ネタバレ・感想ありジェラシー[コミックス版]のレビュー

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傑作
ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いで一気に読みました。もう、ストーリーから人物像の描き方から描画の美しさから、どれをとっても文句のつけようがありません。ジャンルはBLだし、痛々しいシーンもあるけれど、一人でも多くの人に読んでもらって、「愛すること」「家族」を考えてもらいたいです。
最終巻は、心を鷲掴みにされた上、グラグラに揺さぶられました。涙がぐーっと込み上げてきて、苦しくなりました。書かれている言葉の一つ一つも重くて、それを噛み締めて何度も読み直しながらENDを迎えたけれど、すぐにまた読み返して…を何度繰り返したでしょうか。
卯一の幸せな微笑みが見られてホッとしている自分に、少し驚きました。「四代目」でも、本作でも、決していいヤツとは言い切れない人物なのに。
ぜひ「四代目大和辰之」と併せて読むことをお薦めします。
これをBLとして読むとかなりモヤる
2025年5月16日
BL作品の「恋愛物」として読むのではなく「ヒューマンドラマ」として読むのが正解かと思いました。ストーリーもキャラクターも素晴らしい。作家買いして正解でしたが、これから読む方は恋愛物として読まないように注意がか必要もしれないです。
なかなかレビューが書けない作品
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読むたびにレビューの下書きを書くんです。でも結局うまく言葉にできなくて毎回断念。
人間の汚い部分や狡猾な部分をあまりにもさらけ出しているので、目を背けたくなる場面もたくさんあります。でも嫌いになれないのはみんな不器用でかわいいから。あまりにも人間臭すぎるんです。出来の悪い子供を見ているようで。明虎さんの妻、麻巳さんの明虎や卯一に対して感じるのはそんな心境だったんじゃないかな。

1〜4巻では、特に卯一のあまりの振る舞いに腹が立ったりとにかく冷静には読めませんでしたが、最終巻はもう涙と鼻水でグズグズでした。
私の歴代ベスト5に入る作品です。
いいね
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泣かせてくれるわ、この終わり方
2024年11月21日
四代目…の卯一が酷かったのと、悪いことしてそうな顔の卯一のジェラシーの表紙から読むのを躊躇っていました(笑)スカーレットベリ子Worldに引き込まれ、トイレも行かずぶっ通しで読んだ!行きたかったが我慢して読んだ!ヤクザの世界、人間模様、複雑に絡み合っていました。卯一嫌いじゃなかった。いい意味で裏切られたなー卯一に。人たらし明虎かっこよかったなー。白髪になってもコンバースが似合うのは明虎だけ!登場人物のみんなが誰かにジェラシーしてましたね。そうまさにジェラシーです。。明虎が卯一を探すも、卯一は姿を見せず泣きながら消えて行くシーンは切なかった(T . T)それに気付いてた浅生田…うまいなぁ先生。27年後再会して抱きしめあった2人…泣いてしまった…卯一に泣かされるとは(T_T)
卯一が可愛く見えるかどうか
2024年11月9日
購入してから長いこと寝かしてあったのを、全巻一気に読みました。手が出なかったのは、「四代目ー」を先に読んでいて、こんな嫌な奴(卯一)に引っ掻き回されて、最後にハピエンになる話なんて…と躊躇していたからです。正直、1巻巻から2巻を読んでいるあたりでは、卯一が苦手であ明虎とくっつかなければいいのに…と思いながら読んでいました。でも、そんな単純な話ではなかったーーー。半田のおじさん、浅生田、松見、麻巳を巻き込んで、チリチリ焦げつくような感情・ジェラシー模様が展開されていました。重厚で長い物語の人間ドラマを見終わって、放心状態になりますね。なぜ、明虎と卯一がこれほど惹かれ合うのか、麻巳は女で「生」で、卯一と明虎は「死」を共有している。その心理描写がそれぞれの生い立ちや出来事から語られて、納得してしまいました。最後に、卯一が明虎と離れるシーンは泣いてしまいました。そのあたりでは、すでに卯一が可愛く見えてしまって…。「四代目ー」に出ていた卯一と別人みたいです。ベリ子先生の術中にハマっていますね。読み終わって、私の中では、どうしても麻巳さんの存在が大きくて、卯一と明虎を素直に祝福してあげられない小さい棘のように残っています。卯一が去ったあと、明虎と麻巳は愛し合って暮らせたのだろうか。寂しさを感じなかったのだろうか。卯一が現れて、二人の愛は変わってしまったのではないだろうか…と。BLなんだから、BOYどうしがくっつくのが定石なんですけどね。
こんなラストって、、、天才
2024年9月8日
何年か前に読んだんですが、レビューしに来ました。
ベリ子先生の最新刊の長浜〜から、作者買いで来られた方は作風の違いでびっくりかもですね!
四代目の時はろぎさん最低!嫌い!けど嫌いになりきれない人って思ってたんですが、ジェラシーで全て謎が解けました。
とにかく明虎がかっこよすぎる。漢。その明虎が選んだ嫁もかっこよすぎるし。
卯一、あなたは凄い。
何もかも。
そこまで人を愛した事ないわ。
魂で結ばれるってまさにこの二人の事。
ストーリー重いし893ものだし、倫理観も貞操観念もぶっ飛んでるから苦手な人は苦手だと思います。
しかし緻密に絡み合った人間関係、伏線回収、魅せ方、お見事としか。天才と思う作家先生のうちの一人です。
これでベリ子先生のファンになったなぁー、と思い出しました。
とりあえずもっかい四代目読みに戻ります。
満腹の満足感!
2024年9月8日
全巻一気読みしてしまいました。任侠物はストーリーもしっかりあって読みごたえがあります。BL要素は切なく途中何度もハラハラさせられすれ違いもあるのですが、最後まで二人の間に在り続けたものは信頼と愛。受けのウイチ君、エロいだけじゃなくて強いのがたまらなく魅力的!
控えめに言って良すぎる!
2024年3月24日
買ってよかった、大満足!
読み進めるうちにぐんぐん惹き込まれて
とっぷり世界観に浸れた、
情がゆさぶられる胸熱作品でした
拍手を。
ネタバレ
2024年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ みのりの手→四代目〜→四代目〜もつ鍋(ファンブック)→ジェラシー の順番で読みました。ジェラシーは時系列で四代目〜の後、卯一がなんでああなっちゃったかの過去話が交互に語られます。冒頭の絡みからすぐに場面転換、当たり屋くんが新登場して、、という、5巻完結してから読むと、ちゃんと全てに意味があってベリ子先生天才!っていう作りになってて、うーん感動。いやすごいなこの作品。

私個人としては、ヤクザもの苦手なほうで、(他作者さんのかの有名ヤクザものもいまだにちゃんと読めない)、登場人物が増えてきて抗争とか盃とか出てくるとなんかわからなくなってくるのよ。卯一やられっぱなしでかわいそうで、一気読みできてよかったよ。(連載中あの状態で置かれるのは読者としても辛い)
でもなんかどんなにヤられてもじめじめ怨念もたずにカラッとしてるのがベリ子先生のキャラだよね。なんか作者さん自身がもつ、どうしようもない人間っていう生き物への最後に残る信頼が表れてる気がする。どうやったって難しそうだったふたりの恋を成就させたあのラストで締めくくれてありがたい。幼い息子を守って伸びしろありすぎの四代目に育てた麻巳と浅生田にも拍手を。
愛しい男・櫓木卯一
2024年2月6日
BL歴25年・500冊以上のBLを読んできましたが、こんなに愛おしく思うキャラクターに出会ったの卯一が初めてです。ろくでもなく、人から奪いすぎる男・卯一ですが、どうしても憎めない。心底惚れている明虎への卯一の一途さ。可愛くて仕方がないです。
はぁ…まだまだ続きを読みたいです。歳を重ねた二人のこれからの物語がまだまだ続いてほしい。
ベリ子先生、心に残る物語を産み出してくださってありがとうございました!ベリ子先生も卯一も明虎も麻巳も麻生田も松見さんも麗華ちゃんもハチも、みんなみんな大好きです!!ジェラシー最高!!
はぁ〜やっと読めた。
ネタバレ
2024年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様よりメンタルゴリラの時に読むべしとのお達しから中々手を出せずにいましたが、値下げ&クーポンにて一気に購入、そして一気に読破…。読んで良かった大丈夫だった。過激なシーンは目を細めてさらっと流し、登場人物の言葉や想いはじっくり読めました。ハッピーエンドでホント良かった。
読む事はないと思ってた作品でしたが…
2024年1月22日
四代目~の主人公にひかれ読んでた時にジェラシーの表紙の櫓木さんも出てたのですが個人的にはその時の櫓木さんがこわくて今回はその櫓木さんのお話との事で登場人物達の絵も好みじゃないし何か興味がわかなく購入はないんだろうなぁと思ってましたが表紙の色味も独特でどこか渋みがありお値引きの度に目にとまり、とうとうお値引きのいい時にまずは慎重に1冊購入…面白かった…はい全巻購入~…何か本当に結果そうゆう購入の仕方が個人的には多いと感じてますね…―――

