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ライトノベル
雨降りvega
1巻完結

雨降りvega

590pt/649円(税込)

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作品内容

高校生の文人が唯一心を開くのはネットで知り合った年上の男性「アルタイル」。趣味の天体観測を通じて穏やかにメールを交わすつきあいだ。卒業式の後、友人の言葉に酷く傷ついた文人は駆けつけたアルタイルと初めて会いその人柄に更に惹かれるが、本名すらわからないまま交流は途絶える。数ヶ月後、姉が連れて来た婚約者はアルタイルその人で? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 雨降りvega

    590pt/649円(税込)

    高校生の文人が唯一心を開くのはネットで知り合った年上の男性「アルタイル」。趣味の天体観測を通じて穏やかにメールを交わすつきあいだ。卒業式の後、友人の言葉に酷く傷ついた文人は駆けつけたアルタイルと初めて会いその人柄に更に惹かれるが、本名すらわからないまま交流は途絶える。数ヶ月後、姉が連れて来た婚約者はアルタイルその人で? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

レビュー

雨降りvegaのレビュー

平均評価:4.7 138件のレビューをみる

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高評価レビュー

文体が好き BL無関係にスタイル良かった
映像で表現しようとするよりも、文字は文字のまま書き表しているところが沢山あって、却って字面の流れと、言葉選択の明瞭さがリズムよく入ってきた。主人公文人の相手をなかなか名前さえ出さないこと、ストーリー上無理がないが、まるでそこに読者への効果を計算しているよう。心のなかでは近く、実生活では遠いまま、やっと持てた希なる接点でさえ、相手から彼のテリトリーに立ち入らせたてもらえない煙幕がかかる。根拠はストーリーと共に不可分に置かれているのに、主人公視点からの彼の姿とダブらせてもいて、良くできている構成なんだなと。そこへ、初めて名乗る場面来て、そこにやられたな、と感じる。うまく行かないままにただ時間経過をしていってしまうベガとアルタイルをもイメージに乗せてるんだなと。
その他天文関連材料も使って統一感巧み。
二人の苦しい関係について大袈裟に煽り立てたりなどせず、まさに雨降り模様がお似合いの二人に、弱く細い雨がここというとき切なさを添えている。

いろいろご都合主義もあるが、筋立ての新奇さを期待しなければ、各場面のクリーンな描写力を気持ちよく読み進めて、時間進行の中で正反対に関係の方のサクサク進行がない二人の推移を味わえる。

新開氏の心情が抑制的に扱われる分、文人視点の心のアップ&ダウンは同調して読める。しかし、見えにくい新開氏の心の中の空模様に対する共感は、築かれにくい。
新開サイドの小話「七年目の雨上がり」が本編後差し挟まれていて、掬い取り足りなかった部分は少しフォローされてはいたが。あとがきで、一方の気持ちを書きたかったとのこと、そういう作者の意図を受け止めねばとは思う。

過去既読済みの凪良先生作品「未完成」と、ストーリーのほうは、なんとなく似ている感じが拭えない。お詳しい人は立場的に見て逆と思うかも、だが。

88%5行目、「出来れば一生知りたくなかった」が正しいのでは?「知りたくなった」とあるが。
紛らわしくなるので、誤植ならそういう所は出版前に直して欲しい。
いいね
3件
2020年2月15日
清廉な心
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生の文人が愛おしくて愛おしくて…
アルタイルという存在に救われていくところ、
本当に素晴らしい。
よかったね!よかったね!と胸が熱くなりました。
神崎との出会いにも、よかったね!!!
その後の
ああ…
という落差。
本当に悪い人は出てきてないが、タイミングだったり、
どうしようもないところで傷ついていく文人がかわいそうで…
最後はもちろん箱の中身がわかった時点で美しい結末が見えるのですが、
見事な美しさでした。

