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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)小説 新書館 モノクローム・ロマンス文庫 叛獄の王子叛獄の王子(1)
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作品内容

享楽の園、ヴェーレの宮廷で日々繰り広げられる饗宴。隣国アキエロスの世継ぎの王子デイメンは、腹違いの兄に陥れられ、ヴェーレの王子ローレントの前に奴隷として差し出された。手枷と首枷をはめられ、氷の心をもったローレントから屈辱的な扱いを受けるデイメン。しかし彼は心の自由を失ってはいなかった。
そんなある日、己のうかつさから鞭打ちという罰を与えられ、ローレントにさらなる憎悪を抱くデイメン。しかし自国の民を救うため、彼はローレントの前に跪くのだった――。
宮廷内で蠢く陰謀と愛憎。ふたりの王子の戦いが、幕を開ける。

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作品ラインナップ  3巻まで配信中!

  • 叛獄の王子(1)

    900pt/990円(税込)

    享楽の園、ヴェーレの宮廷で日々繰り広げられる饗宴。隣国アキエロスの世継ぎの王子デイメンは、腹違いの兄に陥れられ、ヴェーレの王子ローレントの前に奴隷として差し出された。手枷と首枷をはめられ、氷の心をもったローレントから屈辱的な扱いを受けるデイメン。しかし彼は心の自由を失ってはいなかった。
    そんなある日、己のうかつさから鞭打ちという罰を与えられ、ローレントにさらなる憎悪を抱くデイメン。しかし自国の民を救うため、彼はローレントの前に跪くのだった――。
    宮廷内で蠢く陰謀と愛憎。ふたりの王子の戦いが、幕を開ける。
  • 叛獄の王子(2) 高貴なる賭け

    1,000pt/1,100円(税込)

    それはありえない光景であった。近衛隊の隊長との決闘。王子の命運はもはや尽きたかに思われた…。国境警備へと、執政の命を受けて向かうローレントの部隊は統率を欠いた三流の兵の寄せ集めだった。だがその部隊を、ローレントはデイメンとともに徹底的に鍛え上げる。幾重にも襲いくる執政の罠、そして裏切り者の影。もはや絶望的とも見える状況の中、生きのびるために力を合わせる二人の間にいつしか信頼が芽生えていく――。美しく誇り高き王子たちの物語、第二弾。
  • 叛獄の王子(3) 王たちの蹶起

    1,000pt/1,100円(税込)

    「生きていた。王の御子が生きておられた。デイミアノス」正体が明らかになった今、デイメンはローレントに自分こそ兄の敵であるという真実を告げなければならない。だが約束の場所、シャルシーにローレントは現れなかった。その頃ローレントはグイオンの手に落ち、地下牢に囚われていたのだ。そして目の前には彼を憎むゴヴァートの姿が――。ヴェーレとアキエロスの戦力をたばね、王子たちは執政の企みから母国を守ることができるのか。そしてふたりの信頼と友情の行方は――!? 叛獄の王子三部作、ついに完結!