試し読みでは櫓木さんのゆるさとか話が固そうな雰囲気でしたが読み始めたら引き込まれるし、そうすると自然と絵に愛着もわき、そこから色々感じとれてくるものがありました。不思議ですね~その後四代目を再読してみたら櫓木さんの印象も少し変わってましたね。―――

個人的には櫓木さんはフワッとはしてますが文字も多いし固めな雰囲気の印象から入ってるので突発的にすぐ面白さを感じるとゆうよりはじわじわ面白さを感じてたので、やはりこの巻数は必要だったかもしれません。2、3巻くらいで終わってたら面白さには到達できてなかったのかな…そして結果、面白かったです。
いやー、びっくり。
ネタバレ
2023年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 極道もの?健気な身売りもの?
不穏な表紙が購入を躊躇わせるが、読んでみたら、やばいやばい!新しい極道BLになるのかな?!
登場人物の全てが、魅力的過ぎて気持ちがぎゅーっん
とします。
ロギさん、良かったね…
なんか素敵なエンディングでした。
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骨の髄まで愛してる
2023年11月2日
これぞ究極…
この作品の1ページ、1コマ、1線、その全てを愛してると言っても過言ではない位に魂が震えた作品

「四代目~」を読んだ時に櫓木さんを「卯一」と呼びたくなる日が自分に来るなんて0.00001mmも思わなかったのに。。。

ジェラシー読んで四代目読んでまたジェラシー読む。。。
この贅沢ループがヤバすぎる。。。!!!
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神のなかでも上位の神作品!!!!
2023年10月24日
卯一……( T . T)人(T . T )
卯一というキャラクターが物語の全てで、
自由で、天才で、誰よりも印象強く、哀しくて、愛おしくて、愛おしくて…、
『四代目・辰之』も卯一の存在にかすむ。
読んでいるこちらが魂もっていかれる。
そのくらい、『ジェラシー』は素晴らしい作品だった。
『四代目・辰之』シリーズは、『ジェラシー』を最後に読むことをおすすめします。
なぜなら、卯一のインパクトが強くて、辰之の物語が頭に入ってこないから(^_^)笑
泣いた
ネタバレ
2023年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ アキトラとロギの過去が知れて良かったです✨と言っても、重そうな内容に、見つけてから読み始めるまで時間がかかりました。自分も40代になったからこそ、最後の2人の再会がグッと来る… 四代目〜だけでは、ただキモい敵役って印象になっていたので、本当に良かった。めちゃめちゃ泣けた。
ロギの平穏で幸せな後日談がもっと読めたら嬉しいです!!
壮大なラブストーリー
ネタバレ
2023年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザものと言ってしまえばそれまでですが、紆余曲折を経て、最後めちゃくちゃ良かったねぇって泣ける話ってなかなかないんですよね。これは最後一気に涙腺に来る。
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感動
2023年9月3日
ラブラブでハッピーなストーリーが好きな私ですが、この作品には感動しました。苦手と思う描写もありましたが素晴らしい内容に引き込まれ深く魅了されているうちに、それらの場面も丸ごと受け入れている自分に気付きました。素敵な作家さんに出会えて嬉しいです。
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すごい作品です
2023年9月2日
いつか読もうと思ってた名作のひとつ。破滅型。試し読みでもうぜったい好きなやつ~と思ってたけれどその分受け止める熱量もハンパでないから長いこと保留。値引きとクーポンのダブルパンチでいざ!ああああああ!もうね、感想むり。世界観スゴすぎて、どうこう言えない。ただひとつ言えることは、姐さんがかっこよすぎる!!主役も主要人物もかなりよい中で、飛びぬけて姐さんがかっこいい!!それだけだ!
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好みが分かれる
2023年8月17日
嫌いな人は全然無理だろうと思う。
完結してから読もうと思っていたのに、すっかり忘れていてやっと読みました。
良い話とかトキメキとか、そんなのは無いけど、お互いの執着は物凄く好みだし、作者さんの愛とはなんぞ?と言うテーマが見えて読み応えがありました。
ただ、四代目を描いた時にはあんまりこっちの事は考えたなかったんじゃないかな。
ちょっと矛盾は感じました。
みんな
ネタバレ
2023年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破茶滅茶だけど、一番破茶滅茶な櫓木が何故だが憎めない。中性的で賢い櫓木と出会うあきとらもなかなかパンチがきいてますね。流石父なだけあるわ 笑
これは一気読みの価値アリ!!!
2023年6月14日
最終巻まで読んで!と声を大にして言いたい!!!
読み返して読み返して何回も読み返しても、胸がキュンって締め付けるれる作品は久しぶりで、、、あーこれが胸キュンかと笑
私の心も死んでなかったんだなって思えた作品です
登場人物一人一人が魅力的すぎてどのキャラも好きになったのは初めて。
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凄いこの作者さん
2023年5月7日
気になった順で購入したら、シリーズものでした。それもちゃんと伏線回収されててめちゃくちゃ面白かったです!
私的なは、まだまだ続きが読みたいのでこの先も是非描いて頂きたいです。
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卯一が幸せになってよかった
ネタバレ
2023年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を夜中に読んでしまって、そっからは止まらなくなり全てを購入して朝まで読んでしまいました。とにかく、私が求めていた作品はこれだと思いました。あさみさんはとてもカッコイイし、同じ女として憧れすらある。それにどう考えてもあさみさんは卯一と明虎の被害者でしかないのに、どうしても私は卯一に惹かれてしまうのですね。あの無邪気で純粋な暴挙。何もかも手に入るようで何も手に入らない卯一。読みながらつい卯一に感情移入してしまいました。僕が害になってる?からの流れは辛すぎて涙が止まりませんでした。卯一以外の人物に少しイライラする場面もありましたが、結果、卯一が生まれて初めての愛や繋がりを手に入れることができて良かった。なんだか卯一だけが悪いような印象を強く感じるが、(まぁ実際に悪い笑)明虎もかなりの騒ぎの元凶ではないだろうか。あさみさんも卯一もいるのにどっちつかずで考えなし。そりゃあ麻生田も私も怒りますよ。
ヤクザだから?どうしようもなく卯一に惹かれたから?捨てなきゃと思ってたものを卯一に見出したから?
まぁ結果卯一がこの世界で繋がりを見つけることができたので満足です。次このような作品に出会えることができるのかがとても怖い。これからもこの作品は読み返し続けると思います。
号泣BL
2023年1月11日
名作!傑作!です!!BLというジャンルを超えてます。号泣したBL作品です。切なすぎて、何度読んでも泣けます。心情描写が秀逸です。長い映画を観たような読後感でした。ベリ子先生にどハマりしたきっかけの作品です。これからの作品も、とても楽しみです♪続きがあれば、ぜひ読みたいです♪
怖々読みましたが、、、!
2022年12月8日
めっちゃ良い話じゃないですか!!
櫓木卯一が主人公なんて、陰気なドロドロ〜なストーリーかと思ったら、もちろんドロドロはしてるけど、卯一が一途でずっと可愛くて仕方がありませんでした!
麻巳さんはかっこいいthe極妻!
卯一の決断、切ないのは勿論、成長が嬉しくも悲しくもありました。そりゃ惚れ直すわ。
これは最後まで読む価値あります!
すごい…!
2022年12月7日
スカベリ子先生のインスタで、この話はメンタルゴリラの時にどうぞと書いてあったのでなかなか手が出せずにいました。素晴らしかったです!一気読みしました!すごい!感動作というわけではないんですが、所々グッとくる場面もあります。登場人物全てに表現方法は違えど愛があり、とても愛おしい。なんかもうなんというか、大作でした。とりあえず麻巳姐さんが最高にかっこいい。まじでかっこいい。ヤクザ者はややこしかったりするのであまり好みではないのですが、こちらの作品はそこまで複雑ではないので大丈夫でした。
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魂全部持って行かれた……
2022年12月4日
すごかったです。作者様の作品が大好きで、他の作品を全て読み、満を持して読んだ本作品でした。作者様が「メンタルゴリラの時に読む作品」とされていた事がよく分かった気がします。素晴らしい画力で、一つ一つが刺さるセリフで、しかもストーリーがものすごく重厚。止まらなくて5巻一気読みしてしまいましたが、読破後しばらく動けないほど疲れました。(良い意味で!長編の映画を観終わった感じ!)魂全部持って行かれました。
ずっと切ない。
ネタバレ
2022年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進めるのが辛かったです。途中で読むのを止めようと思いました。嫁と子供がいる、それだけで苦しくなってしまいました。でも明虎さんを信じて最後まで読みました。27年間の2人の事を思うと、どうしようもなく切なくなります。涙腺崩壊の結末でした。
スカーレット・ベリ子先生、ありがとうございます。
これから何度も読み返す事でしょう。
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様々な形の愛とジェラシー
2022年11月16日
登場人物のそれぞれが、自分の持ちえない何かを持つ誰かに嫉妬し、しかしその誰かを愛し、その相克にもがく姿が絶妙なバランスで描かれていました。終盤に差し掛かるまでは、主要人物である明虎と卯一が一番振り切れていてほとんど宇宙人だったので、周囲の浅生田や麻巳姐さんの視点で読んでいて、苛立ったり辛くなったりしました。でも最終巻で登場人物のみんながそれぞれ自分を納得させることができたのはよかったな(客観的に見るとそれでいいのかという部分はあるけど)一気読みしたのですがものすごく体力と気力を持っていかれました。いい意味で。
他に比類なき作品
2022年11月16日
わたしが読んだタイミングで、平均評価は★4.5でした。低いなと言うのが率直な意見ですが、好みかどうかで★つけるなら、★5以上をつけたい人(こちらが多数派かと)と★1の人にきっぱり割れる作品なんだろうと思います。

