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のだめカンタービレ(2)

作品内容

プリンス千秋はだれのもの!? のだめのライバル再出現~! 千秋のモト彼女・彩子(さいこ)を追い払い、彼を手に入れたかに思えたのもつかの間、新たなライバルが――!! のだめに嫉妬の炎を燃やす相手とはいったい……!? 女(?)の戦いのゴングがいま、鳴り響く――カ~ン!!

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アニメ化

「のだめカンタービレ フィナーレ」

【声の出演】

野田恵:川澄綾子 / 千秋真一:関智一 / 黒木泰則:松風雅也 / ソン・ルイ:大原さやか / ターニャ:伊藤静 / フランク:浅沼晋太郎 / ユンロン:日野聡 / ジャン:森川智之 / シャルル・オクレール:清川元夢

【あらすじ】

『もうこれでお別れデスか?』日本から巴里、そして巴里から世界へ—世界を股にかけ、音楽に恋に迷子になるのだめと、見守っていたはずの千秋。2人の音楽と恋もいよいよクライマックスに—

【制作会社】

J.C.STAFF

【スタッフ情報】

原作:二ノ宮知子

監督:今千秋

脚本:横谷昌宏、大野木寛、吉田玲子、丸尾みほ / シリーズ構成:中島かずき / キャラクターデザイン:島村秀一

【音楽】

OP:さかいゆう「まなざし☆ドリーム」 / ED:Real Paradis with のだめオーケストラ「風と丘のバラード」

レビュー

のだめカンタービレのレビュー

平均評価:4.6 690件のレビューをみる

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高評価レビュー

簡単には語り尽くせぬ面白さ 引き込まれる
何度も読み返したが飽きない。あっさりとした絵なのに、その向こうに音楽の持つ深み、音楽の道を進むということのリアル、説明口調ではないのに何だかとても深く分かった気になる。もがいて苦しんでつかんでいくなにか。千秋を好きで好きで、というところから、のだめは千秋と一緒にやりたいが為に道を進み、そして同じステージで、という夢が破れると、そのステージから抜けて、新たなステージへと独りで導かれていく。否、羽ばたいて行ってしまう。
極たまに、ガラかめ入るのも可笑しいが、全体がとぼけていて読者より、作品の中の音楽仲間を一杯食わしてひとり別ルートを辿る。孤高の天才?磨かれざる原石が、いち早くその才能を発見しその価値を放置できない千秋によって、刺激を有形無形に受けて、そして、偶然の出会いと三者三様の師たちの導きのお陰?で人生のターニングポイントを次の成長へと繋げて、一種気持ちのよいサクセスストーリー。
うまいのは、こうした音楽の道を最初は千秋についていきたい一心で、そのうちいつまでも先に進めていないという自分に焦り出すようになり、終には、演奏家としての成功へ、という各ステージで、相変わらずのだめぶりが貫かれ、キャラも絵も崩していないこと。長丁場のストーリーにも関わらず(2001~2010年発表)、きちんと歩んだところが描かれていること。彼千秋の横にいたいと思った曲の世界に、自分のイメージを体現したのは、自分ではなかったことを認識してからの、凄みを増してくる展開のスピード感も良い。ミルヒーとのやり取り含めなにもかも、もはや、千秋の手には負えないのだ。

「花男」にも言えることと思うが、面白い作品とは、読み手の予想を必ず裏切る。
いつの間にか、当初全く相手にしなかったのだめを千秋は自分の女性として扱うようになるのだ。いつの間にかそういう存在になっていた、そんな静かな、進行の早くない二人の関係。連弾をするシーンがとてもよい。
アニメ化されており、そちらも見たが、アニメ化によっても、大きなギャップは感じなかった。TVドラマは見てないが、海外留学編を扱った映画は、実写の難しさの中でコメディを頑張る演出は記憶に残っている。

