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ライトノベル
アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ
5巻配信中

アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ

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作品内容

撃たれた左肩と心臓の手術を終えて「クローク&ダガー」に戻ってきたアドリアンはジェイクとの関係をどうしたらいいか迷っていた。次第に体調も回復してきたある日、改築していた店の同じ建物から古い死体が発見される。それは50年前に失踪したジャズミュージシャンの変わり果てた姿だった。 アドリアンはジェイクと調査を開始。カミングアウトし、市警を辞職したジェイクは、探偵の仕事を始めていたのだ。電話一本でジェイクが駆けつけてくれる事に、予期せぬ感情が揺さぶられるアドリアン。 かけがえのないお互いの存在を確信しながら、ふたりは半世紀前の謎に挑む――。

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レビュー

アドリアン・イングリッシュのレビュー

平均評価:4.7 74件のレビューをみる

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高評価レビュー

終始イライラするけど…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 【ヨミホ】
お話は5巻一気読みするくらいめちゃくちゃ面白いです。良質な推理小説であり、もーライトノベルを超える文学作品のようなお話でずっと引き込まれました。
ただ、キャラクターがね…。終始イライラが止まらんのですよ。
まず、元彼第1号メル!5年も付き合っといてアドリアンの病気が怖いからと言って別れる男。その後遊びまくりまたアドリアンに手を出そうとして、アドリアンの手術跡を見て怖気付くクソ野郎。
次にガイ。最初はガイと結婚した方が良いと応援してたら、まさか付き合って最初の9ヶ月?くらいアドリアンの了承だとは思うが他の男達とエチしてた上、捕まってたピーターに手紙を出してた信じられない男。
そしてジェイク!妊娠からの結婚。。まあ、最初から子供欲しいって言ってたしそこはまだ良いとしよう。でも流産してなかったら普通に結婚してたよね…?それとも結婚してても二重生活してSMクラブで発散してたのか?またこのSMクラブよー。アドリアンと付き合ってた最初の方も通ってたのかよー。別れた後でまた通い始めるのは良いよ。アドリアンの事が好きで荒れてたか、流産のショックかだろうし。if if ifと考えてたらどうしようも無いし、4巻の『海賊王の死』の冒頭で「偶然は遡ったら必然」みたいに思うべきなんでしょう。ただアドリアン側からしか描かれていないので、ジェイク視点からも読みたかったです。どれだけジェイクがいままで苦悩して生きてきて、アドリアンを愛してるけどノーマルとして生きなければ。。みたいな葛藤が読みたかったな。そしたらもっとジェイクに好感持てたと思う。
最後に主人公のアドリアン。すぐふざける所とか皮肉屋の所が時々イラッとしたけど、心臓に欠陥を持ち弱いところを見せたくなくて自分を守るため、無意識に自己防衛を張ってたんだなと最終巻で気付けた時、ようやくアドリアンに好感持てました。そしてその全てをさらけ出せるのがただ1人ジェイク…。
はっきり言ってこの2人毎回衝突するから今後大丈夫なのか?と不安が残ります。友人だったらジェイクはやめとけってリサと一緒に止めてるかも。でも、これだけ2人が愛し合ってたら他者がどうこう言うもんでは無いし、仕方ないですよね。
そして、リサみたいに周りを固めるキャラクター達が個性的で魅力的でした。
色々とめどなく思いのまま書いてしまいましたが、気持ち溢れるくらい面白かったです。
いいね
3件
2024年1月5日
全5巻(+短編1冊)夢中で読んだ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 海外作家が描くBLってどんなものかちょっと読んどくか、くらいの興味で読み始めたら、これが面白くて夢中で読んでしまいました。毎日寝不足です。

攻めのジェイク!こいつがとにかくややこしい男で、なかなか2人は収まるところに収まれない。怒りで何回も奴を脳内で八つ裂きにしつつ、それでもアドリアンがジェイクに惹かれているのがひしひしと伝わってくるので、結局ジェイクを許すしかない。読んでいるこちらの心も嵐のように荒れ狂う。
アドリアンにはジェイク以外にも知的で懐の深い男やら馴染んだ元カレやら複数からのアプローチがあるのだが、ジェイクの瞳の色やシンプルな服装や引き締まった筋肉を淡々と観察するその視線に、アドリアンの心はジェイクしか求めていないことがあからさまなのだ。そしてなにより、アドリアンに触れるジェイクの優しい手つき!最初の頃の遠慮がちな手、信頼が深まってからの気持ちのこもった手、腰に回される手…。恋人にするにはあまりにも難儀なジェイクの良いところを途中必死で探してみたが、この愛に満ちた手、スキンシップ、つまりSEXしか良いところがないんじゃないかと愕然とした。その唯一の良いところすらも、4巻で見失うわけだが…。