画力の高さ、嫉妬に焦点をおいた重厚なストーリー、重たい流れでも後を引かせないあっけらかんとしたキャラクター、どれをとっても他に類しない作品でした。

5巻まとめて読んでしまい、余韻でボーっとしています。

作品の質に対してレビューが少ないと感じますが、任侠で重たそう、絵が怖そう、と入口で足踏みしてる方が多いのだろうと思います。

私もそうでしたが、重くて痛い展開であるものの、登場人物が重たい出来事もなんでもないように捉えてくれるので、意外とそのあたりは気にならなりませんでした。
試し読みでは伝わらない作品かとおもいますので、ぜひこの世界観に足を踏み入れてほしいです。
櫓木卯一
2022年11月15日
「四代目大和辰之」を先に読んで、櫓木卯一という男のことが気になり、割引き中に5巻一気購入。
2人の運命的な出会いと別れに痺れました。
話の内容が凄すぎて再読するのに時間を要しました。
2回3回と読み、やっと2人の関係性を飲みこみ消化することができたように思います。
明虎はまさに子供のままに自由奔放かつカリスマがあり、懐に入れた人は命をはってでも守る人。
卯一も同じく子供のままに自由奔放だけども、とても危うくて素直すぎるが故に壊してしまう人。
2人とも似たもの同士だけども、明虎は優しすぎるほどに強くて己を殺して手放したものがあり、その手放したものと同じくらいに大切なものである麻巳と息子を手に入れていた。麻巳は明虎にとって「生」そのもので何者にも変え難い存在だからとても大切にしていた。
そこに現れたのが卯一であり、明虎が押し殺して生きてきた子供の部分をいとも簡単に引っ張り出していく存在で、明虎にとって卯一は「死」。
きっと死んででも守りたいのが麻巳なのだとしたら、死ぬとき一緒にいたいのは卯一なんじゃないだろうかと思いました。
明虎は誰がみても魅力的な男性だと思います。
愛する嫁と子供がいても必死になって卯一を守る姿は、普通最低な旦那なのですが、明虎にはその普通という常識が当てはまりませんし、ヤクザに適した性分でもあると思いました。
そして麻巳はどこまでもいい女でした。無様に嫉妬しないようにしていても最後には冷たい言葉を卯一に投げかけてしまう。それでもやっぱり一本筋を通したことをしていましたし、誰よりも強い人でした。
そして卯一。普通の家庭で育ってるみたいだけど、思考と行動がぶっ飛んでいて、危なっかしいけどたまらなく魅力的な人です。
おじさんになった卯一は常識をきちんと兼ね備えていてるけど、やはりどこか常識人とはほど遠く、こんな人物を描けるベリ子先生は凄すぎます。
脇役もかなり癖があり、なくてはならない重要な役割をしており、マンガとしての質がとても高い作品でした。
よかった
ネタバレ
2022年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 卯一のぶっ飛んだ性格が大好きなのですが、最後はすれ違って匂いでわかるシーンめっちゃ萌えました。覚えてるんですね。最高です。ありがとうございました。
😓
2022年10月19日
これはなんと言うか本当に大作ですね
それぞれのキャラクターの魅力に惹かれました
複雑な人間関係、感情、こんなに色んな思いになる作品にもなかなか出会えないと思います
『でも愛してあげる』
ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻まで一気読みしました。長かったー!
『4代目〜』から3年後の櫓木と麗華ちゃん。
その現在を交えつつ、27年前に明虎と櫓木が出会ってから、が描かれています。

とにかくあちこちでジェラシーが渦巻いて絡まって。
麻巳は櫓木に、浅生田も櫓木に、松見は明虎に。
そして櫓木は、麻巳はじめ明虎の家族にしてもらえた者たちに。
明虎は卯一を所有しようとする者たちに。

卯一、『四代目〜』では許せない奴だったし、若かりし卯一も、散々皆を引っ掻き回す形になって、全く理解できない奴。
だけど、たった1人が加わったことで、これほど周りに影響を与えるってすごい。
明虎への気持ちは確かで執着に近かったから、傷つきまくって、最後やっと自分を客観的に見て愕然とするところや、決断するところは気の毒で可哀想になってしまった。

一方共感できるのは、浅生田や麻巳、松見。
これまで築いてきたものも愛する人も、あっさり目の前で掻っ攫われたら…
怒りを伴った嫉妬はもちろん、嫉妬する自分への苛立ち、守りたい矜恃、絶対に敵わない、という畏怖もある。理解も共感もできないけど憎みきれない。
それらの気持ちとどう折り合いつけるのか、のそれぞれが描かれた作品だと思います。

