パブリックスクール ―檻の中の王―(樋口美沙緒 )の注意事項

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ライトノベル
パブリックスクール ―檻の中の王―
8巻配信中

パブリックスクール ―檻の中の王―

640pt/704円(税込)

448pt/492円(税込)
7/30まで

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134pt/147円(税込)

作品内容

名門貴族の子弟が集う、全寮制パブリックスクール――その頂点に君臨する、全校憧れの監督生(プリフェクト)で寮代表(ヘッドボーイ)のエドワード。母を亡くし、父方の実家に引き取られた礼(れい)が密かに恋する自慢の義兄だ。気ままで尊大だけれど、幼い頃は可愛がってくれたエドは、礼の入学と同時に冷たく豹変!! 「一切誰とも関わるな」と友人を作ることも許さずに!? 厳格な伝統と階級に縛られた、身分違いの切ない片恋!! ※口絵・イラスト収録あり

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レビュー

パブリックスクールのレビュー

平均評価: 4.7 488件のレビューをみる

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高評価レビュー

2巻まで読了。8巻追記心はもうリーストン
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 見えない血の鎖に縛られた貴族のエドと、まだ見ぬ父を頼り日本から渡英した天涯孤独な礼。
義兄弟となる彼らが通うパブリックスクールを舞台に、身分違いの愛が水面下で渦を巻く。

長いシリーズなのでちょっぴり躊躇したけれど、挿絵が美しく文章も読みやすい。
広大な庭に佇むマナハウス。古く格式の高い寄宿学校。
英国の伝統ある建造物と美少年たちに、それはもう胸が高鳴って…

貴族のエドは愛を自由に選べない。
自尊心は高く、まるで王。
弱さは見せず愛への渇望を力ずくで押し込め、権力を持つ高貴な者としての責務を果たしている。
そんな孤独な王様が、小鳥のような礼と出会い、チュンチュンと懐かれ…さぞ可愛いかろう。愛せないのは辛かろう。

冷たく扱われる礼が可哀想で1巻目はひたすら辛い。
けれど一読目では傲慢で横暴なだけにしか見えなかったエドの仕打ちが、彼の弱さと独占欲を知ってからは、そんなことまでかとたまらなく…

自ら当て馬になっていくスタイルの二番手ギルもいい仕事をしていて、その成長と感傷には当てられた。意地悪くニヤニヤと皮肉を言いながら抜かりなく立ち回る。彼の心のうちはどうだったのだろう。

作中のパブリックスクール感がとにかく魅力的。
閉鎖的な二人だけの休暇、仲間、劇、Xmas…
この期間が丁寧に書かれているからこそ、大人になってからの物語も魅力が増す訳で。
特にXmasは特別。散歩してヤドリギ見た後、暖炉の前でホットワイン飲みたい!

※追記
3巻Xmasエド視点良い!ジョナス視点色々補えて助かる。大人に恋人になり、改めて直面する、国が違う血が違う障壁。書ききった作者様に感じる覚悟

4巻監督生を務める双子のアルとスタン、圭人の過去が辛い。愛のための犠牲、自分で決める居場所、全てを見通す寮代表。恨むより許しを選ぶ圭人が最後は皆に愛され嬉しい

5巻英アート界で礼が受ける厳しい現実。デミアン辛かったね。展示観たい!ギル、いい奴…好き…

6巻スタン救済回。不器用で弱いスタンの音楽と愛。渦巻く感情が一読では消化しきれない。圭人はバッハ…わかる

7巻ご褒美巻。他キャラ視点楽しい、なんとゴドウィンまで!ギル…尊い…。プロフ他メンから一言良い!

8巻面白かった!描き下ろし2編は主人公達の幸せな未来と愛深まる美しい話。ギルは最早別格、ありがたい…

まだ何か書いているそうで楽しみ!
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21件
2025年12月24日
高貴で奥深い作品!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まだ、3巻までしか読んでいませんが、すごく良かったです‼︎ この本に出逢えて良かった、、、!表紙が少し暗い感じでスルーしていたのですが、その表紙がある意味期待を裏切って、読めばこの表紙がこの作品のすべてを表しているかのようです。孤高の王エド、なにもかも諦めているような、でもその奥には激しい情熱を秘めているエド。作者さんも3巻のあとがきで書かれていますが、ほぼ礼の目線で物語は進みながら、これはエドの物語だと感じます。その苦悩を正面から受けとめ、礼を得られなければ魂が死んでしまうほど愛していながら、礼が自分を愛することは、礼を傷つけ、苦しめてしまうことを分かっていてもなお、求めずにはおられず、それを受け入れてもらえるかずっと怯えていたエドの独白を読んだ時、大袈裟ではなく涙が止まりませんでした。すぐに再読決定!また1巻から読み直さなければ‼︎

