入に拘らなければめちゃくちゃ読み得です!
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星5つけずにはいられなかった
2022年12月31日
希望に満ちていた時代の長崎とその時代に生きた人の明るさがじわじわと沁みる作品でした。なぜ今でも外国に日本にはもう無いものが現存しているのか。その時代に商才に長けた人がいて、買ったものを大切にしてくれた人がいたから。実在の登場人物も、大変勉強になりました。みよちゃんとモモさんの恋心も切ないけど、最後のお迎えシーンは楽しかった。素晴らしい作品だと思います。
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アンティーク好きでファンタジー好きは是非
ネタバレ
2022年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先月10/23に一旦レビューしました。そのときは全体の4分の1と読んでおらず、その後11/10に1星下げました。どうも美世の役割がボケた感と、ジュディットさんの状況とストーリーの噛み方が俗っぽくの感じてしまったのもありました。本日11/30読了、やはり5星がふさわしいと再評価した次第です。
明治期の日本(長崎)と、フランス(パリと少し郊外)の空気を感じさせてもらったこと、キャラの環境を形成する小道具的物産や時代考証的に綿密な風俗の説明に終わってなくて、ニュクスが仕事した、という印象を持ちました。未来の希望伝わりました。(米の炊き方訓は私も親から学びました。)

以下は以前に記載したレビュー部分です。
今まだ毎日無料連載で22話を読んでいるところで、これからどう展開するか判らないのです。ここまで読んできて、とても引き込まれています。時代の薫りがプンプンするような雰囲気のある古い物を毎話幾つも、とても味のある絵で、こだわりの時代考証で描かれ、その中に主人公の、モモさんの謎めいてエキゾチックな存在がストーリーをユニークに持っていってくれて。夢幻の中で読んでる感じです。

完結してる(全6巻)ので、結末まで読み進めるのが楽しみです。
迷います。今は割引期間中、6000pts越えるところ、4870ptsで手に入るので。
ただ、他の読み物の予定もあるし、もうすこしでセール終わってしまうしで、悩みます。。

あまりに作品が読んでて印象的なので調べたら、結構な受賞歴に驚いたので書いておきます。
2018年第21回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞、
2019年リーヴル・パリ(フランス語版) レコメンド作品、
2020年第24回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。
なるほどだよなぁ、というのが自分も思うところ。

