巻を増すごとに面白くなる。目が離せない。5巻は、従業員の育成、売り場に立つ人間が売り場をどう改革すればいいか考えるための環境整備を、経営者目線で進めていく話だったなと読み終わってから感じました。登場人物も、ライバルも多くてさまざまな人間の思
惑が入り乱れているけれど、今巻はテーマが一貫していたので読みやすく、引き込まれてあっという間に読み終わってしまいました。続きが気になる〜!
(2021/10/30)6巻読了。前巻のことをすっかり忘れて、発売日すぎても、まあそのうち読むか〜と放っていたけど、読み終わったいまは発売日の自分を平手でパーンと殴って「面白いから…!絶対に面白いから!!買え!!!」と胸ぐら掴みあげるくらいの面白さでした。今巻も経営者目線の読みやすい仕上がりですが、その視点の主に、三ツ星の番頭、五百雀さんを持ってくるとは思わなかった。あの眼鏡の…くらいの印象だったのに、彼の情動を知ってしまったら十数巻くらい彼を主役にした話を読みたくなってしまうよね…好き…本当に好き…。文明開化…散切り頭に洋装を取り入れる、そういった新しいファッションを売っていこうとする時代の大津波に巻かれて溺れまいとあがき、そして水面に出たとき頭上の星の美しさに圧倒されるような、怒涛の物語です。最後に美しく光るのは虎であってほしいな。
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