しあわせとは、表面上だけではなく、心の底から愛し、その愛によって失ってしまうものや傷つくことも受け入れる2人をみて、素晴らしい作品に出逢えたことに感謝しています。本当にBLの枠を超えた読み応えのある傑作です!正直、レビューが少ないのが信じられない。世間の皆さま、もったいない〜‼︎

また表紙、挿絵が秀逸で、世界観を余すところなく現しています。うっとりしながら物語の世界にグイグイ引き込まれます。美しく独裁的な孤高の王エドと、どこまで傷つけられても、儚くも愛することを諦めない礼。こんなに奥深い作品とは、そうそう出逢えることはありませんね。残りの作品も楽しみにしています!

【追記】4・5・6巻読後です
4・6巻は、これまでのエド&礼、とは違う、スタン&桂人CPのお話です。スピンオフでもなく、学年もかぶっていないリーストンスクールを舞台にしたお話でした。
衝撃の3巻を読み終わった後なので、すんなり物語に入れるか心配でしたが、余計な心配でした‼︎すごくすごーく良かった‼︎この2人のお話、まだまだ読みたい‼︎って思います。難ありなのはやはり貴族の方のスタンの方で、桂人は礼よりもっと悲惨な状態では、、、と思いつつも、賢くて強いんですね。次第にスタンにも皆に愛され解放されていく桂人ですが、対するスタンはとても臆病で。2巻かけて、スタンの脆い心が桂人の力を借りて自分で解決していく様は切なくなる場面も多かったですが、最後は泣けるほどいいです!
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7件
2025年7月9日
愛すること
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛するって何?みたいな作品です

主人公レイはたった一人だった家族である、お母さんをなくして父方の家族であるイギリスの大貴族に引き取られます。
貴族であることを誇り、血族をすごい気にするその家で、愛人の子であったレイは冷たくされ
学校でもいじめられます。
そんな家で、唯一優しくしてくれたエドのことを好きになり、レイは好きだから少しでもそばにいたいと同じ全寮制学校に入学します。

そうして入学したレイにすごい怒りそれまでとうってかわって冷たく接します。
「これから先、誰とも話さず、誰とも関わらず、けして目立つな」
って言われレイは好きだから、そばにいたいから、“そばにいることでいつかぼくの愛が伝わればいいな”って思いながら、その言いつけを守り生活します。

そうして、2年以上そんな状態で過ごして
学校の中で、レイは変人扱い

あるとき
一人で絵を書くレイと、レイのかいたオフィーリアの絵を見て
演劇の授業の台本が思い浮かんだため、オーランドはレイをその授業へと誘います
そうして、レイの世界は少しづつ広がっていきます。

レイは、ずっと
“自分の愛が、エドに届いてるか”ってことばかりきにして

エドに自分の愛が伝わらないなら
もう、愛することを辞めるっていって
エドを傷つけてしまいました。

でも、世界を広げる関わりの中で
本当に大切なのは、自分の愛が届いてるかどうかではなく
それは、相手にしかわからないことで
自分にわかるのは
“相手の愛が、自分に届いてるかどうかってことなんだ”ということを思い出し
エドの愛はすでに受け取っていることに気が付き、そのうえでエドと話をしたり関わりを持つようなります。

レイに対して、エドは束縛して、閉じ込めてきましたが
「世界を広げるのは許すから、俺の目の前で、誰とも付き合わないでくれ」と懇願します。

やがて

卒業の日がきて、
最後の別れの日が来てしまいます

最後の日、二人は話をするのですが
形の違う二人の愛は…。


【感想】
この、話をするシーンは
すごい感動的でした。
絵もすごくきれいで
ストーリーにメッセージ性が感じられる作品で
BLをこえた作品だと思います!