明虎と卯一は全然タイプは違うけど、本能とか魂の部分で共感できる存在だったんだろうな。
誰に主点を持ってくるかで、ラストもハピエンと取れるかどうかで、評価が変わってくる気がします。
27年という月日だからこそ、と思いたい。
いろいろ考えさせられる作品。
1つ確かなのは、出てくる女性(麗華も麻巳も)が大人だってこと、ですね。
ハッピーエンド⁈
ネタバレ
2022年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安心安全のハッピーエンド好きには少し心苦しくなる作品です。卯一の孤独感に幸せを願いながら読み進めていきましたが、何度も挫折しそうになりながら、それでも続きを読まずにはいられないストーリー展開になんとか最後まで読み切りました。
良き!
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 明虎と卯一さん。語彙力ありませんが、スゴい作品に出会いました。最後の終わり方が良かったです。27年かぁ…お幸せに。
何度も歯を食いしばった
2022年9月25日
家族がテーマなのかな、翻弄するロギとトラの奔放で周りを振り回して振り回されるお話。愛って何だろって考えさせられた。続きが気になって合間を縫って読んで途切れ途切れで読破してしまったので感動!てとこまでは行けなかったけど、キチンと時間作って隅々ゆっくり読みたいものだと感じました。今回はクーポン消費のために購入に至りましたが、買って良かった。出会えて良かったと思える読みごたえしかない作品です。
また惚れちまったよ!愛すべきク〇野郎たち
ネタバレ
2022年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ すみません、タイトルにク〇とか。ズでもソでもいいのですが、ここはあえて、ソかな。
ジェラシーって。。なにがジェラシーなんだろうと思って読んでました、卯一の、明虎へのジェラシーなのかと思ってましたが、読んでみるとジェラシーだらけ。要は「家族」なのかな。登場人物みんな、大いに拗らせながら家族に翻弄されてる。ヤクザもいびつな家族だし。

読後、「いいね」数順のレビュー欄をみましたが、見事に賛否両論。
わかる。ヘビーでハード、理不尽だしえぐい描写もありで、地雷な方には地雷だらけなのもわかる。それぐらいこの作品は読者の気持ちを翻弄しますものね。
私は、大いに翻弄される圧倒的な読後感にスカベリ子先生、お見事!としか言いようがなかった~。
辰之に先ず惚れて、(四代目~から読んだので)、明虎に惚れ、姐御肌の麻巳に惚れ、卯一はやることなすことハラハラド肝を抜かれて目を離せない。浅生田もいなくちゃね。


そしてあとがきを読んでスカベリ子先生を心から尊敬。
卯一をはじめ登場人物たちに、物語に、とっても揺さぶられます。作品ごと惚れちまった~、型にハマらない生き方の愛すべきクソ野郎たちに!!
恐れ入りました。
2022年9月24日
初めてBLで泣きました。笑
ヤクザ物はあまり好きになれなかったけど、これは全くの別物でした!
読み終えた時まるで一つの名作映画を観た気分になりました。
こんなに素晴らしい作品に出会えたことに感謝しかないです!
すごいの一言!!
2022年9月15日
いやー感服!
すごいの一言です。
ベリ子先生の作品は独特ですね、おかげで出されてる作品全部買っちゃいました。

きっと何度も読み返すと思います。
泣いたわ‥‥
ネタバレ
2022年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻の濡れ場で涙が出てきました‥‥もう‥‥言葉にならんて‥‥。完結巻を買ってから一気に読み返したのであっという間でしたが、リアルタイムで5年、現代に戻るまで経ってるんですね。長い‥‥話だ‥‥。四代目読み返して作品の余韻に浸ってきます。作者さんもあとがきでおっしゃってたように、(キャラに代弁させたと言っていたことについて)とてもじゃないけれど登場人物の考えは理解できません。でもその刹那的とも言える生き方よ‥‥。そんな二人が壮年になってまた出会うって最高じゃない??泣いちゃうよねこんなん、泣かないはずがない。良い話でした。四代目読んでこよ(2回目)。
もっと早く読めばよかった…!
ネタバレ
2022年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 四代目そして辰之が大好き過ぎたせいか、ジェラシーは1巻発売当時に試し読みで卯一にあまり惹かれず購入しないままでいました。完結&セールで5巻まとめ買いして一気読み。もっと早く読めばよかった!という気持ちと、完結してから一気に読めてよかった!という気持ち。特に5巻は涙なしでは読めません…胸がいっぱいです。あとは麻巳さんと浅生田さんが大好きです。そして先生の描くえっちが美しくて色っぽくて最高に好みだなと改めて思いました。とにかくこの作品、好き過ぎて苦しい…何度も読み返しています。
圧倒されました・・・
2022年9月8日
みのりの手→四代目→ジェラシー→四代目もつ鍋とリーゼントと、シリーズ読みました。

男同士だから分かりあえるものがあって。明虎と卯一だからこそ共感できる世界があって。でもその共感している感情に、私は共感できない。。

皆を惹きつける明虎、あたためてあげたいとも思ってしまった卯一。想像を超えたところで存在しているふたりの愛に圧倒され、しばし放心状態です。

決して入れない、理解もできない、けれどあんな風に生きれる事にどこか魅力をも感じてしまう男たち。
愛すべきクソ野郎...
そして、愛してやまない浅生田さんと麻巳さん...

