この作家さんはバイオレンスとキュートさの両方を兼ね備えた方で、「契」などはバイオレンスの極み。凄みがありますが、SMというより自虐的で自身を追い詰めるような、救いのない描き方です。その点、この作品は最初は何となくとっつきにくかったのですが、
再度読み返すとすごく良かったです。暗い過去を背負った志賀を軸に日比野というギャグタッチの緩衝材を入れ、読後感がすっきり。舞台がゲイビだけにエッチシーンやSMシーンもたっぷりあり、ハードなものが好きな人にお勧めw 個人的にはDavidが好きです!
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