読んでよかった!!
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6件
2021年5月20日
エド、おめでとう。お疲れさま。※追記
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ3冊まで読んだ感想です。※全編読んだので追記します。

いつも緊張してビクビクオドオドしているレイの様子を読み続けるのは根気が要ります。1冊目はほぼ全編そうなので。
レイの育った環境がそうさせているのでしょうが、閉塞感が苦しかったです。

2冊目の中盤からは、パブリックスクール時代から8年後、レイは20代半ば過ぎて日本での展開になります。
レイの社会人とは思えないピュアホワイトっぷり。無自覚カマトトちゃん。絶賛モテ期です。
そのせいで大なり小なりトラブルに巻き込まれてるのですが、再会したエドにその都度救われる。エドの強引さに戸惑いつつ、それもレイへの愛からだと気がつくのは大抵は時間が過ぎてから。

本当はレイを愛したいエドの苦しみに気がつくのは2冊目後半から3冊目です。
3冊目ラスト近くのエドは、まさに8年後の王と小鳥のカバーイラストのイメージそのものでした。


1冊目ではエドは傲岸不遜なヤツですが、読み進めた3冊目くらいになるともう『エド、さぞかし辛かっただろう…お疲れさま』と同情する始末。
エドはこれからもずっとレイのピュアさゆえの正義感ににヤキモキさせられるんだろうな。笑。
多少の暴走は許してあげたくなるレベル。むしろレイの方が腰が引けてます。そのくらいエドの愛が深い。

そして、両思いになりました、めでたしめでたし。…だけじゃなく、価値観の違いや社会的立場の重み、身内への葛藤、幼児期の辛い過去を乗り越えていくのが読みごたえがありました。

ちょっと気になったのは、レイとエドの本当の血縁関係。
これ、あれとは違う設定ではダメなのかな?同性の恋愛はOKでも、どうなんだろう?


追記です。

シリーズ全編読みました。

エドが強い者の孤独な愛だったならば、スタンは自己犠牲の不器用な愛でしょう。
レイがあまねく皆んなに愛を分け与える人なら(勿論エドは特別)、ケイトはスタンを導く愛かな。

結果的にそれが周りにプラスに波及していくのはどちらかのカップルも同じです。

BLだと敬遠せず、人間ドラマとして読んでいただきたい作品です。
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10件
2021年4月13日
星5以上!取材力高い!4巻も欲しい!
3巻まで一気に読みましたが、もう、すばらしい!の一言。

2巻まで、泣けます、泣きます。
まさしく、王様とこまどりちゃん!
主人公レイの心の綺麗な想いに、切なくなる!
普通のBLだったら、ここで終わりが多い。

ところがさらに3巻、お話の質が変わってきます。
想いが通じ合ってからの話が、しっかりある。
互いに社会人として立ち居地や考え方も大きく違い、様々な困難。

もう、エドがすばらしかった!
貴族としてのプライド、責任感、そしてそれを受け入れる彼自身の強さに完敗です!

好きな人を自由に好きになれるって、とても幸せなことなんだなと感じ入りました。

全体を通してストーリー背景の設定がしっかりしていて、イギリスの貴族社会の価値観の違い、風習なども仔細で面白い。
BLには珍しく、取材力が高いです。
そういった特殊な状況下がドラマに活かされています。
成人してからは仕事状況の描写も丁寧で、臨場感がある。
そして、その時期に応じた人物たちの内面の成長描写がすばらしい!
周囲のキャラもそれぞれに魅力的でした。

もう、、、本当にすっごく良かった!!!
人気作のようで表紙を良く見かけてずっと気になってた作品でしたが、大当たりでした!

さらなる2人のその後や周囲キャラ、仕事のその後の状況など、すっごく、すっごく、読みたい!!!
お願いです、作者さん、担当者さん、
続き、読ませてください!!!


*ただ!
読み始めて気づいたのですが、なんと、電子は、挿絵がない!!!(なんで!?)
普段、挿絵は二の次なのであってもなくても気にしないんですが、表紙がイメージにあっててすばらしいだけに中の挿絵が見れないのがとても残念(泣)
紙で買うべきだったか?と思いました。
ところが3巻、
書下ろしが最後にあるのですが電子限定だそうで、このバレンタイン短編おまけもすごく良い~。。。
やっぱり紙じゃなくて電子で良かったのか、と複雑でした。

*次は、評判の良いムシシリーズ読みます!
オメガバースを連想するような独自の世界観で、こちらもすごく面白い~。
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16件
2017年3月6日

最新のレビュー

あまり合わなかった
不憫受けが好きなので期待して購入しましたが私には合わなかったです。

設定自体は好みだったものの、メインキャラクターに魅力を感じられずあまり感情移入できませんでした。イチャイチャシーンもそんなにキュンキュンしませんでした。

ただ、主人公がお母さんとの思い出や生き方、考え方が変わっていく過程には心を動かされました。印象に残る言葉もあったのでその点はとてもよかったです。

一方で、キャラクターが変わっても展開が似ているので途中からは読み進めることが大変でした。

今回は一気買いしましたが今後は少しずつ買おうと反省しました💦
いいね
0件
2026年7月13日

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