このレビューはネタバレを含みます▼
前巻巻末で、第38話以降コミックオリジナルストーリーとなっており、どう変わるか気になっていたが、続きが早く読みたくなる展開になったと思う。
出だしから2年後というのも驚いたし、武村が深月と所帯を持ったというのも驚いた。また過去に出たシーンから拾われているものをちょくちょく感じた。37巻で時子から感じた繋がりはおそらく今話では青と赤の線で表していたり、過去回想に現れた武村のじいさんについて武村の両親と併せて言及があったり。特に時子との繋がりは29巻の夢から復帰するシーンと併せると、ゾンビ同士でなんらかの意思疎通があり、知性体同士でも対立的なものがあるのだろうか。そうならばやはり武村もゾンビ寄りと考えるのが無難な筋か?
締めの流れから見て、次で武村の過去について体質や家族関係など詳しく描かれるのか気になるところだ。特に家族関係は娘含めて顔が描かれていないのは不安な展開への煽りなのか、しっかりと向き合えたいない武村の心情を表しているのかまた別な理由か気になる。
ところで気になるといえば、牧浦先生のその後や、時子とはヤッているのだろうか?あと1.5年後に葵が産まれていることを考えると、武村が生存者グループに戻ってから武村と深月の本気子作りがあるはずだし、そこら辺は出てこないのだろうか.....あと細かいけど37,38巻でじーさんとじいさんの表記揺れも気になる...
広告の「男の人っていつもそうですよね」で話題になった頃読み始めたが、こうも色々と気になる作品になろうとはなあ