兎に角ストーリーにダレがなくてこれははまる。
時々千秋視点となって、ストーリー進行と共に千秋の心の中の、のだめの占める位置が大きくなっている描写で、千秋にとってののだめを感じるのも楽しい。
いいね
5件
2017年1月11日
武器も、逃げ道も、ピアノだった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きで何度も読んでいる漫画です。
のだめのぎゃぼーな性格に翻弄されて読者も千秋も、大好きな先輩を追いかけていく物語なのかと思いきや、最後にはその先輩すらも追い抜いてしまうという痛快な音楽スポ根です。
日本編はワイワイガヤガヤ、大学生たちの楽しいノリもありましたがパリに渡ってからは本当に長く辛い時期が続きました。
日本にいたとき、「幼稚園の先生になる」「どうして上を目指さなきゃいけないんですか?」と言っていた子が、音楽の天才である好きな人を追いかける話のように見せかけて、実は後に世界のノダメとなる天才ピアニスト野田恵の壮大な伝記のような物語でした。
千秋の母が、「のだめちゃんはあなたを連れ出してくれた天使ね」と言っていて、読者も千秋もそうだと思っていたのに、最後になって千秋が「天使は俺か」と、自分が海外で活躍するためののだめだったのではなく、のだめが大舞台に立つための自分だったのだと気付かされるシーンは、驚きもありそしてずっと主役タイプだった千秋がそうではなかったという微妙な思いもあり、すごい台詞だと思いました。
音楽をやるということが、経済的にも環境的にも精神的にも、そして才能も努力もすべて揃っていないとやっていけない過酷なものだと、ただ好きなだけではできない世界だと色々なところで描かれており、さらに「俺だって新しい譜面を前にするといつも高い壁を感じる」や「一人っきりの練習に耐えられない」と、海外にいってまで音楽をやるようなすごい人たちでさえそう思うのかというような苦しい場面があり
大舞台に立つ人たちは、なるべくしてそこに立っているんだという重厚感があります。
個人的にはラフマニノフのピアノ協奏曲や、弾き振りのシーンなど千秋先輩がピアノを弾くシーンが好きでした。
いいね
9件
2022年9月4日
おもしろい!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 連載中に全巻揃え、何度も読み返すほど大好きです。
最初に読んだ時は、千秋先輩はのだめのどこに惹かれたのか謎で、ピアノの才能に惹かれているだけなのかなー?なんて思っていたけれど、読み込むと違った。
もちろんはじめはその才能、奏でる音楽に惹かれたのは間違いない。でも、それだけじゃなく実は世話好きな性格だったのと、もしかすると不幸な生い立ち(家族を顧みなかった父との確執)から愛情に飢えていたのかなぁと。だから元カノ彩子のようにプライド高い駆け引き女子とはうまくいかなかったけれど、のだめの様にただただ千秋先輩が大好きで惜しみなく愛情をストレートにぶつけてくれる存在が千秋先輩には必要だったんじゃないかな。そして面倒見ながらずっとそばにいるうち少しずつ少しずつ、なくてはならない大事な存在になっていったのでは?と思うように。
お互いそばで刺激を受けて、支え合い苦しみながらもピアニスト&指揮者として成長していくところには感動しました。
ラストの、ピアニストとして苦しい道を歩ませるよりも、ただ楽しく自由にピアノを弾くのだめのそばにいようって決めた千秋先輩が、のだめの弾くベートーヴェンを聴いて涙するところは毎回私も泣いてしまいます。
この漫画のおかげでクラシックに興味を持ち始め、今ではすっかりクラシックファンです。二ノ宮先生、素晴らしい世界を教えてくれてありがとうございます!
いいね
1件
2020年3月20日

最新のレビュー

😄
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマから興味を持ちましたが、前半は千秋様カッコいい!という感じでしたが後半はのだめ無双であまり千秋様に目がいかなくなりけど最後結ばれてよかったなと思いました。
いいね
0件
2025年2月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

のだめキャラにラブ
設計:チェック(シーモアスタッフ)
著者は二ノ宮知子、のだめブームと言っても過言ではない程テレビドラマ化アニメ化映画化と凄い作品。「のだめ」とは野田恵のことで、音大のピアノ科に在籍。同じピアノ科に在籍の千秋真一。二人は始めはお互いの存在すらも薄っすらな感じ。真一は指揮者になる憧れと現実に挟まれ、ピアニスト千秋雅之の息子という立場にも…真一が指揮者を目指すのはヴィエラ先生の指揮を見たからだった。この「のだめ」こと野田恵と千秋真一、まるで混ざることのない水と油のようだがこれから二人はどの様に交じって行くのかなと楽しみ。ドラマ、映画でののだめ役は上野樹里、千秋真一役に玉木宏、その他のキャストにも瑛太、氷川あさみ、小出恵介とラブコメには最高なキャスト。ドラマから又原作を見るのも新しい発見があるかも!

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