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作品内容

大切な者たちを攫(さら)った松見(まつみ)を追いつめた明虎(あきとら)。幼い頃からの長い兄弟の確執についに終止符が打たれる。一方「家族」になれず、居場所を見失った卯一は、明虎との切ない最後の夜を過ごした。そして27年の時が流れ、互いに歳を重ねた二つの魂は再び巡(めぐ)り合う――。嫉妬に狂い、恋に溺(おぼ)れたヤクザな男たちのどうしようもない恋の歌、ついに完結!! 描き下ろし「オールドボーイ 」も収録。

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レビュー

ジェラシー[コミックス版]のレビュー

平均評価:4.5 372件のレビューをみる

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高評価レビュー

ジェラシーロスとスカベリ子ホリック…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ どんな結末であろうと受け入れる覚悟はできていましたが、ピンクで装丁された最終巻、予想の遥か上をいくハッピーピンクでした。
「嫉妬」と「愛」のお話。始まりとなる『みのりの手』から読み返し、本編1巻冒頭で「あぁ、このシーンは…」となりました。感情の赴くままに求め、奪い、人を傷つけてきた卯一が、明虎から離れようとし、与え、求めず、執着するものなどなかった明虎が、子どものようにはっきりと卯一を欲する場面は、とても印象的でした。
読み返しながら、伏線というか布石というか、「答え」がそこかしこにあるとこに気付き、点と点を繋いでいくような、パズルのピースを一つずつはめ込んでいくような、そんな感覚になりました。答えを知ってから読み返すと、一人一人の心の内に泣けて仕方ありませんでした。特に、麻巳さん。明虎に「俺の何倍も強い」と言わせられる麻巳さんの誰にも見せない葛藤や本音が胸に刺さります。それでも、「愛してあげる」と心に決めた麻巳さんが本当にかっこよくて、美しいです。だからこそ、生の象徴である麻巳さんの最期だけが、『みのり~』で分かっていたことと言え、消化しきれませんでした。でも、フォローさんのレビューで、「あぁ、麻巳さんは、愛する明虎に甘えることができた最期なんだな」って納得できて、最後のピースをはめることができました。私では至れなかった視点、ありがとうございます。
如何様にも涙を誘える場面で、スッと発動するベリ子節が好きです。毎度、「あぁ、ヤラレタ…」って思います。切なさや胸の苦しさはあっても、息苦しさを感じないベリ子先生の世界が大好きです。シレッと浅生田が"LOVE"エプロン付けてたりするんですよ笑。浅生田もよいキャラでした。松見も…。彼らが、「嫉妬」と「愛」の狭間で揺れ、どうしようもなくなっていく姿に、私も一筋縄ではいかない感情を抱かされました。それでも、最後に残るのは「愛」。最後に「愛」を残してくれるのが、ベリ子先生。あとがきにも感動しました。
結局、卯一は「いい男」にはなれず、明虎を想うあまり、やらかしているわけですが(『四代目~』)、麗華ちゃんと家族になり、「オムレツでーす」とハートを飛ばす卯一が好きです。麗華ちゃん、ありがとう。麻巳さん、ありがとう。ベリ子先生、ありがとう。オールドボーイたち、愛しています。はぁ、完全スカベリ子ホリック…。
いいね
25件
2021年8月7日
ベリ子先生…ありがとう。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻…購入してもなかなか読めずにいました。分冊版では新幹線で2人、手を繋いでいるシーンで終わりだったのですが…その後のエピソードと、あとがきを読まないと自分の中では終われないなと。
レビューを先に拝見させてもらったら、感謝の言葉とか作品への想いの言葉にあぁ…と共感して よし、読もうと思いました。

「ジェラシー」の途中までを先に読んだので、「四代目〜」「みのりの手」と読み進むうちに、浅生田さんが当然の様に辰之さんの隣にいるのを見ては、赤ちゃんの辰之さんを卯一が必死に守ったのを思い出してしまって、苦しかったです。そして彼のした証券会社への電話にも、それすらも許せないの?浅生田さん、と。 (その証券会社の男性が、望くんのパパだったんですね😩感謝!)
ただ最終話あとのエピソードで、浅生田さんが会長を東京駅で待っていたその服が下ろしたての上着だったのと、「おまえも結局好き」という鮨屋でのコマを見て、あぁ…浅生田さん、今でも卯一の事が好きなの?…と。やっと私は気付けて、自分の中の浅生田さんへのモヤモヤがようやく晴れました。よく見たら卯一も浅生田さんも子育てしてる所とか、求めてた事が似ていたのかな…と。