BLを読んでいて初めて感じる感情にとらわれています。すいません、まだ初読みで読み込めていないのですが、いったんこの気持ちを書きたいと思いました。
す、凄すぎる…
2022年9月8日
いやー壮大なストーリーに絶句…5巻一気読みです。酷い描写も多く、若かりし頃の2人には感情移入しにくく、事の顛末を見守るためだけに読み進めていた気になっていましたが、読後しっかりと胸が締め付けられています。長い年月かけこうなった2人の結末…言葉にできない感動が押し寄せています。凄い作品に出会いました。
愛すべきクソ野郎に泣いた、びっくりした
ネタバレ
2022年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄かった、びっくりした(語彙力喪失)作者様がメンタルゴリラの時に〜って言ってる意味に納得。私のメンタル、受けの卯一に持っていかれちゃった。受けバンバン他の男とヤってるし、犯されるし、攻めには嫁と子供いるし、人死ぬし、耐性ない方は回れ右です。愛すべきクソ野郎の卯一の過去と現在を行き来しながら進んでいくストーリー。互いに魅せられた明虎と卯一。ふたりにしか分からないモノが確かにあったんだろう、明虎の魅力は正直分からないけどふたりとも自分の半身のような感じだったのかな。ふたりでやっと1人になれるみたいな。だから強く惹かれあって執着して求め合うんだろうか。そんなふたりの周りでみんながみんな誰かを羨んで妬んで眩しくて、ジェラシーですね。卯一が望んでいた家族、そこを突き放されたとき、自分から去るところ、涙出ました。自分でもびっくりした。もっと深掘りしてほしいところはたくさんあったんだけど、ストーリーとしての面白さと卯一が好きなので☆5にしました。
ただこれだけは言いたい。姐さんのまきさんがカッコイイとレビューで見て途中まで私も思ってたけど、最後まで突き通してほしかったな。あんな風に卯一を受け入れておいて(受け入れたふり、強がりなんだろうけど)なんだかなって思ってしまった。いや間違いなく良い女だしかっこいいんだけど!お話的に必要な存在なんだけど!でも卯一のあの悲しそうな姿が切なくて切なくて。同じ女として奥さんの立場に感情移入してしまう人もいるだろうけど、これはやはりBlであって私は根っからのそっち側の人間なので女に感情移入は一切できないし、しない。サバサバしてて良い女!とは思うんだけど正直もう少し出番減らしてほしかった(笑)明虎に腹立つくらいにまきさんの存在がデカすぎた。最高の終わり方だと思いますが、せめて、せめてもう少し再会するまでの期間短くしてほしかった。さすがに長すぎて……もっと求め合う明虎と卯一が見たかったーーー!!!!!(泣)わあーでも好きー!最終巻!あの家族に入れなかった卯一の姿に涙です。こんな終わり方もあるのかぁ。
躊躇うんじゃなかった
2022年9月3日
ずっとずっと気になりつつ。低評価読んでさらに悩みに悩み。値下げでやっと決意して購入。
感動。
充実した時間過ごせました。
いいね
0件
内容が濃い
2022年9月2日
四代目からの購入です。
すごく登場人物が無茶苦茶なのに魅力的で憎めず、どんどん話に引き込まれて一気に読んでしまいました。
すごく面白かったです。
私は親世代のジェラシーの方が好きです。
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最高
2022年9月1日
スカーレット・ベリ子先生の描く作品が1番エロいです。シリアスなのに笑える場面も多く一気に完結まで読んでしまいました。登場する女性も芯があって好きです!
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ずっと気になっていた作品!
ネタバレ
2022年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ もっと早く買えばよかった、、!任侠物だし絵が苦手そうでハマれるかな、、と心配で避けていたのですが、完全に杞憂でした。もっと早く買えばよかった!!!身体の線や目線がとてもセクシーで目が楽しい作品です。姐さん良いキャラでした。主人公がセクシーな子供のようなクズで、相手が極道の組長代行という話。組長の目がめちゃくちゃ素敵です。すごく書き込まれてる訳ではないのに目力がすごい!シリーズも即買いしました。こういうチャレンジの元にステキな出会いがあるのでBLのランキング見るの止められません、、。
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圧倒的で壮絶なストーリー
2022年8月26日
凄い…凄かった。卯一の現在と過去を絡み合わせながら物語が進んでいく。前作でゲスな男と思われていた卯一が今作で印象が変わる。妖艶で危うい美しさ。汚されても。なお美しい。明虎への執着が極道の世界へと踏み入れていくさまに引き込まれていく。主要人物達のそれぞれの心理描写が秀逸。読み終わると良い意味での憔悴感。前作に続き圧巻だった。
やっばい。
ネタバレ
2022年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 超ジェラシーだ。しっかし卯一わけわからんって思いつつめっちゃかわいい。明虎好き過ぎる。なんか、多方面にモテまくる男の近くにいる覚悟ってすごいなぁ。とにかくずっとドキドキするし、最後はなんとも言えない気持ちになる。卯一がかわいいからひたすら幸せ噛み締めた。みんないい感じに老いている。キュンっとなることこの上なし。
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堪らない
2022年8月20日
最近スカーレット・ベリ子さんのファンになり、ベリ子さんの作品の中でも重めの内容だと聞いて、気になり購入。ベリ子さんの綺麗な絵がほんとに素晴らしい。ストーリーもただの「恋愛」にとどまらない深い内容でした。確かに重めの内容ではありますが、度々ギャグもあるので、楽しく読ませていただきました。
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破滅と存立
2022年8月16日
5巻一気読み。泣いた。クソ野郎なのに泣いた。共感できないけど「でも愛してあげる」に激しく同意。
バックナンバーの「ハッピーエンド」を彷彿とさせる。
麻巳は、矜持を保ったように見えるが、グレートマザーとしての二面(母性と狂気)がしっかりとあった。放っておけない資質は辰之にしっかり受け継がれたな。辰之は明虎の天然もの拾い性質も加わっているようだから(笑)「四代目〜」を読み直したい。
子どもの無邪気さと無鉄砲さ、恐れを知らずスリルと快の先にある死に向かって純粋に欲望を棄てずに追求するイドの塊同士。
人を巻き込み振り回して与える者、人を巻き込み振り回して奪う者。奪う者は身を千切られて初めて自分と人の痛みを知る。破滅と相対する存立によって惹かれ合う。生存を賭けた愛は年月で衰えず。
明虎はクソ野郎だけどかっこいい。卯一もクソ野郎だけど憎めない。
麻巳は鬼子母神、アソダはアーキタイプのシャドー。全ての人のジェラシーに心服を。
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超大作
ネタバレ
2022年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛と嫉妬の物語です。
『四代目〜』が好きなのでこちらも購読。泣ける。最終巻は号泣しました。
お話は『四代目〜』で登場した櫓木と、辰之の父親・明虎のラブストーリー。その2人を軸に男同士の嫉妬を描く作品です。
大和会の花村一家の3代目・大和明虎×小説家の愛人をしていた不思議な男・櫓木。
2人とも、自分の思った道を進んでいるだけなのに周りからの嫉妬を生み続けトラブルの渦中に。
『四代目〜』の時と比べて櫓木の印象がすごく変わりました。こんな魔性の男だったんだと言うのもありますが、明虎に真っ直ぐで明虎からの愛もあったのに身をひく男らしさもあって凄くカッコよかったです。
でもさらにカッコよかったのは、明虎の嫁の麻巳。本当に強い女だなと。明虎の不倫相手にあんな大人な態度…しかも最終的にはそんな櫓木を心配して連れ戻そうとしてくれていて、懐が深いとかもうそういう次元じゃないです。普通だったら、あんな面倒な男排除したいはずでしょ。だからこそ櫓木も、麻巳だけには嫉妬を覚えていますよね。本当にどの男よりも強くてカッコ良すぎます。
ラストは…私は別れたままの方が良かった派ですが、好き勝手する2人がまた一緒に好き勝手するのも見てみたい気はします。
余談ですが、福岡の大濠公園のカフェや博多駅など、しっかり地元のスポットがそのまま描かれていて福岡民としては嬉しかったです。
めっちゃくっちゃおもしろい
2022年7月29日
何百冊とBL読んできましたが、これだよ。。これこそ全人類にみせたい漫画だよ…面白すぎるよ…5巻のクオリティじゃないよ。。すべて綺麗に物語も収まって、ずっっと面白いし、最後なんか泣けるよ。。なんだよこれ…。神様ありがとう…。。なぜ今まで読んでこなかったんだろう。こんな神作。。まじで、買って後悔しないから読んでほしいです…
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超大作!!!!!
2022年7月24日
何と言葉にしたら良いのか分かりません。面白い!!!なんて言葉が軽過ぎる気がして、自分の語彙力の無さを恨めしく思う・・・。とにかく「ジェラシー」というタイトルの持つ意味が凄過ぎる・・・・。ストーリーとしてもとてつもなく練り込まれていて、超大作の映画を観た気分です。ベリ子先生は天才だと思う。何で私はもっと早くこの作品を読まなかったんだ・・・・・・・・・。
辛かった
2022年7月5日
何て痛々しいんだろう、もう読んでいて辛くて仕方なかった。全てのキャラがリアルで、愛おしいやら切ないやら情けないやら。苦しくて仕方なかった。色々語りたいけれど、もう胸が一杯で無理。