凪良ゆう先生の作品を読みあさっていますが、
今のところこれがトップかもしれません

体を重ねるシーンですらハラハラ、せつなくて
色っぽいシーンはなかったですが
そんなものは些細なことなんだなぁと初めて思いました。

文人の辛さばかりを読み進めるわけですが
新開さんの方だって酷いもんですよね……

読了後こんなにほっとしたのは初めてです

二人に幸あれ

(完成した二人の後を書くのは苦手との作者様ですが、ぜひにみたい二人でした。ラブシーンしゃなくていいんです。ただの日常、メールが来ただけで喜ぶ二人をもっとみていたい…。この綺麗な二人が紡ぐ日常に触れていたいと思う素敵な作品でした。
いいね
2件
2020年8月3日
何度読んでも泣く
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校3年生の文人がメールでやり取りしているのは「altair」(七夕伝説の彦星とされるわし座のアルタイル)というハンドルネームの男性。文人は「vega」(織姫とされること座のベガ)というハンドルネームでメールのやりとりは3年になります。
あるとき文人がどうしようもなく悲しい目に遭ってメールをすると「altair」は駆けつけてくれました。
BLって何が一番ネックかと考えるにやはりどこを好きなったかというところだと思うのです。ふたりが出会うシーンはとても印象的です。好ましいメールを送るその人の外見はとてもキレイで、知る度にそのうつくしい魂に触れていきます。全身に互いを愛する気持ちが充満しているのに拒まなくてはいけないふたり。ページをめくる指が止まらなくなります。ふたりが決めたことならば、もうどんな結末でも受け入れられるような気がしてきます。読み終わって静かな感動に包まれました。凪良先生すごいです。やはりBL小説を読むのはやめられません。この気持ちをどう表現すればいいのかその言葉を私は持ちません。とにかく最高です。
麻々原先生の挿絵がないことだけがさみしいですが、物語は素晴らしかったです。
2013年12月 総231ページ 挿絵なし
いいね
8件
2023年1月18日
しっとりとした話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイである事を悩む文人。ネット上のハンドルネームAltairとVegaで交わされる悩み相談や星座の話。いつしか文人はAltairに会いたいと思うようになる。ゲイである事を伝えた友人の本音を聞いてしまった文人が、助けを求めたのがAltair。初めての出会いで惹かれ合う2人だったが、Altairは好きになってはいけない相手だった…

不幸な生い立ちだったり不遇の境遇だったりするわけではなく、決して派手な展開は無いが、しっとりと進んでいく話にいつしか引きこまれていきます。読後はジワジワとくる幸福感に浸れます。

文人の性癖への悩み戸惑いに、思春期らしい潔癖さ純粋さを感じました。一方、文人がゲイである事を伝えた友人の反応は、分かる部分もあり酷いとも言い切れない…。お互いに純粋だからこそ、苦しむ姿に切なくなります。
自分の意志ではどうにもならない何かに押し流されていく2人、お互いの間に産まれてる気持ちが分かってるのに言えないのが、苦しい。

ぜひ読んで確認して欲しい、青の箱の中身がすごくロマンチック!
いいね
5件
2020年4月19日
タイトルに絡ませた小物使いまで素敵
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな先生の作品で、これだけの高評価かつレビュー数を誇る…という事で、また(本当にまた。何度やらかしても懲りない私)あらすじもレビューも確認せずに読み始めてしまい後悔しました。というのも、序盤から早々に悲恋の予感が漂ってきて、バドエン・メリバに耐性のない私には覚悟が必要になったからです。でも、あらすじを読んでズドーンと落ち込みました。
先生の作品は何作も読んでいるので、『おやすみなさい、また明日』のように、ハピエン(だと思う)であるのに泣けて泣けて仕方ない類のお話がある事も知っています。なので今回もそうかも…と思いつつレビューも確認しましたら、皆さん断言はしないものの希望が持てそうな感想が多かったので読み進められました。
ラスト付近で、大団円の予感にホッとしたのも束の間、とんでもないどんでん返しを食らって、まさかの展開に驚きと感動でジェットコースター並みにドキドキさせられましたが、タイトルからストーリー展開、シチュエーションに小物使いまで計算し尽くした美があったように思います。
いいね
2件
2023年11月29日

最新のレビュー

凪良先生の傑作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良先生の作品を最初に読んだのは「薔薇色じゃない」。以来、美しい彼シリーズや「おやすみなさい、また明日」「未完成」「君が好きだった」などなど全巻制覇に向けて順調に読み進めています。
この作品は高校生が主人公vega文人。高校生の頃って自分がどう見られるかが気になる、繊細で壊れやすい、でも怖い物知らずな大胆さもあって、好きな人で世界のすべてな時期。凪良先生の文章はその儚さと儘ならないもどかしさを瑞々しく描いています。
心が浄化されるような忘れられない一文が、必ずどの作品にもあって。
「どれだけ経験を積んでも、どうしても鍛えられない場所が人間にはあるのですね」
bl要素は薄めですが、一般小説として多くの人に読んだもらいたいなぁと思いました。
いいね
1件
2025年4月24日

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