言葉もデート→逢引、キス→接吻など、昔の日本語が使われているせいか、いつものドキドキやキュンキュンとは違ったドキッキュン
が襲ってきました。もう少し言うと、いつものドキッキュンに加えて、じんわりとした何か少しノスタルジックとも言うような(こ
の時代がノスタルジックって何歳やねんって話やけど…)、なんとも言えない感覚が、まるで上品でフルーティーなデザートを食した後味のように、ふんわり残るのです。(なんかウサンクサイ感想やけど…ほ、ほんまにそう思ってんもんっ、しかたないやん!…)
主人公の登場のしかたも、ハッとするものでした。犬童の本来の姿の美しさが目に飛び込んできた瞬間、私も思わず心を奪われてしまいました…。そして、この姿を見た加賀美がどんな反応をするのか、想像するだけでドキドキが止まりません。
自由奔放で、自分の気持ちにウソをつかない、素直でかわいい犬童と、シャイでやさしく、犬童のために厳しく接しようとするも、犬童のかわいさに決心がグラグラな、意固地でオチャメな加賀美の純愛百合です。
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