最後、27年ぶりに2人が再会する話は、正直蛇足だと思いました。が、ハピエン至上主義な私には有難い蛇足でした。だってあんなに好きになれる人に出会う事なんて、無いに等しいから。折角出会えたのに結ばれないより、2人幸せになって欲しいもの。フィクションなんだから、せめてうんと幸せにね。
ヤバ〜い
2022年6月7日
四代目・・・から購入したのですが、コチラの作品と時系列的に読みたくなり
ですが、絶対一気に読みたい‼と思っていたのでまとめて購入出来た時には震えました
そしての感想はやっぱりまとめて読んで良かった〜‼でした
読み直しするのに、周りに人のいない雑務がない日を狙っております
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大好きです!
2022年6月7日
シリーズ通して1番好きなカップルが虎卯一CPで、なんと言うか魂が引き合う、理屈じゃなくて相手を求める様をちょっと前の、日本全体がギラギラしていた時代で描いているのがドンピシャですごくよかったです。4~5巻は電子で買ったのですが、やはりこの作品は紙本で更に活きると感じたので買い直そうと思います。
読者を選ぶ
2022年5月19日
作者買いです。1.2巻(レン◯さんで)購入後完結するまで待ち、先日3,4,5巻を読了。大変シンドイお話でした。『四代目・大和辰之』の気持ち悪いクズなおじさんロギと辰之パパのお話。今作ではロギが色っぽくて凄く魅力的に描かれています。ヤクザのお話なのでドンパチありエグいシーンも多々あり人間臭さ漂う作品なので苦手な方はご注意。レン◯さんの新書館の修正は甘いのですが、シーモアさんは真っ白でした。スカーレット・ベリ子先生の絡みは本当に綺麗なのに残念。同じ作品でもこうも違うのかと驚きます。参考までに。あちらは短冊二本です。
凄く感動した
ネタバレ
2022年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4代目大和辰之の関連したおはなしという事で、続きで読みましたが、辰之のお父さん3代目明虎と卯一のお話で、出会いから、別れ、再会とこちらだけでも満足できますね。出てくる人達を卯一が掻き回していく感じですが、最終的にそのお陰で丸く収まった感じです。色々な人が相手に感じているまさに、ジェラシーのお話でした。
ベリ子先生の作品といえば、コレ!
2022年5月16日
みなさまのレビュー、意見が分かれますよね。
卯一のキャラが余りにも強烈でインパクトがあるからですよね。本気で嫌悪感を覚え、苛立ち、読むのが無理って思う読者様多数。
でも、これが、ベリ子先生の凄いところですよね!
こんなキャラを作り出しちゃって、リアルに近い「人」になっちゃってるんですよね〜。私の中で、妖艶といえば卯一です!!もう、そのくらい、このキャラには魅了されました。今のところ、こんなドンピシャな妖艶キャラには出逢えてません。
好みの問題で読まないのは勿体ないと思います。
ベリ子先生の意図から読むと、また違う視点から読めて、卯一も愛らしく見えたりするからおもしろい。あんな男なのに(笑)
ベリ子先生の作品の中で、一番ディープで深い作品。
読み返す度に、色々な事が繋がってくる作品ですね。
27年越しの壮大なストーリー
2022年5月5日
四代目…の前日譚ということですが、出版順にみのりの手、四代目…を読んでから読みました。
これ、四代目を先に読むかジェラシーを先に読むかでも受け止め方変わってきそうです。
出版順に読んだら卯一が許せない人も出てくるんじゃないかな。
前作二作(みのりの手は読まなくてもストーリー把握的には大勢に影響なしかも)を含めた壮大なラブストーリーなのですが、ヤの世界なので相当インモラルだしキツい描写(暴力、性暴力)もあるのでそこが絶対無理な方にはいくら読ませるストーリーですと言ってもしんどいが勝ってしまうかも、です。
すごい作品に出会ってしまった
2022年5月3日
衝撃、その一言につきます。一気に読み、焦燥感に耽っています。最終巻のベリ子先生のあとがきに、とても納得しました。あとがきを読んで、本当の完結を感じました。苦しめられてきた、私の気持ちを代弁してくれるキャラ、まさにその通りだな、と。私は女だから、母親だから、麻巳にすごく共感しましたが、やるせない思い、このもやもやはずっと引きずってしまいそう。そのくらい刺さる作品です。
拍手喝采!
ネタバレ
2022年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の中では、これぞBLです。こんなの賛否両論あるに決まってるし普通の男女関係で描けば、ただの腹の立つ作品で終わるでしょう。ただBL作品としては素晴らしいんですよね。一気読みで止まらない上に、5巻で号泣。ずーっと泣きながら読みました。キャラ設定、ストーリー展開、全てに置いて抜群に面白い。まるで昭和の任侠物に出てくるかの様な彼らの雰囲気に酔いしれるのは歳のせいでしょうか?明虎と卯一、運命に引き寄せられるように出会い別れ再会するまで、ジェットコースターの如く人生を駆け抜ける様を、描ききったベリ子先生に拍手喝采です!『愛すべきクソ野郎』たちに乾杯!
家族のはなし
2022年4月29日
ベリ子先生渾身のがっつり極道モノです。運命の出会いを果たした卯一と明虎によって、登場する皆がジェラシーの渦に揉まれ足掻いています。理解しがたい二人に共感しようとするのではなくて、極道でしか生きられない、共に“家族”として生きる覚悟を決めた人たちの愛憎渦巻くこの作品をまるごと肌で感じてほしい!そしてこれほどのストーリー、登場人物それぞれの心情などとても分かりやすく読みやすいと思いました。長編を楽しむテンションを保つためにそういうところの力量にも注目してしまいます、ベリ子先生さすがです!!
もっと早く読めばよかった
2022年4月25日
攻めは攻めとして、受けは受けとしてどちらも顔も中身も好みだったのでまずそれだけで最高でした。既婚者で子供もいて愛人になるわけで、またメインキャラがクズなので評価が分かれるのも理解できます。しっかりとキャラとストーリーがあるからこそ、価値観合う合わないがでてきますしね。自分も奥さんか…という感じでしたが、マイナス部分があっても総合的にプラスになりました。ただどうしてもメイン攻め以外のキャラにも感情移入してしまい…特に半田さんが…幸せになる世界線が欲しかった。悲しい
結果オーライだけど切ない。
2022年4月15日
極道だろうと、チンピラ以下だろうと、やはり人を想う、想い続ける気持ちは素晴らしい。
私は涙無くしては読めない漫画の1つになりました。
運命。。。。。って言っていいのでしょうか?こんな出逢い、怖いけどしてみたい。。。
麻巳姐さんに☆5を!!!
2022年4月8日
スピンオフ作品のスピンオフ作品でした。「みのりの手」→「四代目・大和辰之」→「ジェラシー」と続く、長い長いシリーズ作品でした。全部読破したことに感無量です。ストーリーは裏社会が舞台ですので、アウトローものです。妙に考えさせられることや、ジーンとくるシーンなんかもたくさんあって涙するシーンも多々ありました。作品としてはとても好きなのですが、主人公である卯一だけはどうしても好きになれませんでした。最後の最後まで・・・。理解したくないし、理解できない。でも周りを支えたひとたちがあまりにも愛すべき人だったので、特に代表的な麻巳姐さんに☆5を与えたいと思います。個人的には描き下ろしのエピソードは余計だったな・・・。ないほうが好みでした。
大好き
2022年4月4日
レビューを見ていると好みが分かれるようですが私は大好きです。
世界観がしっかりしてて読んでいると自分も染まれるというか、、、
他の作品も買いましたがこれがダントツで好きです!
完成度が高い。
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作の後にみのり→四代目を購読。どなたかのレビューに書かれていたように、それぞれのバックグラウンドからジェラシーがは発生する。卯一に振り回されていろんなトラブルが降ってくるけど、明虎さんとの絆が強固で誰も入り込めない。最後に卯一が身を引くことで愛することを覚え、心が成長したときの笑顔は美しかった。明虎さんの目線で同じ気持ちになったわ。
最後の作家さんのコメントにあるように、麻巳姐さんの気持ちにも近づいた気がした。1人の人間の感情や考え方、頭脳回路を余すことなく、そして決して中途半端にせず、完成度高く物語を完遂させた作家の力量に頭が下がります。きっと沢山の予備知識で土台を作り、いろんなところでさらに知識を得て、いろいろ考察し、一つの論文を仕上げたように完成させたのではと、その苦労を労いつつ、拍手で讃えます。お疲れ様でした。そして素晴らしい作品をありがとうございました。ちょっとこれを読んじゃうと他の作品が物足りなくなりそうで怖い気もしますが。それにしても麻巳姐さんはカッコいいね、好きだわ。
メンタルゴリラじゃなくても読めました😊
2022年3月19日
ジェラシーを購入を悩んでいました。作品説明も試し読みも重く書かれていて+スカーレット・ベリ子先生のTwitterに作品の早見表?にメンタルがゴリラの時にオススメと描かれていてやや躊躇してしまいましたが、今日、試しに1巻購入してみました。
確かにカプ固定派はout。暴力、血生臭、任侠、ビッ🖤と有りましたが、それよりも何よりもですよ、ストーリーも深く読み込めてキャラ達の個々の性格も読み手に喜怒哀楽を与えて魅了する作品でした。♦。
メインの攻め受け2人の不器用過ぎる程の不器用な愛情表現に読み進めて行く度に惹きこまれまれ引きこまれ次々と読んで買い、又読んで買い...結果全巻購入でしたょー ´艸`♦。
因みに1巻のラストの💗シーンは背徳的行為にゾクゾクしました😄♦。
ベリ子様が描くどのS💗Xシーンも官能的で魅力的。オススメ。素晴らしい肉体美S💗X。

