佳門サエコ先生の絵が微妙に苦手で、買うことはないだろうと思っていたのに、ふとこの表紙が目に留まり試し読みしたら、最初の2〜3ページで度肝を抜かれました。試し読みし終えたら即購入。いやらしい汁が大洪水で災害レベルです。いつもなら嫌悪感が走ると
ころなのに何故だか凝視してしまう。たぶん、コマ割りとか構図の思い切りの良さ、大胆さが爽快すぎて、気持ち悪さを相殺して余りあるのではと思いました。
1巻から既に高校生みたいに盛っていた2人ですが、巻を追うごとに日常生活に支障をきたすほどまで加速。オメガバースじゃないのに理性で制御できないくらい欲情しちゃってるところが割と好きです。少し残念なのは、欲情している時の受けの顔が幼く見えて、中年っぽさが消えちゃうところ。オジサン受けが大好物の私としては非常に残念なのですが、作者様は敢えてそう描いているのだと思うので、この方が効果的なのかもしれません。
1巻で十分満足しましたが2巻が出て、その巻末あとがきに「まだ続きます」とあり驚いていたら、少し前に3巻が出て、なんだかんだで4巻を期待している自分がいます。あんまりエロいのは好みじゃないという方でも、意外なことに純愛だったりするし、リーマン&年の差ものとしても楽しめると思います。
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