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スモークブルーの雨のち晴れ 5【コミックシーモア限定版】
6巻配信中

スモークブルーの雨のち晴れ 5【コミックシーモア限定版】

740pt/814円(税込)

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作品内容

【電子版特典マンガ付き】
「今夜の久慈は、一番やらしくて一番気持ちいい」
翻訳の勉強に励みながらも、将来を見据えて塾の正社員となった吾妻朔太郎。
久慈静は編集者の貫田に父親の著書の文庫化に際して収録するエッセイの執筆を頼まれる。
忙殺されて会えない日々にもどかしさを感じる二人だが、ひょんなところから幸運が訪れて――?

アラフォー男二人の翻訳家BL!
描きおろし漫画二本立て収録♪

電子版特典として、紙書籍の応援書店特典マンガ「久慈の無駄遣い~夏~」1P+初回出荷限定特典マンガ「久慈の弱点」1P収録☆
さらに、コミックシーモア限定!カバーイラスト(ロゴ無しver)付き♪


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第20話~第25話…COMICフルール掲載作を加筆修正
・「桜色ドライブ」…描きおろし8P
・「夜のスキマ」…描きおろし6P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P
・電子版特典…「久慈の無駄遣い~夏~」1P(紙書籍の応援書店特典と同内容)、「久慈の弱点」1P(紙書籍の初回出荷限定特典と同内容)
・コミックシーモア限定!カバーイラスト(ロゴ無しver)

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!

レビュー

スモークブルーの雨のち晴れのレビュー

平均評価:4.8 734件のレビューをみる

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高評価レビュー

いろんな記憶と感情がわきあがる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あるレビューで、作者の描く顔が好きじゃなくて未読だったが、読んでみたら話も絵もすごく好きになったと書かれているのを見て、私もこの作者の描く顔の感じが好みではなかったためこのレビューに親近感がわき、逆に読んでみたいと思って手に取った作品。
最新刊五巻まで読んだ。
顔はやはりそんなに好みではないけれど、絵柄自体はお話の雰囲気にとてもあっていて、情緒や湿度を感じるすてきな絵だと思った。
そして何よりよいのがストーリー。何気ないセリフ、一コマにぐっときて、自分の心の一番やわらかな部分にある、いろんな記憶や感情がよびおこされた気がした。
たとえば、ずっと昔、大して努力もせずになんとなくあきらめた夢のこと。
ただ、目の前のことをこなしていくうちに過ぎてしまう日々。
他の多くの「普通の娘たち」のようには、私がなれなかったことに対する両親への罪悪感みたいなものとか、そして私の生き方を否定したりせず、ただ味方でいてくれる両親のこと。きっと母は、たくさんのことを、私には言わずにいてくれているんだろう。二巻P72のあたりは見るたび泣きたくなる。
昔より何となく掃除が行き届かなくなっている実家の居間や台所。二巻P46のあたりは、自分の実家を眺めているような気分になった。
自分の母の曲がった腰、だんだん痩せていく父、なんて情景がじわーっと思い起こされて、泣いてしまってることもあった。
五巻の三上さんと久慈のエピソードもグサッと来た。人を思い慕う気持ちと同時に自分の中にある、「でもそこまでは背負いきれないんです」という薄情さ。だめな自分でごめんなさい。謝りたい気持ちになった。
五巻P147最後のコマで吾妻のいったセリフはほんとよくわかる感情で、何かから自由になることは、孤独をともなうことなのかなと改めて思ったり。
五巻の「おにぎり飽きた」もめちゃ共感!お昼は節約と手抜きでワンパターン化するよね、そんで嫌になるけど面倒で結局またおにぎるという(笑)