あと、麻巳さん。女性に惚れる、てあまり無いのですが麻巳さんには惚れました。お葬式後に明虎さんを卯一の所に行かせたあの気持ちの切り替え方が、かっこ良かった。
気持ちでは納得してなくても、頭ではこうしたらベストだから…と吹っ切った麻巳さん。感情は何処かにやって、ただ体を動かして淡々とやるべき事をこなしてやっていく。 …女性がこうする時て結構あるんじゃないかな?と思うのですが、(特に麻巳さんみたいに甘え下手なしっかりした女性は…)彼女の最期を語った明虎さんのシーンを見て、ああ、良かった、母親でも妻でもなく1人の女性として最愛の人の腕の中だったんだ、と。女性として最期は甘えられたのかな、と思って涙目に…。

最後…明虎さん…腰。昔テレビで樹木希林さんが、「腰をやったら男は終わりね」と鈴木敏夫さんに言っていたのを思い出しました。頑張れ、明虎さん!卯一と幸せに! 卯一、ようやく…😩本当に良かったね。
いいね
31件
2021年8月5日
愛すべきクソ野郎に泣いた、びっくりした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄かった、びっくりした(語彙力喪失)作者様がメンタルゴリラの時に〜って言ってる意味に納得。私のメンタル、受けの卯一に持っていかれちゃった。受けバンバン他の男とヤってるし、犯されるし、攻めには嫁と子供いるし、人死ぬし、耐性ない方は回れ右です。愛すべきクソ野郎の卯一の過去と現在を行き来しながら進んでいくストーリー。互いに魅せられた明虎と卯一。ふたりにしか分からないモノが確かにあったんだろう、明虎の魅力は正直分からないけどふたりとも自分の半身のような感じだったのかな。ふたりでやっと1人になれるみたいな。だから強く惹かれあって執着して求め合うんだろうか。そんなふたりの周りでみんながみんな誰かを羨んで妬んで眩しくて、ジェラシーですね。卯一が望んでいた家族、そこを突き放されたとき、自分から去るところ、涙出ました。自分でもびっくりした。もっと深掘りしてほしいところはたくさんあったんだけど、ストーリーとしての面白さと卯一が好きなので☆5にしました。
ただこれだけは言いたい。姐さんのまきさんがカッコイイとレビューで見て途中まで私も思ってたけど、最後まで突き通してほしかったな。あんな風に卯一を受け入れておいて(受け入れたふり、強がりなんだろうけど)なんだかなって思ってしまった。いや間違いなく良い女だしかっこいいんだけど!お話的に必要な存在なんだけど!でも卯一のあの悲しそうな姿が切なくて切なくて。同じ女として奥さんの立場に感情移入してしまう人もいるだろうけど、これはやはりBlであって私は根っからのそっち側の人間なので女に感情移入は一切できないし、しない。サバサバしてて良い女!とは思うんだけど正直もう少し出番減らしてほしかった(笑)明虎に腹立つくらいにまきさんの存在がデカすぎた。最高の終わり方だと思いますが、せめて、せめてもう少し再会するまでの期間短くしてほしかった。さすがに長すぎて……もっと求め合う明虎と卯一が見たかったーーー!!!!!(泣)わあーでも好きー!最終巻!あの家族に入れなかった卯一の姿に涙です。こんな終わり方もあるのかぁ。
いいね
5件
2022年9月4日

最新のレビュー

傑作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いで一気に読みました。もう、ストーリーから人物像の描き方から描画の美しさから、どれをとっても文句のつけようがありません。ジャンルはBLだし、痛々しいシーンもあるけれど、一人でも多くの人に読んでもらって、「愛すること」「家族」を考えてもらいたいです。
最終巻は、心を鷲掴みにされた上、グラグラに揺さぶられました。涙がぐーっと込み上げてきて、苦しくなりました。書かれている言葉の一つ一つも重くて、それを噛み締めて何度も読み直しながらENDを迎えたけれど、すぐにまた読み返して…を何度繰り返したでしょうか。
卯一の幸せな微笑みが見られてホッとしている自分に、少し驚きました。「四代目」でも、本作でも、決していいヤツとは言い切れない人物なのに。
ぜひ「四代目大和辰之」と併せて読むことをお薦めします。
いいね
0件
2025年5月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

本格的なヤクザBL
営業:ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
スカーレット・ベリ子先生が描くダークな作品。とにかく登場人物が静かにぶっ飛んでいるのが魅力。ヤクザの組長代行である明虎に心惹かれ、そばにいたいがためにあらゆる手段を使ってヤクザになろうとする櫓木。刹那的な生き方と、執着する心が矛盾をはらんでいてゾクリとします。

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