あの始まり方からこの終わり方をするなんて予想も出来なかったので涙涙涙でした😩

ベリ子先生の御言葉『ケツで攻めを抱く』
BL界の最高峰で最強の名言です👍
推しは麻巳さん
2022年3月18日
タイトルのジェラシーをそのままどっぷり描いた作品。すごくリアルな感じでした。周りからしたら些細な事かも知れないけど、本人には本人のバックグラウンドによるジェラシーが生まれて、そのジェラシーに苦しめられながら生きていく様子。
ユーモアシーンもたくさんあって面白い反面、逆にそれが落差を生んで苦しくもありました。
史上最高です...!
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私が読んだBL漫画中で一番最高の作品でした...
読む手が止まらずあっという間に読了。
各キャラクターの魅力も心情もストーリーも全てが高レベルで...
とりあえず落ち着いて再読いたします。
とにかく卯一が魅力的です。
セクシーでかわいそうでかわいくて...
卯一が一番好きです。
明虎と別れてからの27年間、どんな気持ちでどう生きてきたのかとかなぜ両親と完璧な家族ではなかったのか等、まだまだ知りたいことがたくさん...!
もっともっと彼らの物語を見たいと思える、そんな作品です。大好き!
最高の作品をありがとうございます!!!
最高の先生の、最高な作品。
ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えて、大きなため息一つ。
二人の人生に付き合って疲れたけれども、この終わり方は素晴らしい。
皆、ハチャメチャやって性格は癖が強烈でしたが、何だかんだあっても真の男達でした。根元は腐ってはいなかった。いや、腐った部分はあったけれども、沈む船から一人だけ逃げ去るような奴はいなかった。
にしても。いやはや、30年経てもあれをやるんかいとクスリ。二人の青春は永久に、ですか。羨ましい。
最高でした
ネタバレ
2022年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めよりも受けの方が身長が高いのですが、そんなことは気にならいくらい物語にのめり込んでしまいました!卯一はハチと結ばれるのかしらと思いながら読み始めましたが、明虎と幸せになって本当にほっとしました(笑)
最高
ネタバレ
2021年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ジェラシーは試し読みして絶対に読みたいと思っていたので四代目と一緒にまとめて購入しました。良かったです。卯一くんがとても不憫で、だけどどうしようもない奴で。でも最後に明虎さんがそれでいいって言って受け入れてハッピーエンド。
良かったなぁー。
感慨無量
2021年12月11日
1回目読み終えて、四代目から読み戻り、みのりの手、と経て再びジェラシーを一巻から読み返しました。卯一と明虎。本能で惹かれ合う2人。その激しさと純粋さは、周りの人間たちを惹きつけ巻き込まずにはいられない。痛々しく、苦しくなるジェラシーというこの作品。何度読むのを中断したことか。息が詰まるような、胸が掻きむしられる思いに何度、、、。卯一の目が、虎の目が、頭に焼きつきました。誰もが持っているジェラシー。登場人物たちもしかり。憎しみにも姿を変える程の激しいジェラシーに、それぞれが苦しみ、悩み、葛藤するその心情、姿が見事に描かれていました。そして、この作品を愛してしまわずにいられない予想を上回るラスト。涙が溢れました。こんな結末があったのか。感慨無量。
1巻だけですが
2021年12月7日
ベリ子先生の絵が好きで、今回も美しいのです!が、妖艶で怖い雰囲気もありドキドキです。明るい話のほうが好きなので、とりあえず1巻だけ買ってみたのですが、続きが気になるので残りも買います!
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最高
ネタバレ
2021年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで、こんなに深い内容のBL物語を読んだ事がなく、気がついたら吸い込まれ全巻読み終わってました。はらはらドキドキの連続。ヘヴィーすぎて重たいけれど心にズサッと刺さりました。兎一は愛するがゆえ、あき虎が中心の世界で、周りの人達から幸せや安心を奪っていくばかり、あき虎は別け隔てなく人を大事にしている。兎一は全く気づけないしとんでもない奴だけど、こんなに深く心がボロボロになるまで一人の人間を愛せるなんて、変な話うらましくもあるなぁ。でもあまりにもめちゃくちゃ、嫉妬から生まれるのは醜さだけ。このコミックの世界は壮大すぎて上手く言えないけれど。人は不器用な者だと感じました。麻美さんは強い女性でした。ほんと描写も素敵で兎一から流れる艶めかしい色気。魅力的でした。
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惚れ惚れするジェラシーだなぁ
2021年11月15日
目を釘付けにする、表紙絵や、カラーページ、どんなジェラシーが渦を巻くのか、、少し怖い感じもしながら、、でも気になってしまって、、悶々としながらも、割引に乗じて読み始めました。こんなジェラシーがあるのかと、ジュラシーってもっとドロドロした醜い感情のような気がしてたけれど、それぞれが抱えるジェラシーがそれぞれを思いあう瞬間があって、、救われたような。でもやっぱり人間ジェラシーを抱えて生きていることは、生身の人間だなと感じました。極道らしくもあり、なりきれない明虎さんがかっこいいです、みんなが惚れる理由がわかります。
全員のジェラシーと愛がすごかった
ネタバレ
2021年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ みなさんのレビューどおりです。怯まずに読んでよかったです。
ジェラシーっていうタイトルをあまり気にせずに読み進めて、最後に、あぁこのタイトルしかなかった…と思うほどに、明虎、卯一、浅生田、麻巳全員の一途な愛が、ジェラシーになって、また愛につながります。
どうしても明虎と卯一の幸せを願ってしまうのですが、麻巳がいなかったらよくあるBLだったんだろうな…と思います。
明虎はいつもポーカーフェイスで、だけど卯一を心底愛していて、それが救いでした。5巻を何回も読み返してニンマリしています。最後のやりとり、ずーっと見てたい。
一気読みしましたっ
2021年11月1日
なんだかみんながみんな悪じゃなくて弱さとか脆い部分があって、久々グーーーーっとのめり込んでしまいました。魅力的な人達ばかりで憎たらしいけど愛すべきキャラクター達でおもしろかったです。
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圧倒の世界観
2021年10月10日
もう、本当に流石の画力と世界観に圧倒されます。他のBLとは一線を画すレベルの高さ。全巻一気読みした後、何度も読み返しています。
まるで長編映画を観たように
ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっと完結まで見終わりました。一コマ一コマ本当に映画なように繊細でセリフがない画面すら表情から人物の心境ちゃんと伝わって来ました…ムズムズな嫉妬やドロドロの愛情そして"すべて愛してあげる"か…それぞれのキャラクター個性が鮮明だったためこういう複雑な関係や愛情に特に違和感感じなくするする読めました。最後明虎さんと卯一のベッドシーン本当に切なくて泣きました…でも最後の最後二人再会のベッドシーンにもう一度泣けるとは…言葉足らずですみません…夜更かしで見終わったばかりなので今すごく複雑で幸せな感じでいっぱいです。こんな作品読ませていただきまして本当にありがとうございました…
絡み合う愛憎と嫉妬。
2021年9月26日
卯一、浅生田、松見、麻巳さんの、明虎を廻る愛憎と嫉妬が絡み合う物語。それぞれの視点で想いを馳せると、複雑で心が痛む場面も多かったです。

麻巳さんが卯一を「ボタンの掛け違いを直せず、どうにかしたいのにどうにもできない、誰かに助けて欲しいのに誰もいない、切なく哀れで、愛しい子ども」と表現しますがまさにその通りで、そんな卯一に振り回されて皆んな苦しんだ。
卯一も命懸けで苦しんだ。。
私はどうしても卯一が切なくて哀れで、卯一に感情移入して読まずにはいられず、27年の時を経て再び明虎の胸に顔を埋めるシーンに咽び泣きました。

