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BLマンガ
化け猫かたって候
1巻完結

化け猫かたって候

700pt/770円(税込)

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210pt/231円(税込)

作品内容

「今日からあんたは俺の伴侶だ」社蓄リーマンの草太は、疲れきった家路で座りたくなり、近くの寄席へ入る。講談の迫力に引き込まれていくも、何故か講談師が化け猫に見えてきて――!?化け猫の存在を知ってしまった草太に、化け猫・喜八は結婚を強要!喜八と同棲生活をするはめに。だが彼との生活は意外にも、疲れた草太の心身を癒やしてくれ、草太は喜八に惹かれていく。二人には、圧倒的な寿命の差があるのに……。化け猫×リーマンの異種間結婚BL

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 化け猫かたって候

    700pt/770円(税込)

    「今日からあんたは俺の伴侶だ」社蓄リーマンの草太は、疲れきった家路で座りたくなり、近くの寄席へ入る。講談の迫力に引き込まれていくも、何故か講談師が化け猫に見えてきて――!?化け猫の存在を知ってしまった草太に、化け猫・喜八は結婚を強要!喜八と同棲生活をするはめに。だが彼との生活は意外にも、疲れた草太の心身を癒やしてくれ、草太は喜八に惹かれていく。二人には、圧倒的な寿命の差があるのに……。化け猫×リーマンの異種間結婚BL

レビュー

化け猫かたって候のレビュー

平均評価:4.8 236件のレビューをみる

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高評価レビュー

1度切の物語(人生)の終りが分からない怖さ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸々表題作品のみ、電子版書き下ろし無し。作家さんのご挨拶、裏表紙含めてP248。エロシーンは99%無しでお話重視です。
化け猫と人間の異種BL…うーん、LOVEにいくまでのお話って感じでしょうか。 イチャイチャは殆ど無いですが、講談師が猫に見えてしまった無料立ち読みからの後は…………………人間社会に溶け込んでいる化け猫社会では化け姿を人間に見られると制裁されてしまう。しかし生涯添い遂げる誓いをすればお互い生きられる。何とも無理みな設定ですが、それによって150年余り生きた化け猫、喜八が初めて連れ添いを作る、しかも人間の男を。生涯の伴侶とはいっても運命共同体の同居人としての生活が始まっただけ。しかし、働くために生きていた草太にとって極々当たり前の人間としての生活やそれを担う喜八に慕うようになる。喜八も自分が語る物語で生き返った草太の感情も生き返り愛しさを感じる。しかし草太は人間であり短き寿命、それは自分達の物語を残して先にタヒんでしまう怖さ。それならばいつでも手離せるように、と思っていた喜八だったが、手離したくない愛おしさと葛藤をする。そんな喜八を受け止める草太は…「初めて化け猫の姿を見た時は怖くて怖くて…俺のことが怖いならずっと怖いと思ってて、最初あなたのこと怖かったみたいに、良くみたら怖くなくなるかもしれないから、それまで怖いままでいて。俺もずっと怖いんだ。」そう伝えて喜八と結ばれる。
私たちが今この瞬間、当たり前ように過ぎる一瞬一瞬の時間はいつ終わるか誰にも分からない。大切な人との時間も保証なんて無い。それは恐怖でもある。でも私たちは明日はあるはずだと無意識に思って明日へ手を伸ばすから今日がどんなに辛くても逆につまらなくても踏ん張ろうとする。
なんかそんな風に感じたお話でした。 ………憶測ですが、過労で倒れた草太に喜八は元気の素(生気)を口移ししたことで草太は寿命が延びたのでは?これまた憶測ですが、時折に喜八が相性がいいと言うのは、お話の最後に草太が2匹の猫(自分達)を見たのは未来の2人かな。輪廻転生みたいな。 とても大好きなお話なので今後も何回も読んで涙ぐむと思います。
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5件
2021年1月5日
読むにつれ星の数が変化する作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幕末から現代を生きる長寿の化け猫と、過労で死にかけていたリーマンの異種間恋愛。
まずは試し読みにて、噺家として活躍する化け猫・喜八のエネルギーに圧倒されすぐに購入を決意。パアンとハリセンを叩く音、よく通るその声が本当に聞こえてきそうなほどキャラが生き生きとしている。すごい。たった数ページ、ごくシンプルなコマ割りなのになんなのだこの熱量は…これは絶対に面白いだろうなと確信しつつも、この時点ではまだ星三つ。それから化け猫界のしきたりに従い伴侶となるまでの多事多難、喜八に都合の良い情報のみが開示され矛盾に耐えきれなくなった草太が不信感を露わに距離をとるまでが、星四つ。それから…夢を伝って草太に会いにいく化け猫ならではのトンデモ展開で一気に胸が熱くなり、ついにここで星五つとなりました。
通常、想いが通じ合う時は天にも昇る気持ちで浮き足立つものだけど…この2人は逆にそれぞれの抱える恐れや弱さをさらけ出すところに繊細さが滲み出ていてとてもよかった。
そして物語は続く。寿命に差はあれど、それでも出会えてよかったと、人生を共にできてよかったと日々を愛おしみながら暮らしていくんだろうな〜と安心できるあとがきも読めてよかった。