レビュー

叛獄の王子のレビュー

平均評価:4.7 44件のレビューをみる

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高評価レビュー

先が見えない塩漬けストーリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 海外の小説は今まで避けてきました。カタカナのオンパレードで名前が覚えられないから。私の地雷のリバが多いと聞いていたから。が、この小説はどうしても気になり、ついにポチってしまいました。1巻目・・え?これってBLだよね?怒涛の展開に追われて、全くBL要素なし。ローレント、本気でデイメンを殺しにかかってるし、どうなってるの?BLのLの部分が皆無なんだけど?ちょっとデイメンに身体に触られたくらいで、背中の皮が剥がれるまでデイメンを鞭打ちするローレントのイカれっぷりにドン引きする。慌ててネタバレ以外のレビューを読む。MM小説との記述を見つける。・・BLと違うの?MM?マゾとマゾか?いや、どうみてもサドとサドだった、あの2人。MM小説の意味を理解しないままさらに怒涛の2巻へ。デイメンの直情っぷりと人間としての器の大きさの魅力が遺憾無く発揮されている巻。が、塩分に浸されていた心が糖分を欲し、途中、2冊ほど別の大甘の小説を読んでなんとか立て直して戻る。うおー、2人のまさかのベッドシーン!しかし背中の皮剥げ鞭打ちが背景にあるローレント相手なので、全く浸れず。案の定、すぐに謀略の渦中へ。3巻目・・ストーリーはおもしろいがやはり心が糖分を求めてしまい、禁断の外伝を先に読むという禁を犯す。外伝を15ページほど読み、信じられないものを見てしまった感いっぱいで、慌てて中断する。何これ何コレナニコレー!?この暗黒の世界からどうやって外伝のラブい世界に繋がるの!?パラレルワールド?本当にこんなに甘くなっちゃうの?ローレント、別人なんですけど。力を得て、3巻に戻る。・・地獄絵図が展開されている。が、どうしても好きになれなかった冷血ローレントの真実と誠実と正義が明らかにされていき、2人の関係が揺るぎない強固なものになり、物語が一気に走り出す。伏線に次ぐ伏線の回収。ぼんやり読んでいると、伏線が回収されていることにも気付かないくらい緻密に物語が練られている。1巻の伏線が3巻のラストで回収されていたりするので、これは一気読みすべき本だったのだとようやく気づく。とにかくすごい。抑制されたストイックな文章が世界観と合っていて素晴らしい。そして1番純情だったのは、まさかの毒婦ジョカステだったというこの驚愕の真実。
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6件
2024年1月5日
質の良い架空戦記に耽美で覆いをかけた感じ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まず言わなければいけないのは、この小説は手っ取り早くエロが読みたいときやラブラブで幸せな世界に浸りたいとき、息抜きに軽く楽しみたいときには向かないということです。
そのかわり、物語を楽しみたいとき、こいつら本当にくっつくのかとハラハラしたいとき、物語の世界にのめり込みたいときにはぴったりです。

とにかく試し読みを読んでみて!!自分に合うかどうか確かめて!!読んでその先が気になったらその期待に間違いなく答えてくれるから!!と、大声でおすすめしたくなる作品です。

蛇足ながら紹介を。
舞台は架空の国々で、ヨーロッパと中東を混ぜ合わせたような印象です。
戦争は剣と盾、馬で行う時代で、国をまたがって男色などの耽美な文化があります。(BLというよりは、耽美と表現するのがしっくりきます。)
BL的なご都合主義として陳腐になってしまいそうなところ、一人称ながら俯瞰的にも感じるやや固めの文章が設定に説得力を与えています。翻訳小説であることが上手く作用しているのかも。

一巻は伏線が張られる巻で、主役二人の性的な絡みはほとんどありません。国々の関係や文化、主役二人の置かれた状況、陰謀、今後の布石、お互いにとって相手がどれだけ異質な存在であるかが描かれます。
主役の一人であるローレントの真意はわかり辛く、もう一人の主役にして語り手であるデイメン(と読者)は仄めかされる手がかりからその魅力を垣間見ることしかできません。その態度に裏があることは当然として実際はどういう人物なのか、漠然とした期待に二巻では見事に答えてくれます。
一方デイメンは荒々しくも愚直で誠実な人柄で、その目線から語られることにより、デイメンの魅力とローレントが暮らすヴェーレの王宮の伏魔殿っぷりが際立ちます。
二人がじわじわと距離を縮めていくところが堪らなく魅力的です。

一巻で期待していたら二巻でそれを越えてきたので、三巻ではさらに上をいってくれるだろうと楽しみにしています。
どんな結末になろうが納得できるだろう、この作者さんなら大丈夫、という安心感があります。
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6件
2018年8月20日
謀略につぐ謀略、その先にあるカタルシス
なかなかに骨太の架空戦記、読むのに時間かかります。ゾロゾロ出てくる似たようなキャラ達の名前メモしながら読みましたw

主人公デイメンが王子の身分を隠したまま奴隷に身を落とすとこから始まるので、主人公にたちまち尻穴の危機が迫ります。えっデイメン攻めやんね?ハラハラ。
このデイメンが、強くて愚直で良い男なんですが「メロスには政治がわからぬ」みたいな感じで、邪悪には敏感だが駆け引きや謀略にまったく太刀打ちできない。ツライ。俺は生き延びるためにどんなことにも耐えてみせる…つったはしから秒でブチ切れてて、全然我慢できとらん。人間臭くてたいへん可愛い。
対する敵国王子ローレントは美しい顔で息をするように人を陥れる。頑張って1巻必死で読んでも2人の間には甘さゼロです。見た目はデイメンの好みど真ん中だというのに、この美人、触ったら死ぬ。比喩じゃなく。
2巻も緊張が続きます。2人の距離が近付いたぶん、秘密の暴露や裏切りへの恐怖が増す。
3巻ともなると、だんだん、これもまたひっくり返されるんやろ?と読者に耐性がついてくる。読者もデイメンも立派に鍛えられた(笑)
ローレントの中に少しでもデイメンへの真心はあるのか?デイメンは最後には謀略に打ち勝つ力を得るのか?祈るように読みます。