2022/11/10追記…星数変更します。主人公は美世と思っていたのでしたが、ジュディットの登場以来わからない印象となっていす。大浦さんのストーリーへの関わりも今主役を食う勢いであるし、岩次にも別の役割持たせて来ました。女性の胸元描写有り、床描写有り、なのに女性にセクシャルな空気よりも、中性を感じるビジュアル。
モモさんが主人公だわと思わせるも、回想シーンで年齢の若さが視覚的に感じられない為、今に連なる彼のこだわり所に、「以来ずっと」の感覚を抱きにくく、今まで謎めいてた、モモさんの過去のことなどに、スッと入り込みにくい感じです。1星下げます。
6巻で完結(最終巻)です
2022年10月17日
【毎日無料で5巻まで読めます】6巻を値下げで購入しました
冒頭、1944年の熊本から始まります。 主人公・美世おばあちゃんの回想物語です。
舶来品を扱う道具屋で働き始めた美世が、いろいろな事を吸収し、世界を広げていくところが楽しいです。 1巻につながる部分は6巻の最後の方で描かれており、全巻通して、若い頃の美世が成長していく、お話です。 最後の方はちょっと急いでいる感じもありますが、作者の長崎や天草に対する想いが表れています。 当時の風物や世相を知ることもでき、勉強にもなりました。
わくわくする
ネタバレ
2022年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ たまが出てきて嬉しかった!
作品の世界が繋がって、キャラクターの生き死にに泣いて笑って。
あたたかい作品。
星五個では足りません
2022年3月24日
評価の星数を上限よりさらに増やしたい位、素晴らしい作品です。
明治時代の話なので「昔」なのですが、出てくる当時最先端の品々の「新しさ」にワクワク。
主人公の美世が見ているであろう新世界のキラキラ感を一緒に感じて、読んで幸せになります。
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長崎が好きになる
2022年1月31日
長崎が舞台で実際にいる方々の話でもあり、とても興味深く楽しく読んでいます✳︎
地元ですが知らない事がたくさんあり、作品の舞台となっている場所を見て回りたいと思います。
高浜先生が出している他の作品と人物や話が繋がっているので合わせて読むと感慨深いです✴︎
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ぐいぐいひきこまれました
2021年11月24日
さっぱり予測できない楽しさがあります。この先どうなるのか、ドキドキわくわくの心境です。都筑区楽しみです。勝って損はないですね。
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明治初期、パリ上海長崎・・・趣き深い!
2021年11月15日
お値段高めな為まだ3巻迄ですが、静か〜に染み渡る作品です。魅力的な登場人物達に惹き込まれます。作画も下調べと緻密な書き込みに圧倒されます。そして物語は着実に動いて目が離せなくなります。
二ュクスとはいさかいを鎮める女神の事だそうで、冒頭の大戦末期の空襲の場面とリンクするところがあるのかどうか、ゆっくり読み進めたいと思います。
明治の長崎
2021年5月11日
長崎の鍛冶屋町で輸入商を営む青年のもとに、従業員募集の貼り紙をみた養母につれられて、サイコメトリー能力をもつ少女がやってくるのが第一話。いまのところ2巻まで読んだけど、サイコメトリーの特異さは、それほど物語には関わってこず、当時の文化や風習、人々の暮らしぶりをわかりやすくストーリーのなかに練り込んでおり、物語の面白さもさることながら、知識欲が満たされて読んでて幸福感を感じる作品です。長崎市内の地理に明るいと、知っている地名がバンバン出てくるので面白さが天井知らずです。丸山遊郭の解放令すぐ後だから元遊女という脇役も出てきますし、出島、山手居留地、女傑・大浦慶など郷土ワードがてんこもり。あとお寺さんも「あ…!」と思う描写なので、輸入よろず店「蛮」はあの辺りにあったのかなーなど想像も膨らんでワクワクします。3巻からは、店主と国を隔てて、どのように従業員たちが動いていくのか楽しみです。
圧倒的! 他には無い個性の傑作
2021年3月3日
絵もオリジナルで雰囲気があって素敵ですが、ストーリーもイイ!
こんな漫画見たこと無いです。無料で気にいった方は、迷わず全部買ってヨシ!
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明治期の長崎の文明開花の物語
2021年2月25日
西南戦争で身寄りをなくした少女が長崎の道具屋で西洋の文物と出会い、恋をし、世界を広げていく話。その時間は永遠に続くものではなくても、その思い出があったから生きていける・・・そんな示唆に富んだ物語です。
時代特有の浪漫が魅力的に描かれています
2021年2月24日
長崎、巴里を舞台に一人の女性の人生で最も輝き素晴らしい時間が描かれています。浪漫に溢れながらも、時代背景などがしっかりとしていて勉強になります。登場人物たちもあたたかく人間味があって素敵です。
最後まで読んでよかった!
2021年1月31日
いろいろな伏線が回収される最終巻。登場人物たちはみな自分の気持ちに正直に、激動の時代を生き抜きます。本編と同じくらい著者のコラムも素晴らしい、読んでよかった!
理想を超えてきた
2020年12月8日
ダイコーフンです。最高にまた一つ出会えた幸せ。
大戦中お婆さんの回想録のような形で、輸入雑貨やさんを舞台にした明治浪漫譚が始まります。ザックリ言うと19世紀末期、欧州におけるジャポニズムブームに懸ける長崎商人たちのお話です。
自分長いこと明治工芸にハマっていまして、それらが作中でチラホラ取り扱われるので、それだけで鼻息荒くなりました。著名人もいっぱい出てきて好奇心が忙しい。
この当時のニュースや建築、食べ物、文化、アンティークな品々の歴史などを紹介してくれる幕間もボリュームがあり、息つく間もなくずっと楽しかった。
それでいて人間ドラマもたっぷりと。史実を織り交ぜながら大筋に沿いつつ創作部分も素晴らしかったです。未熟だった主人公が色んな経験を吸収して、恩人の大事な人の救いになる成長ぶりは胸アツでした。舞台がパリに移ってからとか、題材に興奮して訳分からなくなってきちゃったので何度か読み返すハメになりました。
嗜好に叶いすぎて星10付けたい。有難うございます。
あとはマッシュ黒川くんで別冊出してくれたら三千円でも買う。
一気に引き込まれました
2020年6月22日
実在の人物を絡めつつ良き時代を生きた主人公の思い出に何度もページを行きつ戻りつしながら読んで、もっともっとと思うちょうど良い加減で終わるとは!最後に誰と結ばれたのか迄は描かれていたけど読者としてはソコをもっと詳しく!と思わせられたりと楽しませてもらいました。
不思議な空間
2020年5月24日
無料分の1巻だけを読みました。引っ込み思案な女の子が文明開花の世界に触れて、成長していく感じがすごく共感できる。冴えない感じの女の子なのに、すごく可愛く見えてしまう不思議な描写です。
長崎
2020年5月18日
明治初期の長崎で西洋道具屋を舞台に繰り広げられるストーリー。初めはパッとしない美世が百や様々な西洋の品々に触れ合うことにより、明るい素敵な女性になっていく成長が面白い。美世の不思議な能力は有るもののファンタジーに寄り過ぎず、岩爺などキャラクターも揃っておりヒューマン物として楽しめます。
さすが手塚治虫文化賞!
2020年5月6日
テレビで本作品が「手塚治虫文化賞を受賞」と聞いたので何気なく購入。

