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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ KADOKAWA 単行本コミックス 戦争は女の顔をしていない戦争は女の顔をしていない 5
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作品内容

500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ、第5巻が登場。

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レビュー

戦争は女の顔をしていないのレビュー

平均評価:4.4 18件のレビューをみる

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高評価レビュー

魂が振動し、心の雨が目頭を熱くするマンガ
女性が戦争の最前線に立ち、何を思い何を感じたかを素直に表されている作品です。
このマンガを描いている小梅けいと氏の絵柄と表現が相まって、自分の身内の日記帳を見ているかのような、親しい人たちの喜怒哀楽(哀が多いですが)を追体験できる凄い良い機会を得ることができます。
粗暴で嘘つき国家であるロシア(この作品ではソ連時代)に正直良いイメージはありません。しかし、耐え忍ぶことを美徳としナイーブであるロシア人メンタリティはかなり共感できる面はあり、それもこのマンガをより身近に感じる糸口になっていると予測します。
原作も読みましたが、ここまでの感動は得られませんでした。文章だけでは伝えられない所を、監修者である速水螺旋人氏が日本人の感性に合う解析を行い、小梅けいと氏が七転八倒して表現をひねり出した結果だと思います。本当に面白いマンガが出てきました。
ハンカチと紅茶を傍において読むことをお勧めします。
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6件
2020年1月27日
考えさせられる本
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ お値段がそこそこするので、購入に思い切りが必要かも。
最近はロシアがウクライナに責めこんでいて、ロシアが悪というイメージがありますが、この本では違う。
主にロシアとドイツか戦争をしていて、ドイツが悪いイメージになっている。
戦争というものは置かれた立場によって随分と見方が変わるものですね。
未だロシアに対して悪いイメージが無くなった訳ではないですが、女性達が戦争の最前線で怪我人を助けるために頑張っていたのは知りませんでした。
終戦後に軍人の女性に対しての差別があったことも酷いと思いました。
彼女達は何のために命をかけて戦っていたのでしょうね。
戦争が終わってかも、血の匂いや死人の顔を思い出してずっと苦しんでいるのに。
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2件
2022年8月16日
戦争はこんな顔もあったのか
第二次大戦下のソ連、独ソ戦に従軍した女性達へのインタビューから、生々しい戦時体験が窺えます。絵は可愛らしくサラッと進むけど、中身はズッシリ女達の人生が詰まってる。
中には戦闘員として男性の様に戦って死ぬ、日本女性にはあり得なかった凄惨さも。戦後もPTSDになったりその後の人生に色濃く影を落としていて、一人一人のエピソードが胸に響きます。
何より細やかな描写に唆られました。男性本位の軍の中で、女だからと侮られぬ様気を張り、女である事の弱みを堪えて工夫する。女性ならではの戦いが興味深くも切なかったです。まさしく「私」の戦争集。
お値段そこそこしますが相応だなと思いました。続きも出たら読みたいです。
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6件
2020年8月17日

最新のレビュー

性別のない世界
戦場で最前線に立った女性たちのインタヴューを集めた原作があります

かわいらしい絵柄ですが
しかし、その内容は残酷で、克明です

男も女もいないただ生きるために戦っていくために心を殺した女性たちの告白に涙が止まりませんでした
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0件
2025年5月3日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

戦争は色がない
設計:うーちゃん(シーモアスタッフ)
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ先生の戦争を舞台にした悲しいお話でした。いろいろな方面から描かれていましたが、ワーリャ含める洗濯隊が一番印象に残りました。昔は洗濯機などがないのですべて手洗いは当たり前。小梅けいと先生の描く爪がはがれているシーンに涙が出てしまいました。

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