長めのおあずけに耐えられる方、お勧めします。空腹(ツン)の合間にたまに供されるご馳走(デレ)は格別の味ですよ…。

1巻275ページ、2巻344ページ、3巻310ページ。
(外伝「夏の離宮」もあります!外伝は149ページで900ptだけど、本編気に入ったならぜひ読んで欲しい。4話入ってて、本編の激辛風味に比べると、甘さと楽しさが多いし、2話の赤毛の色子アンケルの話が超素敵です)
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19件
2023年3月6日
運命の二人。ネタバレなしで読んで欲しい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ その者の印象が白だったものが黒へ、また白へと忙しなく変化する様は、まるでオセロの盤上を見ているようでした。その逆もまた然りで…そういった人物が複数人いて、敵味方が入り乱れる実戦と頭脳戦に様々な思惑と情が絡んだ超大作でした。
ローレントの何十手も先を見越す頭脳は感嘆しかなく、その本質を知るまでは見た目の冷ややかさと非情さに惑わされて信用に足る人物か分かりませんでした。反対にデイメンは直情的で男気溢れる見た目と闘いぶりで、下に付く者への慈悲もあり上に立つ者としての徳と品格を持ち合わせていて好感が持てました。内も外も正反対に思える二人が互いに理解を深めていく様子は重厚さがありました。
全体を読んで、2巻の終盤から3巻への辺りが山場だと思います。そこからは怒涛の流れで見せ場がたっぷりあるので、出来れば最後まで途切れず読めるスケジュールを組んだ方がいいと思います。寝る間も惜しんで読みたくなる展開でした。
3巻の残りページ1割を切っても明るい結末を感じさせない絶対絶命のピンチの連続で、エンドを知らずに読んでいたので少しバドエンの恐怖がありました。ハピエンへの希望を持ちながらハラハラ読み進めると、今度は怒涛の援護射撃の連続でアッという間にオセロの盤上が黒から白へ変わっていく…圧巻の流れが待っていました。
最後は何という巡り合わせかと思わせるシチュエーションで、業の深さとかあらゆる意味で縁のある、それは運命と言える繋がりのある二人だったのだと思えるものでした。番外編も出ていて、金額的に1巻分と同じくらいのボリュームがありそうなので、そちらも読むのが楽しみです。
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5件
2023年7月29日
壮大な物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 壮大なファンタジーです!BL抜きにしても読めるくらい、物語としての完成度がすごく高い。
デイメン(アキエロスの王子)×ローレント(ヴェーレの王子)
1巻は物語の序章です。BLのラブはあまりありませんが、奴隷として敵国の王子に仕えるデイメンの身の危険に晒される度にハラハラドキドキし、続きが気になり一気に読んでしまいます。
2巻では、徐々に気持ちが近づいていく二人にこの先のラブを期待すると共に、ローレントvs.執政の裏の裏の裏をかく策略謀略の数々に心を奪われます。意外なシーンが実は重要な手回しの場面だったり、ピンチの時にその裏の手が鮮やかに披露されるシーンは、圧巻です。そして、ついにラブも!
3巻は、せっかく近づいた二人の気持ちが執政の罠によってまた離れてしまいます。立場としては近づいたのに、心は近づけない二人に辛くなります。そして展開もジェットコースターのように、変化するので息つく暇もないほどの勢いで最後まで読ませてくれます。二人の王子と2つの国の行く末、過去をどう乗り越えるのか、ぜひ読んでこの壮大な世界に浸って下さい!
キャラクターとしては、デイメンが男気があるし包容力も優しさも兼ね備えてて、すごくいい男です!
真っ直ぐで人を疑う事を知らないデイメンに対して、頭脳のローレントが巧みに人の裏を読み心を掴み転がしていくのですが、そのローレントがデイメンの真っ直ぐさに絆されていく課程がすごくいいです。


































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2件
2019年10月22日

最新のレビュー

読み応え
とても読み応えのあるストーリーです。その中に蛇足は一切なかったです。とにかく緻密にストーリーが組まれていて、キャラクターの感情変化や思考とかが深く深く描写されているという感じでした。ローレントの考えや吐く言葉が凄くいい。好みでした。
いいね
0件
2025年3月30日

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