偉そうに批評した最後に…草太は運良く化け猫と出会い再生することができたけれど、それはこの物語の主人公だからスポットライトが当たっているだけなのであって…今この瞬間も家路を辿れないほど無気力になったり吸い寄せられるように死を選んだり、救えず手のひらからこぼれ落ちる命もあるのだということを放念することなく描き留めている先生が好きです。
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9件
2025年4月16日
化け猫の物語に救われた雀のお話。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買い。表紙では見えませんが、化け猫なので時々ケモミミですよ〜。でも化け猫なのでちょっとだけ怖い&かわいいですよ〜。今まで読んだ作者さんのお話全部好きだけど、この作品も切なくてすっごく好き。星7つ。
講談師(化け猫)×ブラック企業勤務リーマン(過労死寸前)。
18連勤明け感情も失い死にかけでふらふらとたどり着いた寄席で惹き込まれるように聴いた講談師の化け猫の話。リーマンくんには何故か講談師も化け猫に見えてしまって、倒れて担ぎ込まれた彼の家で、正体の秘密を守るために伴侶になってくれと頼まれる。過労死寸前だった身体を休めながら、ふたりで丁寧に毎日を送り、化け猫の世界へも旅をするうちに、失ってた感情が化け猫の彼に向かうのを感じる。でも、長い時間を生きていて、リーマンくんを雀と呼んで慈しむ化け猫くんは、化け猫と人では生きる時の速さが違っていつかは置いていかれることを知っているから、ほんとうに心を預ける前に手放してしまったほうがいいと思ってしまう。
化け猫くんの過去話も切ない。。飼い猫だった昔、物語を聞いて育って、死にかけの子どもたちを何人も膝の上に座って見送って、いつか自分の語る物語を聞いて生き返ってくれるようなひとと出会いたいと願う。化け猫くんが雀を好きで好きで可愛がって大事にしてる様子がほんと好き。
この作者さんの作品、3作読んでどれもすっごく良いのに、レビューが少ないのは何故? エチエロがほぼないから? 絵も綺麗で読みやすく、毎回作品世界へ引き込まれます。たくさんの人に読んでもらいたい。全力でマジでオススメします。
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11件
2020年12月20日
和の雰囲気漂うとても素敵なお話でした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 人の世に溶け込んで生きる化け猫講談師・喜八兄さん×社畜リーマン・草太の異種間ラブ。悲しい過去を持つ喜八…化け猫となった喜八の「物語」を語ることへのこだわりの根底にあるものは、自分がまだ飼い猫だった頃の幸せな記憶(大好きな子供たちと一緒にじいさまのお話を聞くのが楽しみだった?)にあるなのかなと思いました。その喜八の語る物語を偶然聞いたことで生きることに疲れ果て死にかけていた草太は救われることになるわけですが。そして、ある事情から必要に迫られてふたりで一緒に暮らしていくなかで少しずつ元気を取り戻した草太を「雀」呼びする喜八、可愛くて愛しくてたまらないという気持ちが伝わってきて胸がキュッとなりました。二人の前に横たわる人と妖怪の寿命の差問題、それでもふたりは一緒に生きていく道を選んだけれど、ふたりの恋の行方に憂いを感じてしまいます。長い時を生きてきた喜八が初めて心を動かされた草太にもしも先立たれることになったらと思うと、切ない、辛い。現実の世界は思うようにならないことも多いけれど、物語の結末はハッピーエンドがいい、ということで、桔梗姉さんがくれたお守り(桔梗の花)と作者様の含みのある後書きをよりどころに、ふたりを救う、というよりは読み手の私を救う物語に本編の続きを補完しました。これで今夜、穏やかな気持ちで眠りにつくことができます。エチは、奥ゆかしいエチでこの作品の雰囲気に合っていると思いました。あと、空気を読まない旅館猫の山吹君がいい味出してました。脇役を含めた登場人物・ストーリー・絵、すべて☆5をつけたいと思います。
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2件
2022年9月11日
自分の物語を生きるには
白線のギリギリに立ってる人たち。追い込まれた人間が感じる自分がなくなっていく感覚を主人公がしっかり体現してて、その相手がなんで化け猫なんだって不思議が、でも不思議でもない面白さ。
目の前で手を叩かれてハッとするような、化かされたのにそっちのほうが正気なような。心を殺して、その方が楽だからと無にした心が動く瞬間は生きてる実感そのもの。
コロナ禍で政府に芸術や娯楽が蔑ろにされたけど、それこそが人間たらしめるのだと確信してるのに募金やクラウドファンディングに参加するしか出来ず。現を抜かす心の余裕。それを踏みにじる社会。
喜八が語る物語も、そしてこの物語自体も、心を殺すなと謳う。物語の二面性、多面性。何を語り、何が語られていないのかを考えることでその世界の全体像を想像する。誰もが自分の物語を持っていることを、自分のため他人のために忘れてはいけない。生きることはもっと希望に満ちていたっていいのに、苦しみ耐えることが美徳とされる社会の犠牲者になってはいけない。
こういうテーマの作品に出会うと自ずと作者さん自身の物語を語る上での覚悟や自戒のようなもんも含まれてるんだろうなと感じますね。
レビューちょろっと読んだけどBLなのが勿体ないて書いてる方もいますが、異種間ラブストーリーってBLに映えるなあと思いました。そんな性別なんかにいちいち囚われんなよって軽くいなしてる感じが気持ちいいし合ってます。猫だまし、効きます!
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8件
2024年10月23日

