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ジェラールとジャック

681pt/749円(税込)

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作品内容

フランス革命前夜のパリを舞台に、没落貴族の少年ジャックと、三文小説家の平民ジェラールの「一度目は街娼、二度目は息子、三度目は恋人」の如き愛の変遷を描く、大河歴史ロマン。(この作品はボーイズラブ作品となります。)

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  • ジェラールとジャック

    681pt/749円(税込)

    フランス革命前夜のパリを舞台に、没落貴族の少年ジャックと、三文小説家の平民ジェラールの「一度目は街娼、二度目は息子、三度目は恋人」の如き愛の変遷を描く、大河歴史ロマン。(この作品はボーイズラブ作品となります。)

レビュー

ジェラールとジャック(白泉社文庫版)のレビュー

平均評価:4.7 39件のレビューをみる

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高評価レビュー

素晴らしかったです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 官能小説家 ジェラール・アングラード×男娼 没落貴族 ジャック・フィリップ・ド・サンジャック
ジェラールが馴染みの娼館で出会ったのは新入りのジャック、ここからジェラールとジャックの奇妙な縁が始まっていきます。426ページという大ボリュームでジェラールの半生が描かれていまして、若い頃の貴族の女性相手の恋やその女性に振り回された出来事、ジャックの出生がジェラールが経験したことと符号して、時代背景はフランス革命前後の混乱期で命の危険が迫ってくるなど、もうこれは大河ドラマのようなストーリー。「きのう何食べた?」をドラマで見て、よしながふみ先生は存じ上げていましたが、初読みでして、私はまだよしながふみ先生を知らなかったなあと反省するくらい素晴らしい作品でした。ジェラールが男色家になったのも女性に対する不信感もありますが、子供が産まれる行為というのを恐れたのかなと思いました。ジェラールが得られなかった真実の愛をジャックが与えてくれて、そしてジェラールが受けとる覚悟ができて本当によかったです。人生の変遷を経て向き合った2人がとても愛おしくなりました。
2004年5月 総426ページ 修正=見えない構図
いいね
8件
2022年9月10日
2人における4つの関係性
大奥よりも前に描かれたよしながふみさんのBL作品。
絵の古さでなんとなく見送ってましたが、セールを機に買って良かった!
名作と言われるだけあります。さすがのストーリー力です。

男娼を買う金持ち平民のジェラールと、
没落貴族で娼館に売られたジャックのお話。

客×男娼、主人×使用人、父親×息子、恋人同士という2人の関係の変化が
フランス革命前夜のパリを舞台に見事に描かれています。
(ネタバレか迷いましたが、作品内容にほぼ近いこと書いてあるのでチェックなしで…)。

ジェラールが片目に怪我をしている理由や、
男娼を買うようになった理由も、彼の半生を通して語られ、
それが2人の関係にも影響し、奥が深い作品でした。

当時の書籍とか、貴族と平民の関係とか、実在の人物とか、
その時代・国の雰囲気を味わえる展開も良かったです。

ビーボーイ版を買うと590pt × 2巻のところ、
この白泉社文庫本版だと681pt × 1巻で全426ページが読めちゃう。
さらにセールも重なって大変お得でした♩

総426ページ。
いいね
4件
2022年9月24日
一度目は街娼・二度目は息子・三度目は恋人
作品紹介に書かれたこの素晴らしいコピーの意味するところをぜひ実際に読んで欲しい。426ページの大作が681ptで手に入るというコスパの良さ。ジャンルは少女マンガですが、がっつりBLです。

貴族と平民との価値観の違いが様々なエピソードで描かれており、この相容れなさに驚く。貴族ってすげーな…。貴族の思考回路の俺様っぷりにドン引きしつつ、そんな中ジェラールとジャックは果たしてどんな愛の結論に達するのか…。世界史詳しくないマンだけど、とても面白かったです。

男娼として登場したジャックの成長、不遜な男色家として登場したジェラールの若かりし頃(美青年!)、18世紀末のフランスのファッションなど、ビジュアル的にも見所いっぱいでした。(膝丈キュロットからの白タイツふくらはぎからのヒール靴までのラインがエロくて最高)

