フォロー様方のレビューを見て試し読みしてみました。
試し読みでは実はあまりハマらず悩みましたが、皆さまが良い良いとおっしゃるのでポチリ。
結果、休憩中に職場でまたしても泣(笑)
そろそろ「あのおばちゃんたまに泣いとる…」と噂されそう(
笑)
突拍子もない出会いから始まるパターンで、ボーイでクズっぽいリオくんに真面目なリーマン風おにいさんユキノリさんがパトロンしながら距離が縮まって…と、いうお話しかと思いきや、ちょっと何かありそう…ん?まだ半分じゃん!と、お話どのくらい進んだのか確認してしまった。
後半がそれはそれは好みで、先ほど自宅でまた読んでしまった。
勿論泣いたよ。
自分を肯定できない辛さや寂しさ、そこにある温もりが泡のように消えてしまう恐怖。リオくんが追い詰められていく様が伝わってきて苦しかった〜。
ユキノリさんがリオくんにみた優しさは、初めての見返りの無い温かさだったんだろう。それが特別すごいことでもないのに最後にすがってしまうほど何も持っていなかったのかと苦しくなります。
リオくんも実は同じで丸ごとの自分を見て離れていかない優しいユキノリさんしか一緒にいられないことに気づいてしまったんだね。場当たり的なお付き合いを繰り返していたリオくんは北海道での二人の穏やかな時間とともにユキノリさんの輪郭をくっきり刻んでしまったんだろうね。
174頁と少し短め。物語も前半サクサク進みますが内容は充実しています。
あ〜〜。ハッピーエンディングで本当に良かった。
書き下ろしなんて、ハッピーオーラ満載でたまらんよっ!
デビューコミックでいらっしゃるとの事。
次回作も楽しみにして待っています。
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