テンポが良く、ミステリー要素がありつつポジティブオーラも摂取できて面白い。
現代の基準では主にセクシーなカーヴィボディかスラっとしたモデル体型が美しいとされているし、誰しもどこかで基準と違う部分にコンプレックス抱いてると思う。勝手な見解で
すが。
その基準より大分ふくよかな夢子、記憶喪失がきっかけとは言え、とにかく自己肯定感が高く全てにおいて前向き!
たぶん彼女の辞書には、卑屈とか卑下の文字はない。
自称みんなの女神で太陽の夢子にかかれば、事件捜査を担当している嫌味で偏屈な刑事さえも少し感化されてしまう。
夢子のような友達がいたら、ちょいちょいイラッとしつつも(笑)本当に太陽みたいな存在になってくれそう。
読み進めるにつれ、どんどん可愛く見えてきます。
夢子のキャリアや恋を応援したいし、同時に存在感が薄かったであろう過去にリカコから嫌われるような接点がどこにあったのか、事件の真相も気になります。
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