マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ コアマガジン drap 花に嵐【電子限定特典付き】花に嵐【電子限定特典付き】
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
花に嵐【電子限定特典付き】
1巻完結

花に嵐【電子限定特典付き】

685pt/753円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

学生運動渦巻く、激動の時代。 そんな昭和の折に、一人葛藤する男ーー神谷は、周りの喧噪とは別の問題を心に秘めていた。それは、学友である北條に道ならぬ恋心を抱いているということ…。 そんなある日、北條のことを思い浮かべながら自慰に耽っているところを本人に目撃されてしまい―――?※特典漫画は、雑誌drap2019年6月号実施応募者全員プレゼント「drap NEWフェイス折本」に収録された漫画を電子化したものです。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 花に嵐【電子限定特典付き】

    685pt/753円(税込)

    学生運動渦巻く、激動の時代。 そんな昭和の折に、一人葛藤する男ーー神谷は、周りの喧噪とは別の問題を心に秘めていた。それは、学友である北條に道ならぬ恋心を抱いているということ…。 そんなある日、北條のことを思い浮かべながら自慰に耽っているところを本人に目撃されてしまい―――?※特典漫画は、雑誌drap2019年6月号実施応募者全員プレゼント「drap NEWフェイス折本」に収録された漫画を電子化したものです。

レビュー

花に嵐【電子限定特典付き】のレビュー

平均評価:4.4 93件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

感情が丁寧に描かれてる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●総163Pで短め。学生運動の盛んな頃、同性愛や混血が異端なものとされた時代…ではあるものの、「出来事」の描写はわりとサラッとしていて、それよりも「会話」や「心情」を丁寧に描いて下さっているなと感じました。激動の時代背景とはうらはらに、淡々と描かれる二人の想い。モノローグも多めです。
●名前を呼びながらの自 慰を本人に目撃されたことで、秘めていた想いが暴かれる。実は高校の頃から両片想いで…開かれた花は一瞬で燃え上がる。ずっと隠していた欲望に素直に、貪るように求め合う二人が愛おしく感じます。
●でも神谷は周囲に異端視されることが怖い。そんな神谷に対して、高校の頃に自分が神谷からもらった言葉を返す北條が良かった。北條は、アメリカの血が入っていて金髪碧眼。この容姿に関しては何度も描かれます。高校時代のエピソードはきゅんとする。
●北條逮捕〜出所の2年はポンと時間が飛びます。再会後ひたすらに愛を伝え合う二人。えっちもじっくりと描かれてて良いですが…もう少し、「愛してる」以外の会話が聞きたかったな。別々の2年を経て、二人は何を語り合うのだろうか…と。
●お互いの家族には「親友」としての紹介に留まりそうですが、そういう時代です。北條の髪の長さについての会話、好きだなぁ。「短いと綺麗な瞳が見える」「キスのとき髪を梳いてくれるのが好き」とか。
●完全に表紙買いだったのですが、この美しい雰囲気そのままに、叙情的に紡がれた作品。「自分に素直になれたとき、幸せだと感じる」。良かったです。
いいね
2件
2022年5月11日
表紙だけで星5つけたい
初読み作家さんです。とにもかくにも表紙買い。表紙がすばらしい。シンプルだけれど一手間かけてタイトルの上に桜の花びらが載っているし、前側のボヤけた桜も奥行きが感じられて良い。サムネイルでみてもキャラの顔のほうにスッと目がいくようになっている。デザイナーさんグッジョブ。自分だったらタイトルをもう少し下げるかも...とか思ったけど、帯があるからこれでベストなんですね。前方の桜を生かしつつタイトルの可読性も保っている。デザイナーさんグッジョブ。2回言いました。
2人の表情もいいし、この表紙ずっと見ていられるなあ。
そしてお話も大好きな近代日本モノでした。うひゃー。
時代的には学生運動の頃で、作者様のあと書きによると、寺山修司やら当時の作家のオマージュ的作品のようです。
参考資料なども列記されているので、まずは一度まっさらな状態で読んで、後ほどその辺を意識して再読するのも面白いと思います。資料には現代作家の本や映画も含まれていたのでどれか1つくらいはご存知の作品があるかと。
絵もとっても綺麗ですね。たまに顔の長さが短い気がして、3月のライオンの子みたいだなあと思ったり思わなかったり(個人的感想です)。
お話自体は時代背景ゆえの障害ももちろんありますが、他のこれ系の作品に比べると割とあっさり目かも。
でも生死が関わってくると個人的にはマジで辛いので、私はこのくらいで充分です。エロもちゃんとあります。
いいね
6件
2021年3月9日
エモいと言うのはこのことか…
ワタクシ若者言葉を使ってもよろしいのか悩むお年頃の乙女ですが、『エモい』という言葉が読後の感情にぴったりな気がします。