ジェイク・リオーダン、お前という奴は…と4巻まで何回も打ちのめされてきて、5巻ではまさかの「アドリアン、お前って奴は…」。ここに来て最大の障壁が明らかになる。もともと少食なアドリアンが5巻では液体以外はほぼ栄養を摂取してないように見えて、彼の身体が心配になる。
5巻の母親リサの存在がありがたくて、浮世離れした少女のようだったリサが、恐るべき母親力を発揮して、アドリアン以上にアドリアンに必要なものを見抜いている描写に舌を巻いた。

エチシーンは期待以上に良くて、緊張感やためらい等の心理描写、一歩進むことへの喜び、相手の中の欲望や満足感を探る様子などにリアリティがありました。

読み終わってしまうと、もうこれ以上読めないのだという強烈な喪失感に襲われましたが、ありがたい番外編含めて完璧な幕引きだと納得しました。再読すると、初読の時には知る由もなかったセリフの奥にある2人の(特にジェイクの)本心が垣間見えて、また違う楽しみがあります。
すっかり作者のファンになりました。
※複数の地雷要素がありますので、地雷を避けたい方はレビューなどでよく調べてからお読み下さい…。
いいね
16件
2023年1月7日
沢山傷つき失いながら進み続ける姿に感動
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 長くなるので最初にザッとまとめますと、ミステリーとしては極上です。犯行動機・人間関係・それぞれの思惑・など、絡まった糸を丁寧に解くように進みます。明確に1巻1事件というのも分かりやすくて読者に優しいと思います。
ただ、BLとしてはかなりカルチャーギャップを感じました。単純に衣食住あらゆる面で何気なく登場する固有名詞や行動、会話に至るまで馴染みがなくて、私なんかは半分も理解できているか怪しいです。割と身近な海外のはずのアメリカ、それでも分からないアメリカンジョークもありました。
ほとんどの人に翻訳本独特の読み辛さは確実にあると思います。それでもマイナス面をカバーして余りある面白さ・奥深さがあるので、是非読んでもらいたいです。
2巻までは総評したような事を感じながら気楽に読んでいたし、明るい展望も持っていましたが、3巻から一気に翳りを見せ本格的なBLを見せつけられた感じです。アドリアンの立ち位置が、いつから?どこから?か分からないまま不本意極まりないものになったのか、どうしてこんな事になったのか切なくて苦しくて辛くなりました。
結局、信じられない展開のまま3巻は終了。先が気になり4巻に突入するも、早くも人物紹介のページで暗い気持ちに追い討ちをかけるような説明に愕然として、読む前からアドリアンの気持ちを思うと心が軋みました。
4巻までで比喩でも何でもなく何度も死の淵に立ったアドリアン。健康な人なら考えもしない人生の結末、「人生の締め切り」は、本当は誰にでもあるし、それがいつかも分からないのに、常に身近に感じる恐怖・不安はどれ程だったろうと思います。命をかけたやり取りの中、傷つけ傷つけられながら真実の愛を探す二人(特にアドリアン)に感動しました。
全体的に主人公達の年齢が高いので、可愛らしいファンタジーBLではなく、色んな意味で大人のストーリーでした。辛く苦しい事ばかりなのに不思議と涙は出ません。諦念を含んだ暗く重い心の傷は、涙で洗い流せるものではなく、深く刻み込まれ、残り続けるものなのかもしれないと思いました。そんな傷を幾つも抱えながら前を向いて進み続ける二人を見れて良かったです。
いいね
4件
2023年9月29日

最新のレビュー

夜更かし必至
シリーズ一気読みしてしまった、おかげで仕事中もあくびが止まらない。どのシリーズも、展開のエンジンがかかる前の前半は少し退屈なので眠る前はここまでにしておいた方がいい。話が動き出したら止められない。気取った海外翻訳も、いいアクセントになっていてそれも楽しみの一つ。
いいね
0件
2025年4月12日

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