最新のレビュー

見る視点で変わる物語の意味
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 疲れ切って死にかけの社畜リーマンが、家に帰る途中でたまたま入った寄った寄席で、講談の魅力に惹き込まれる。すると、講談師が急に化け猫に見え、それがきっかけで結婚を迫られるお話。
身も心も疲弊していた時に心を動かす講談を聞いた草太。その講談師がまさかの化け猫で、異種間婚姻を結ぶ展開がとても面白いです。それまでは死んだような表情をしていた草太が、喜八に出会って、驚くような物語の一員に引き込まれ、人間らしい心を取り戻していく。物語を聞いて心を動かされることや、物語の一員になって刺激を受けること、そして、自分自身も物語を紡ぐこと。生きてることを力強く実感した気がしました。
草太と喜八は恋愛としてより、人として惹かれ合っている感じがしました。なので、BLっぽさは少し薄めで、人間と妖怪という異種間同士でありながらも、共感し合えるものを共有しているように思いました。その辺が少々小難しかったですが、作品としては面白かったです。
いいね
0件
2025年7月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

早寝電灯先生らしさ
制作:クリームめろん(シーモアスタッフ)
早寝電灯先生が和風ファンタジーを描いたら…やっぱり2人が手を取り合って生きるという先生らしさは変わらない、素敵な作品でした!冒頭、喜八の語る世界に草太が引き込まれるように、あっというまにこの世界観のとりこ。人生をどう生きていくかという深いテーマもはらみつつ、1冊で美しくまとまっています。

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