父親の遺産目当てな本家親類連中の暗殺ターゲットにされる女子高生、でも父親が死ぬ前に準備していた「イカした探偵」が身の回りのちょっとした事から暗殺方法を瞬時に推理、事前に食い止めて倍返しして行くという痛快娯楽連作小説です。
各短編は親類が仕
掛ける暗殺が成功するかどうかというスリラー的興味でストーリーを引っ張ってますが、探偵がその暗殺トリックを看破する理屈は結構強引で、ドタバタコメディっぽい印象の一因かと思います。
自分はパズル要素の強い本格推理を期待したのでちょっと肩透かし感がありこの評価としてます。
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