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しのぶれど
1巻完結

しのぶれど

550pt/605円(税込)

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作品内容

陸軍士官学校の同期生、桐島信夫と高橋雄一郎。
名家の出身で正統派のお坊ちゃま、白馬の王子のような高橋は、カリスマ軍人と人気芸者の間に生まれた信夫の妖しい魅力に惹きつけられていた…。
正反対の性格ながら成績優秀なふたりは親交を深めていき、心身ともに唯一無二の存在になっていくのだった……。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • しのぶれど

    550pt/605円(税込)

    陸軍士官学校の同期生、桐島信夫と高橋雄一郎。
    名家の出身で正統派のお坊ちゃま、白馬の王子のような高橋は、カリスマ軍人と人気芸者の間に生まれた信夫の妖しい魅力に惹きつけられていた…。
    正反対の性格ながら成績優秀なふたりは親交を深めていき、心身ともに唯一無二の存在になっていくのだった……。

レビュー

しのぶれどのレビュー

平均評価:4.5 34件のレビューをみる

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高評価レビュー

昭和初期の、日本の軍人物
BLは価格が高め。比較もなんだけれども、クオリティが大きくバラつくHQからしても、BLは価格2割増し、大抵600円以上。エッチばかりのもそうでもないのも十把一絡げにひとジャンルで。それを否定するわけではないが、本作品はレンタル100円と大変安くて、ホントにそんな値段でいいの?、と思うほど詰め合わせいろいろ。バラエティーの豊かさからこの本の内容を一言で説明しにくい。外国軍人物は少し読んでいるが、日本は初めて。なかなか面白かった。

美しいとか、ドッキリするとか、そういうところで勝負してくる話ではない。
いいイメージを一切持っていなかった日本の軍人物を、こう描いてくるなんて、よくやってくれた、と複雑な読後感と、作者の制作意欲の高さ?に感心。

士官学校を描いていて、その時代にそこに居合わせていたかのような、ある意味妙に豊富な情報量と、ニッチな世界に特異なフォーカスの仕方してビックリするほど迷い込んじゃったみたいな語り口。この機会によって読まなければまず見ることはなかったであろう世界を、ちょっとだけ見た感じにさせられる。その、自分にとって必要じゃない詳しさが、読んでる自分に向かって何を見に行ってるんだ、という、変な覗き見趣味的な妖しい興味を抱かせ、一方で、真面目になったり笑ったりと、様々な材料がその舞台の人物の背景を作ってくれて、いつの間にか厚みを感じてる。

BLのレビューを、余り書かない(というか、書きたくない)が、たまたまレビューアーさんたちの恐ろしい数のBLレビューの中で、本作は特に興味を掻き立てられ、実際読んで自分もレビューを入れたくなってしまった。
時代がかったストーリーはそれらしく描くのにそれだけエネルギーが要る筈だし、そもそもフィクションはこちら読者をどれだけ敷いた設定にドラマを乗せられるか、と思うのだが、作り込みが不思議に嵌まっていたのが不思議。

追記:2021/4「白の無言」 読了後一言。壮絶な桐島の人生。美しく散らした男の一生。彼に気持ちを寄せた高橋の衝撃はいかばかりか。これ本当にフィクション?と思う程、当時の時局の中での軍靴の存在や、細部や背景の時代考証の徹底による描写で浮き上がってくる登場人物のリアリティーが、あった。辛い話だ。大竹先生の物凄さは実感できる作品だったが、作品から受けたやりきれなさの方が勝る。
BLという言い方はダメだそうだ。レビュータイトルからは外した。
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0件
2019年3月22日
軍服も眼鏡も大好きです…
わあぁ大好きな軍物のお話…!なぜ今まで存じ上げなかったのか!しかも陸軍士官学校が舞台だとは…。ドストライクすぎる。
そして軍服大好きなんです。どちらかというと海軍の方が好みではあるんですが、陸軍の方も見慣れたらだんだん格好良く見えてきている…。
祖父や親類が皆揃って陸軍所属だったこともあり、桐島くんたちが着用している詰め襟の軍服は写真等で馴染みがあります。
そして、桐島くんもかけている眼鏡。祖父の部隊(歩兵)の集合写真では、眼鏡をかけている方の比率が思いのほか高かったことを思い出しました。軍隊ではあまり眼鏡の方は多くないという思い込みがあったので、これは意外でしたね。
あの当時は皆様桐島くんと同じ丸眼鏡、やはり昭和の眼鏡の形はとてもインテリジェンスに見えます。素敵。