いまどき、胸きゅん狙いも無い、ギャグでもバイオレンスでも無い作品で、こんなにワクワク楽しめる作品は希少だと思います。
おまけページで、作者がアンティークや時代背景に思い入れがあるのがよく解る辺りも、作品に深みを持たせてくれます。

もっと作品を広めてもらって、アニメでも実写でも映像化して欲しいです!
素敵
2020年5月4日
めちゃ好き、
世界が好きなものを書いている作者の何かがある上に面白い
その時代背景は大正?炭次郎?
面白い
2020年4月3日
文明開化時代が好きな方にはオススメです。恋愛や人間関係メインではないところが気に入ってます。この巻は日本から海外へ編。さらっとした画風も良いです。
落ち着いて読める作品
2018年1月27日
明治時代が舞台で、多少セリフは多めですが、重く堅苦しい感じかと思いきやそんなことはなかったです。登場人物は奇抜ではなく程よく個性的で、現代とは違った情緒の中、落ち着いて読める作品。まだストーリーがどういった方向に展開されるのか読めませんが、お店の展開を中心に主人公の女の子の成長物語なのかなと思ってます。読んでいるとこの女の子と同じように新しい世界が開ける希望というか明るさをじんわりと感じました。なんかNHKの朝ドラにちょうどいいんじゃないかという気もしますが(笑)、面白いですね。
長崎から始まる出会い
2025年2月26日
明治の長崎で、西南戦争で父親を亡くした美世は、奉公先として百年が経営する蛮を尋ねるが、、、
引込み思案の美世が、新たな世界を知り実際に世界に飛び出す夢のある物語。
恋模様も素敵だし、日本の良さも色々勉強にもなりました。
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実在の人物が登場するのでリアル
ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長崎が舞台だから最後にこうなるのはわかっていたけど、それでもやっぱり哀しい終わり方だったなあ。でもまあ、美世が「不思議の国」にいた間はもちろん、その後の人生だってがんばって幸せに生きたんだと思えばいいのかな。それにしても、大浦慶さんに混血の隠し子というフィクション設定はよく遺族の了承を得られたな。
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考証と絵がうまい。
2021年12月19日
長崎とパリを舞台に、西南戦争孤児の美世が成長していく物語。硬派な朝ドラ素材で、きちんとした考証と絵の上手さが説得力を持たせています。惜しむらくは、周囲の人がいい人で好意的に美世を助けてくれるのですが、その美世がやや、受け身で流され気味なことと、日本とフランスに話がいったりきたりで、ももさんへの美世への想いがややフォーカスがぼやけがち、ていうところでしょうか。
明治から
ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ モモとジュネットの間には娘ができたんだな。
美世が帰国したのが10年後だけど民平は待っていてくれたんだろうか。
美世は二度の世界大戦を生き抜いたんだなぁ。
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良き
ネタバレ
2021年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幕末、明治、大正、昭和戦前とノスタルジー好みなので時代背景に魅了されウンチクにも勉強させて頂く作品でもっと読みたいと。
しかし最後が何か尻切れ蜻蛉感が。
リアルタイムで読んでないのでどういった扱われ方かはわからないが。
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2巻まで
2020年11月1日
作者さんは天草出身の女性漫画家ということもあり、冒頭は熊本の空襲から始まります。
そして、舞台は西南戦争の傷も癒えていない明治初期、長崎へと移る。
そこで、主人公であるおぼこ(笑)な少女が個人貿易商で働くことになる物語。
商材に日本文化が多く当時の日本文化が多く描かれている。また西欧の文化も国内で先駆けて販売しようということで当時の小物や服装等出てきてアンティーク好きな人は図鑑的な楽しさもあるだろう。
ストーリーは貿易を広げていくことと、ヒューマン、恋が主なところ。
さすが手塚治虫マンガ大賞受賞ということで、10ページも読むともう客観評価で☆4か5。
とはいえ、好みというものはあるもので、じっくり読みたい人向けです。
そのためスピードとハラハラドキドキ感が欲しい人には物足りなさそうです。
逆に、時代やアンティークにアカデミックな興味を持ってる人には面白いでしょう。
あと、価格が結構高いですね。
内容的に妥当とは思うけど、無料1巻、半額2巻読んで次がどうしても気になるという感じではなかったので続きはちょっと悩み中。
1巻は☆4、商売の話が細かくなる2巻は☆5寄りでした。
個人的には若干綺麗過ぎですかね、素敵過ぎというか、最近はすっかりジャンク好きだったり生活感ある部屋が好きとかそんなんなっちゃいました。
でも良かったです😊
大賞を取ったと聞いて
2020年7月5日
女の生きざまに感動し、未来の広がりを感じさせられた最終回から冒頭に戻ると思うと大変切ないですね。反戦も主題なのでしょうか
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明治
2024年1月22日
明治時代の日本、長崎の物語。方言がいいかんじ。時代考証がしっかりしていて、その時代のひとびとの考え方や暮らし、登場人物の西洋文化への接し方が魅力。
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