エチシーンは試し読みのとこが一番エロかったですが、その後も良いシーンが何度か。ジェラールさんの性遍歴がなかなかバラエティに富んでいて、流石…といった感じでした。
いいね
12件
2022年9月23日
かなり気合入れて読みました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ よしながふみ先生、大好きなんですがいつも気合を入れてからでないと読めません。読むのに体力のいる作家さんです。というのも、物語が重厚で流し読みしてしまうと繊細なニュアンスなんかが抜け落ちてしまうので、読むのにとても集中力がいるんですね。このお話、その後はまたみんなで仲良く暮らしたということでいいのかな?ジェラールさん、受けも攻めもこなすあたり、昔のB Lだな〜と思います。昔はよくあったのかもしれませんが、今はもう受け攻め固定とか地雷持ちの方々が増えてますから、こういうのは案の段階で落とされていそう…などと思いました。とにかく、ジェラールさんの愛が深くて、奥さんのどこが良かったのかわかりませんが、ジャックと末永く幸せに暮らしてほしい。真剣に冗談抜きで命の危機という感じで、手に汗握りました。あと、エチシーンが本当に素晴らしく美しく、妖艶でやっぱりよしなが先生大好きだなと思いました。当時の時代背景などわかればもっと面白いと思います。残念ながら歴史は詳しくないので…
いいね
1件
2024年2月15日
想い溢れるフランス歴史ロマンBL
よしなが先生の「大奥」に感動しファンになりましたが、先生がBLを沢山書いている事を知らず、早速読みました。
「大奥」の和のイメージが強かったのですが、洋風にも全く違和感がなく、独特のクラシックな画風で特に表情の描写が素晴らしいです。フランス革命の時代背景に、裕福な平民と没落貴族の愛を描いたBLの内容の深さに感嘆し、よしなが先生の魅力を新たに見せつけられました!
ジェラールの多情な妻と哀れな子供とジャックの出生の秘密が、立場は違えど偶然重なり二人の愛が深まります。抱擁シーンの描写は眩いほど美しく、言葉になりません!オクテのジャックの性への目覚めも興味深いです。ジャックへの愛で、ジェラールが妻への愛憎、陰鬱で狡猾な妻の愛人、そして自分自身の全てを許すシーンは胸が熱くなります.....悲痛な愛の精算には新しい愛しかありません。建造物や衣装も煌びやかで、貴族の化粧は日本の公家を思わせます。それに貴族の女性って平安時代の女性みたいに節操がないんですね.....
いいね
2件
2023年8月20日

最新のレビュー

歴史ものは安心してお任せ出来る
フランス革命前夜のパリを舞台に、没落貴族の少年と三文小説家の平民の愛の変遷を描くお話。
「大奥」と同じように、こちらも歴史の流れを取り入れた作品。歴史ものを扱う時は、その舞台や背景、その時代の考え方など、どこまで取り入れてどのように見せるかが難しいところではありますが、よしなが先生の作品では安心して読めます。今作もフランス革命前夜のパリという貴族が栄華を極めた時代と、平民が力をつけてきた時代、その革命がひっくり返る時代の境界線をお話の起承転結に活かす手法は見事だと思います。その上で、そんな貴族よりもお金持ちになった平民のジェラールを主軸に、男女の恋にばかり溺れる典型的な貴族としてナタリーを登場させたりと、この時代をとても上手く描いていて、BLとして、愛のお話としてだけでなく、歴史ものとしても面白く読めました。
でもお話の核はジャックとジェラールの愛の変遷で、男娼と客として出会った貴族と平民が、主人と下男になり、互いのことを知るうちに親子のように大切にしたい存在となり、最後は恋人のように愛し合う。その過程でお互いを特別に思うようになるのが一つ一つきちんと実感出来る。この描写力は流石としか言いようがありません。ページ数からは考えられない程のお値段も魅力的。ぜひもっと多くの人に読んでもらいたい作品です。
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1件
2025年1月11日

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