作品の絵柄は、品があってほんのりレトロな感じ。物語にすごくマッチしていると思います。
そしてBL作品のようではありますが、作画の耽美なイメージに反してコミカルで微笑ましい。個人的にかなり好みのストーリーです。あぁ~本当に何で存じ上げなかったのか…!
もっと早くこの作品と出逢いたかった…。でも出逢えただけで幸せだと思うことにします!検索で表示されて下さって本当に有難うございます(敬礼)。
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4件
2025年4月4日
ドナルド キーンさんを思う。
(読み放題からです。)作中時代の日本軍人が出てくるものや それを美しく描いた作品を世に出すのは、今の時代、難しくなっていると思います。特に海外では…。だけど水木しげる先生の作品の中で出てくる人たちだけが、あの時代の軍人ではなかった訳で、良い面もあったと思っています。
父は高官で母は華族出の高橋、将校軍人の父と母が芸者の桐島。互いの想いを句に載せて表現する作者様。その描写に、故ドナルド キーンさんを思い出しました。彼は戦時中、情報部隊の一員として沢山の旧帝国軍人の辞世の句に触れて(遺品です)その教養の高さに心を打たれて戦後は日本文化の研究者となり、東北の震災後には帰化されました。旧日本軍人、というと一般的なイメージは良くありませんが、きっとこの作中の高橋、桐島の様に本当に純粋に国、故郷、友を思う(そこが、私には耽美なのですが…)青年たちがいた世界があったと、同じ日本人としては思いたいなと思った作品でした。桐島の三味線を弾く姿の艶やかな事…ため息が出ました。良い作品でした。
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9件
2021年2月28日
発行順と物語の時系列が異なります
「白の無言」の桐島と高橋の陸軍幼年学校・士官学校時代のお話です。「白の無言」を知ってしまうと、もう…、「どうして”しのぶ”なんて名付けたの」とさえ思ってしまいます。作者さんもおっしゃるように、一番気持ちを忍んでいたのは桐島でした。隠そうにも隠し切れない高橋の淡い恋心と、忍ぶ桐島の恋心、そして、時代。なんとも切なくもありますが、このころの2人のやり取りは、幸せでした。
元々、「好きが高じて」ではあるようですが、作者さんの資料収集の徹底や取材にかける熱には、頭が下がるとともに、このような作品を描き上げてくださったことに感謝の気持ちが芽生えます。桐島と高橋の物語を教えてくださったフォローさんにも感謝です。
「しのぶれど」と「貴様と俺」は、読み放題でも読めるのですが、今びっくりなお値段でセールとなっています(5/13まで)。
発行順は「白の無言」が最初ですが、物語の時系列的には、「しのぶれど」→「貴様と俺(しのぶれど番外編)」→「白の無言」です。
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7件
2021年5月1日
作品中時系列で最初の物語
初読み作者さんで読みホです。フォローしてる方が教えてくださいましたが、今だと全て読みホと無料配布で読めます。作品中の時系列で、しのぶれど→貴様と俺(しのぶれど番外編)→白の無言(麗人25周年記念小冊子vol 5 21年4月30日まで無料配布)
時系列で読んだので、どのような運命がふたりに待ち構えているか私は知りませんでした。数十年前に建て壊され移築されてしまった彼らの学舎の市ヶ谷の一号館に高校の社会科見学で行ったことがあります(三島が自決したところです) 。幽霊が出るという水が滴る地下の防空壕まで見学させてもらい、もちろん戦争や武力の善悪は別として、あの時代の人々の生死をかけた真剣さに心が震えました。「しのぶれど」は一号館がまだ学び舎として使われていて軍部にも余裕がある昭和初期の短編をつないでいます。ここから雪崩れ込むように時代が変わっていきます。
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10件
2021年4月13日

最新のレビュー

友情か欲情か
昭和初期の、陸軍士官学校を舞台にした
友情と、欲情が交わるドキドキ感

制服姿の若人はとにかく美しいです
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0件
2025年5月6日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

妖艶なBL作品
営業:ませびー(シーモアスタッフ)
陸軍士官学校での男同士の淡い恋心を描く作品。高橋雄一郎と桐島信夫のそれぞれ違う魅力を大竹直子先生が描くことで、時代背景とぴったりマッチして、BLに興味がない人もついつい読み進めてしまいます。今までまったく興味がなかった人は是非一度読んでみてはどうでしょうか?

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