鯛代くん、君ってやつは。（1）【電子限定おまけ付】

現在4巻、全て表題作（おまけは下記）。

〈〈4巻読んで追記〉
4巻発刊後、低評価投稿が気になったので追記です。
そもそも実は4コマ画面作画での、不思議テンポな蛯鯛くんたちの超スロー
なラブのお話。
ガッツリ手際良いBL展開なお話ではありません。
そこへきて主人公達の生ぬるい迷走ラブが進まず(笑)、主人公の家族や脇役のお話が多くなり不満に思う方が増えたのでしょう。

作者さん作品を見ると、元々BLではない普通コミックの作品が多いようです。
お話の進みのペースが違うのかも。
ありがちなBL進展に期待せず、普通コミックを楽しみつつ？楽しいキャラ達のそれぞれの恋？の話もニマニマ待ってれば充分楽しめそうです。

3巻から謎だった主人公の家族が登場し、背景ストーリーが主軸に。
4巻では主人公達の恋愛より、ハンサムくんが気になる状況へ。。

私は面白ければどんな分野のコミックも好きなので、主人公達の生ぬるい恋愛だけでなく3−4巻以降のお話も好きです、今のところは。
いずれにせよお話は長くなりそう。
気長に待てそうな方にオススメします。。

（ただ、4巻の作画が少しザツになったような？そこはちょっと残念）
〈追記終わり〉〉

1巻表紙が一番カワイイ〜主人公。。
はじまり、ほんと人相チガウ！
顔が怖い（笑）。

先輩は普段はパッとしないけど、作中内で登場する同人誌アニメの女の子キャラ、カスミちゃんのコスプレしてるときが、一番カワイイ〜。

ギャグのような掛け合いの、奥手2人の遅々とした進展、、
3巻でやっと少し進んできたように見えつつも、まだまだ！
主人公の知られざる背景が、、、！
この後がめっちゃ楽しみになって来た（ワクワク）！

ですがこれは、、だいぶ先が長そうです。。

脇役が個性的でめちゃ楽しい！
ボンバー頭の伴内、明らかに手抜きメガネｓのマルとシカク、ハンサムくん。。
そこここでの、手抜きアホ絵も好き（笑）

このキレイ絵での不思議ギャグ調、マイペース進展を待てる方はぜひどうぞ！
完結まで何年かかるか！？


〈ページ数＆描き下ろし〉
＃231,184,197,197ページ。
＃各巻末に5p，5p，8p，6p。
＃カバー下2p（巻内の同人誌アニメ1p＋キャラ紹介1p）

このBLがやばい2022で鯛代(たしろ)君がヘタレキャラ1位に選ばれたことに背中を押されてようやく読んだら、本当に自分の好きが詰まってました。

鯛代くんの恋の相手の蛯原くんとの出会いからギャグ要素強めのハイテンションで進んでいく物語と、大学の漫研のメンバーを含め、名は体を現すを地でいくキャラデザ・デフォルメ画のクオリティの高さ(マル、シカク、ハンサム君の説得力たるや！)にキャラの濃さで、まず漫画表現の豊かさを感じさせる。その合間に挟まる、じわじわと蛯原君の気持ちを侵食していくヘタレ攻め鯛代君と蛯原君の攻防が面白くて目が離せない。この蛯原君、見た目、アニメの女の子コスプレも似合う可愛い子なのに、男の子らしい性格の子。なのに、無自覚に煽っているのが、罪作りで。キスをしようとしてモダモダしている鯛代君の余りのヘタレっぷりに、思わず蛯原君から唇を近づけたくだりでは、「海老が鯛に飛び込んだ？これがヘタレ攻めのなせる技か…」としばしあ然。

2巻まででもまだキス止まりという、さすがヘタレキャラNo.1な進行なのですが、3巻で、鯛代君のイケ面率が高まった上に、また蝦原君が墓穴掘ったな…と思ってからのBのLする展開への発展ぶりと蝦原君の喘ぎ声があっ！！嘘、エロ可愛いってどゆこと？ともう画面に釘付け。こんな日が来るなんて…ヘタレキャラって、普段ヘタレなのに強気キャラの受けちゃんにはぐいぐい行けて、なぜか受けちゃんが抵抗できない、ってイメージがあるんだけど、その意味じゃ鯛代君てヘタレキャラとしては最強では？それと、3巻の後書きが最高です。ヤマダ先生、よーく腐女子のニーズを押さえてる☆異色作品かと思って油断してたらとんでもねー！作画、笑いのセンス、そして腐女子をアタフタさせるストーリー展開と才能に酔いしれました☆ほんっとに全方面におススメしたい大好きな作品です！！