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僕たちは昨日まで死んでいた
1巻配信中

僕たちは昨日まで死んでいた

680pt/748円(税込)

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作品内容

絶望に囚われ、死に執着する人間が放つ不吉な甘い香り――交通事故で兄を亡くして以来、「死の匂い」を嗅ぎ取れるようになった月島(つきしま)。「死」を漂わせる人間とは極力関わりたくない…。そう思っていた矢先、経営する飲食店の改装工事で、若い職人の佐埜(さの)と邂逅!! 精悍で鍛えられた肉体は生命力そのものなのに、なぜかあの匂いを纏っている!? 警戒する月島だけれど、工事後も客として店に現れて!?  ※口絵・イラスト収録あり

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  • 僕たちは昨日まで死んでいた

    680pt/748円(税込)

    絶望に囚われ、死に執着する人間が放つ不吉な甘い香り――交通事故で兄を亡くして以来、「死の匂い」を嗅ぎ取れるようになった月島(つきしま)。「死」を漂わせる人間とは極力関わりたくない…。そう思っていた矢先、経営する飲食店の改装工事で、若い職人の佐埜(さの)と邂逅!! 精悍で鍛えられた肉体は生命力そのものなのに、なぜかあの匂いを纏っている!? 警戒する月島だけれど、工事後も客として店に現れて!?  ※口絵・イラスト収録あり

レビュー

僕たちは昨日まで死んでいたのレビュー

平均評価:4.7 9件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 死の香り
    akiさん 投稿日:2024/4/2
    【このレビューはネタバレを含みます】 中々気になる題名。死の匂いが分かる月島の嗅覚に訴えてくる諦めや絶望。そんな香りを漂わせる佐埜。無愛想ながら飾らない言葉には嘘はない男が抱える闇。 美味しいご飯や折り紙・子猫等々で距離が縮む二人ですが、佐埜の過去が現在にも影を落としていて、彼の悲痛な叫びが痛々しい。 そして月島の抱える家族との問題。結局月島の犠牲によって平穏が保たれていた訳で……和解し良い関係を築き始めたものの、やや悲しさも残ります。そんな月島を受け入れる佐埜が優しさに溢れています。 優しく真面目に生きる人達に不幸のしわ寄せがいくのが辛い。栗原許すまじ!!これから先、二人には是非とも幸せになって欲しい。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 2人が出会えて良かったと思える
    かいなしれいなさん 投稿日:2023/9/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 老成というか達観している攻めなんだけども、この攻めなんと歳下です。びっくり。3歳歳下攻め。建築の現場作業員。受けはお母さんから充分に愛されないで育ち、現在も問題を抱えている、ところから物語スタート。2人とも色々辛い問題を抱えてますが、お互いにお互いを助け合って今がある。そんな2人です。詳しくは、読んで確かめてほしい。受けのお店に来るようになったのは、親方的な人に言われてきただけだ、みたいなこと言ってたのに、受けのこと&受けのお店のこと気になって自発的に来たという情報に凄い萌えました。作中最後まで本人に言ってなかったけど、いつか伝えてあげてほしい〜!!!受け絶対喜ぶやつ。なかなか2人がすんなりとは結ばれずにヤキモキしましたよ。途中何ヶ月も会わないでいたし。でも、お母さんに本当のことバレたのは良かったと思う。あんなの、ずっと続けていたら、受け壊れちゃったと思うから。中原一也先生お得意のいやらしい色気凄い攻めとかは出てきませんでしたけど、この攻めも好きだったな〜部屋片付けるの苦手で受けを呼ばないでいたエピソードもっと詳しくお願いします。2人は元々男はアリなのかどうか知りたかった。 続きを読む▼
  • (5.0) 匂いに囚われ
    asuntaさん 投稿日:2023/4/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 中原先生のお約束でもあるエロおやじも下ネタも封印、しっとりした作品です。 「死の匂い」を漂わせる職人佐埜(25歳)とそれを嗅ぎ取ってしまう飲食店オーナー月島(28歳)のお話。 死の匂いなんて不吉ですが、今の時代そんな匂いを放つ人がゴロゴロいそう。だけど栗原のような心根の人がこの匂いを纏うことがあるのだろうかと考えると、この匂いへの印象が変わりました。 前半はマイルド路線で時として都合の良い展開もありますが、栗原の登場でお話が一気に引き締まります。ラスト、死の匂いを放っていた佐埜から本来の体臭を嗅ぎ取った月島の思いにじんわり。好きな人の匂いって安心するし格別だから、月島にはこれから思う存分佐埜をスンスンして欲しいな。 続きを読む▼
  • (5.0) 救われる物語
    Casaさん 投稿日:2023/9/28
    死の匂いがすると言うファンタジーな内容を、作家さんの筆力でリアリティーを持たせながら違和感なく物語が展開します。死の匂いとは、その人の持つ絶望の別の形の表出でもあります。絶望とあきらめに囲まれている2人ですが、やっぱり希望を持ってしまうこと を止められない。そこに現れる悪魔のような栗原と言う男。どうなる、どうする、とハラハラしながら読み進めました。最後まで息をつかせない。そしてエチシーンは、年下攻めの魅力を最大限に発揮した、わがまま系の感じがすごくよかったです。BLとしても物語としても楽しめる作品です。 もっとみる▼
  • (5.0) ご都合主義的じゃない
    よいちさん 投稿日:2024/1/4
    この作者さんを今まで知っていたのに、何故か購入しませんでした。「負け犬の‥」を読んでストーリーと文章が良かったのでこちらも購入したのですが、結果良かったです。とても。 〇 こういうのでよくあるご都合主義的、じゃない問題の解決の仕方。ちゃ んとストーリーや現実的に無理なく、急展開でもなく解決。こう書ける人は、人生の酸いも甘いも噛み分け、色んな経験をしてきた人だと思います。 〇 あとエチシーンが女子の妄想ではなくて、リアルっぽい。 もっとみる▼
  • (5.0) 生きるとは
    クロエれおさん 投稿日:2023/5/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 ただ漫然と生きてるのではないって事。りくの特殊能力野使われかたが切なくなります。りくの家庭に起きた不幸な事故はすべてを歪める原因となりました。そこからの脱却をするよりも、崩壊の恐怖を持ちながらも守りに入って余計苦しむ。死の匂いを感じながらも、佐埜に惹かれずにはいられなかった。生き切るために足元を整えて。だからこその、タイトルですね。 続きを読む▼

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