舞台は学生運動真っただ中の学生寮。
高校からの親友の北條と神谷。
せき止められていた水が勢いよく暴発するように二人の恋心が描かれています。
二人の関係の中に学生運動のことはほとんど介入しません。
ただ純粋に恋焦がれて愛するという人に出会って惜しげもなく蜜を与え合うような二人です。
しかし北條の背景にはマグマの様な熱がふつふつと沸いていてそれが学生運動や神谷への気持ちに注ぎ流れていたのでしょう。
その熱が二人が絡み合うシーンに見事に描かれていて、読み手にも熱が流れ込んできます。
ところが面白いことに、先生の作風とセリフの運びでとても静かで美しい作品になっています。
無骨さは影を潜めひらひらとたおやかな一冊だと思います。

あとがきを読むとじんわりと目頭が熱くなってきます。
寺山修司を介して当時の若者の怒りや不満、傲慢なほどの自尊心の熱量、祭りの後の様な静けさ、そして先生の思いがあの数行で垣間見ることができる気がします。

長い作品ではないですが、トンっとその時代の二人の恋の中に落とされたように没入しました。

いい作品に出合えました。
※中村くんはいつも間が悪いww

**163ページ**
いいね
11件
2023年11月25日
学生運動最中の大学寮が舞台
セール買い。時代設定が珍しいのでお気に入りにずっと入れていて、フォローしてる方がレビューあげてくれて(ありがとうございます)セールに気づきました。(お気に入りって値段が出てこないからセールかどうかわからなくて使いづらいですよね。。仕様変更してほしい)
60年ー70年の学生運動盛んな時代の大学寮が舞台のBL。この時代設定の作品読むの初めてですね。少し硬めの線で描かれた絵柄が、当時の真剣に世を憂いていた学生運動グループの雰囲気にとても合っています。表紙にも各話の冒頭にも全て桜が美しく描かれていて、素敵でした。設定は珍しいですが展開は一途な王道恋愛話。高校生徒会、大学寮同室からの恋愛。たとえ離れていてもずっと想い続けます。
参考文献の小説、村上龍の69は同じく学生運動の時代を描いた青春小説の傑作ですよー。モデルが京都にある大学のあの寮っぽいなーと思って読んでたらやっぱりそうでした。建て壊されたのかと思ってたら、まだあるんですね!(失礼なこと言ってすみません。以前、ネットで寮を大掃除する企画をみて大爆笑した覚えが。。)
同じ寮が舞台のスピンオフが現在雑誌連載中のこと。単行本になるのが楽しみです。
いいね
14件
2021年3月9日
桜は毎年咲きますから。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和の学生運動が盛んな時代、若者たちが声高らかに主張するそんな喧騒を横目に気付いてしまった視線。
大胆なコマ割りで数ページに渡って描かれる神谷と北條が求め合うシーンは、無声映画のようにただ漏れる吐息と熱さだけが伝わってくる。
この世界に二人だけしかいないんじゃないかと思わせる描き方がめちゃくちゃエモい。
時代設定はただの背景としてでは無く、学生運動に費やした時間や一緒に声をあげた仲間、失ったものの多さを何とか肯定して生きようと未来を見つめる若者の姿として描かれていてより胸が熱くなる。
後書きにサヨナラダケガ人生ダ /ならばまた来る春はなんだろう。この言葉を残した先達へのオマージュ。
色々な楽しみ方が出来る作品と書かれていました。
桜の咲く春の日、大人になったかつての仲間がこれからは「友達」でいてくれと言う。また春が来る度にこの日を想うんだろう。幸せだと笑う2人が泣くほど綺麗なシーン。
もうすぐ桜の季節、時代になろうとした若者たちへ思いを馳せながら花見でもしようかと思いました。笑
心をサワサワと揺さぶるような素敵な作品!
いいね
5件
2022年2月28日

最新のレビュー

月がきれいと思える日
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生運動の時代か。。
今よりも更にマイノリティの時代だったのかな?
告白して受け入れられる可能性はすごく少なかったはず。
好きとか言うのも少なかったはず。
伏し目でほんのり頬を染めてる姿は新撰でした。
また会えない2年は、お互いが生きる縁だったのがよくわかり、
会えた時のぶつかり合いも切なく良かったです♪
いいね
0件
2025年3月21日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

サヨナラだけが人生だ
営業:焙煎男(シーモアスタッフ)
佐藤アキヒト先生の最新作の舞台は、学生運動盛んな激動の時代。大学生の神谷と碧眼の青年・北条のロマンチックラブストーリーです。人生はサヨナラの連続だ……。嵐で散る花のように、儚い人生を懸命に生きる二人の純粋で揺るがない愛に胸打たれる作品です。二人が貫いたものを一緒に見届けてみませんか?

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