最後に、麻巳さん天晴でした。強くて柔らかくて愛が深かった。。最期は愛する人の腕の中で迎えられたことが救いです。

作者様、本当に素敵な作品をありがとうございました。
うっうっうっっっっっっ〜
2021年9月14日
うぅぅぅぅーーーーー
泣きました。。
完結するまで待って待って待って待って、、それでも読み始めるのに心の準備に準備をして、、やっと一気見しました。
これ、BLか…?!と思いながら、、読み進め、あきとらさんかっこいい、あそださんも好き、辰之があかちゃーん!嫁の気持ちに共感したり、、極道の世界をのぞいたり、、頭が忙しかったです。
でもこれは、ういちの物語、ういちの魅力か1番でした。ういちの気持ちに1番共感して気持ちが苦しくなりました。二人は運命ですね、イケオジ万歳!さいっっっっこうの終わり方で、、べりこ先生、ありがとうございました!!!
よーし、初めから読み直し、アーンド、関連作を全て見直し作業です。今までの何倍も面白いはず。
堂々完結!
2021年9月11日
全5巻ついに完結です。
前作で、辰之を拉○監○していた櫓木にまさかこんなエピソードがあったとは。。
憎たらしいけれど憎めない悪役と思っていたのが、今作のスピンオフで誰よりも愛しく好きなキャラクターになっていました。

無事完結おめでとうございます!
今年読んだBL作品の中で1番響きました!
ベリ子先生ありがとうございます!!!!
大好き!
ネタバレ
2021年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベリ子先生の作品は多分全部読んでるけど、ダントツに好きです。
正直、見た目も性格もキライなタイプの卯一を可愛いと思わせ、裏街道を突っ走り絶対危ないと思ったのに、あの着地。
ベリ子先生の力量だと思います。
楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
最高でした‼︎
2021年9月3日
ほんと、好きです!読み応えありました!離れてから再会するまでの話しも読みたいな…終わりなのが悲しいです。
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ハッピーエンドで良かったです!
2021年8月27日
かなり読み応えのある作品でした!
なかなかにひねくれ者の卯一と一途な明虎さん。
年を重ねても変わらないものがあったのね…素直になれて良かった!本当に幸せになれて良かったねと思える作品でした!
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危うさが…
2021年8月22日
どうしたって自分勝手にしか考えられない人種だから、少し嫌になったりもしたけど納得いく終幕でした
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奥が深い
2021年8月19日
ラスト迄読んで27年か〜幸せに!と言う気持ちになれましたが、途中は卯一にも明虎にもハァー?なんで?とか二人にイライラしたり、奥さんや周りの人の事思ったら、腹立たしい気持ちになったりで感情が忙しかった。ただ一度離れたからこそいつまでも忘れられない、思い出にまでなれなかったからラストがあるんだな〜と思いました。このまま4代目を読もうとおもいます。
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絶対に買って後悔はしません!
2021年8月18日
スピンオフ作品ですが、シリーズの中で一番好きです。絵がとても綺麗で、ストーリー、構成も素晴らしく、いっきに読んでしまいました。
すごくいい作品に出会えてよかったです。
みんな愛があるからこそのジェラシー
ネタバレ
2021年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ってことで…愛のお話でした。
賛否両論はわからないでもない、キャラが好みでなければダメだろうし、愛せれば絶賛。私は大絶賛派です。卯一の愛しさよ( ;∀;)

卯一の一人称が【私】から、最後に【僕】に戻っていたのは、密かに泣けました。
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スピンオフ
2021年8月18日
完結を待って全巻購入しました。四代目〜を読んだのが数年前だったので、内容を忘れかけていたのですが、最後の巻を読んで、あぁ!あの辰之にひどい事した人かぁ!と思い出しました...笑 タイトル通り、みんながみんな誰かにジェラシーを抱いてるんですね。27年経ってやっと結ばれて良かった。
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ベリ子先生!
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベリ子先生が大好きで作者買いしてます。
シリーズ全巻購入し読んでますが、「四代目」を振り返ってまた読みました!
ジェラシー全巻購入して一気に読みましたが最後はハッピーエンドで良かった~(*≧з≦)
読めた〜!!!!!
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【四代目大和〜】読んで、ラブラブな二人を読みたくて【モツ鍋〜】購入し、それまでもずっと地雷だらけらだろうと思って読むことを迷って躊躇していた【ジェラシー】。今回、たまたま一冊丸々お試し読みが出来たことが幸いでした。
一冊目を読んで、もうこれは腹を括るしかないっ!と一気購入、読破しました。
結局一日中、スカーレット先生祭り&フィーバーしましたよー笑。
【ジェラシー】なんと!!!意外と大丈夫でした。ビックリ。すみません、かなーーーりヒビって警戒していたので、むしろ拍子抜けしたくらい。思っていたより明るいシーンもあり、個人的には【四代目〜】のが余程衝撃とショックが大きかったですし、ダーク、ダークしてて地雷多くて辛かった〜涙。
恐らく、こちらの作品は、レビューを多少読んでいたのもあり、ショックが軽く済んでいるのかもしれません。
またあの卯一の性格とか生き方とかそういうのも関係していたのもあるかな??地雷にならないよ、あなただとって感じで大丈夫でした汗。いいんだか悪いんだか。
前評判(レビュー)通り、あさみ姐さんは本当にカッコよかったっ!!!でも葛藤がない訳じゃないところもまた素敵でしたし、でも卯一のことも切り捨てきれなくて、最後受け入れるあさみさんの度量が最高で、最後までカッコよかったデス。
また三人での扉絵がなんか何とも言葉には表現しにくい三人の関係を象徴している感じがしてジーンとしてしまいました。
いやー、この作品で一番カッコイイのは、あさみ姐さんですね笑。
しかし、この絶妙でビッタリな題名の通り、色々な種類のジェラシーが登場し、絡み合い、ぶつかり合ってました。読み応えは勿論かなりありました。
そしてBL枠を超えているお話でした。
裏社会のこともこちらは色濃く出てくるので、苦手な方はご注意を。
読めて大満足!完成度の高いシリーズもの
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私にとって区切りよい400レビュー目はこの作品に決めてましたー。読んだけど、内容が奥深くて、いろいろ想いが込み上げてきて、簡単にレビュー書けないじゃないかー。なので「ジェラシー」を一通り読んだ後、「四代目~」と「みのりの手」を再読、加えて「もつ鍋とリーゼント」も読んでみました。「ジェラシー」は卯一という強烈な個性に圧倒されっぱなしで、凡人の私から見れば全く違い過ぎて共感はできないんだけど、目が離せないくらい魅入られてしまいました。明虎さんも器がでかいと言うか、破天荒というか、これまた別世界の人のようでしたが、二人とも魅力的で読んでて惹き付けられます。主役の二人は本能の赴くまま、周りへの影響も犠牲も多大だなぁと思わされます。麻巳さんの苦悩、痛々しい。卯一を受け入れる強さ、なかなか真似できないくらいカッコいいわー。浅生田の嫉妬や想いも理解できます。ヤクザものを読んでいていつも感じるのは、その世界の忠誠心とか親子の関係って、ほぼブロマンスですよね。だからかなぁ、BLへの融合度も高いし、強い忠誠心には心をくすぐられます。初めて「四代目~」を読んだ時、卯一(櫓木)はヒドイ奴という印象しかなかったんですが、「ジェラシー」を読んだら尚一層なぜ辰之にあんなヒドイことをしたのかという想いが込み上げます。辰之が連れ去られた時、誰の子供であっても子供は大人が守ってやんなきゃならないって言っていたのに…。もう大人になった辰之にはヒドイことしていいのか?いくら明虎の気を引くためとは言え、そこまでやる?そこが分からないんですよね。5巻で反省してましたが…。「もつ鍋とリーゼント」を読んで分かったのが、証券会社の小鹿さんは「四代目~」の望の父ちゃんだったんですね、気付かんかったー。たぶん、このシリーズは何回も読んでいくとまた新たに気付くことが多そうなので私の愛読書にしたいと思います。私もスカベリ子ホリックの仲間入り~!
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