こんな風に様々なエピソードに心揺さぶられながら、久慈と吾妻の関係が静かに、確実に育まれていく様子も味わえて、大袈裟な愛の言葉が綴られないところもよかった。濡れ場もほどよい余白と艶のあるいい濡れ場だった。
あと、翻訳という仕事も興味深く描かれていて、なるほどと思わされることが多かった。合間に何げなく挟み込まれている「翻訳小言」もおもしろかった。
6巻も楽しみ!!
いいね
18件
2024年8月24日
ライフステージの転換点で寄り添う2人
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ある程度人生を積み重ねた読者であれば、きっと何度かライフステージの転換点を経ていると思う。特に女性の場合、就職、結婚、出産、介護などにおいて、人生が自分軸ではなく、他人軸ー評価や時間の使い方において、自分のしたいように振る舞うことができなくなることーで、生きていかざるを得なくなることが多いと感じるのではないだろうか。
そんなライフステージの変化を経た上で読んだこの作品は、しっとりとした感情へのフィット感が抜群で、今まで読んだ波真田先生の作品の中でその良さを最も感じた。共に優秀な元MR。それを辞めて黒髪の久慈は老いた父親から翻訳を学び子どもの頃に満たされなかった父親と人生を共にしていた…吾妻は仕事に追い詰められ、こちらも一度ドロップアウトしたところで再会。燻っていた熱がちらちらと見える関係の変化。時々過去を振り返るシーンを差し挟みつつ、ライフステージの転換点を経て、力の抜けた、余裕がありそうで、内に熱を持った久慈の吾妻に向ける視線とベッドシーンの絡み方が色気に溢れて良い。英語翻訳の話題も監修されているだけあって、なるほど…と思える水準なのもこの作品の満足度を上げている。
突然で申し訳ない。自分は、ホモソーシャルなシステムの中での生きづらさという点において、女性とゲイには共通点があると考えてBLを読んでいるおそらく少数派なのです。ホモソーシャルは、ミソジニー(女嫌い)とホモフォビアを共通の価値観とすることで男同士の絆を高め合い、共有している。女性と同性愛者は、ホモソーシャルな関係から排除ないし無視される関係として共通点があるのだ。
そんな社会で働こうとすると、女性も名誉男性的な働き方をせざるを得ない場合がある。しかし、そういう働き方をしながら考えるのは子に負担になっていないか、職場に迷惑をかけていないかということ。もう辞めた方がいいのでは、と思いながら辞める勇気もなくてギリギリの綱渡りをしてなんとか人生をやり過ごしてきたのだけれど、久慈と吾妻がライフステージの転換点を経て寄り添い、そんな社会の価値観とは違う自分軸で生きる力を取り戻していく姿がまさにスモークブルーのように落ち着きがあり美しい。ああ自分も自分軸で生きてもいいのかも。そんなことまで考えた。そのような作品にBLジャンルで出会えるとは、実に感慨深い。大人向良作*6巻、久慈の激重感情の原点を知り静かだけど熱い熱を感じた
いいね
42件
2023年2月18日
まだ続く。ゆるく熟成していく、アラフォー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在4巻、189,189,201,215ページ、全て表題作。

タイトルが良いですね!
そして表紙も良いです。
2人の距離とバックの灰青色が、時間とともに変わっていく2人の状況のようにも見える。

それぞれの人生の歩みの途中での、再会。
ドタバタした恋愛ではなく、仕事しながら、互いの周囲の状況が変わっていく中での、ゆるやかな関係。。

年ごろで読むと、むしろこういう進みがしっくりくるというか、納得できちゃう、現実的に見えてしまう。。
読み心地が非常に良いです。

たまにしとしと降る雨の中で、でも少しずつ地が固まっていくような、、味わい深い2人の関係の変化が、気持ち良い。。
休みのゆっくりできる時間に、お気に入りの飲み物を用意して読みたくなるような、そんなお話です。

1巻は20代イケメンにしか見えないけど、30代後半です。
4巻は数年後ですが、年相応の見た目の作画になってます(笑)。
そろそろ完結は近いかも??

2人の絡みはありますが、どちらかといえば日々の生き方だったりがメインで描かれています。
恋愛要素もありつつも、急がずに、ゆっくりとした人生のお話も好きな方にはぜひオススメ!
ずっと続いてはいますが、各巻キリは良いのでまずは1冊からでも読了OK。
好きなら1冊ずつ買い足し可能です。

#自分メモも兼ねてるので描き下ろしの詳細を下記に入れてますが、シーモアさん、おまけ収録の細かい表記をしてくれるようになったんですね!
以下いらない情報でしたが、すみません。。

〈描き下ろし&おまけ〉
1巻:余白の父翻訳小言計4p+アイアンブルーの夜13p+人物紹介2p+電子限定ライバルの弱点&アイスの味見2p+シーモア限定愛の欲目1p。
2巻:余白の父翻訳小言計2p+琥珀色の夕暮7p+人物紹介2p+電子限定お前の髪がかかる&静の意外な一面2p+シーモア限定久慈包囲網1p。
3巻:余白の父翻訳小言2p+東雲色の食卓36p+人物紹介1p+初回特典こだわりの男朔太郎1p+書店特典夕暮れサウンド1p+電子限定シーモア限定みどりの黒髪12p。
4巻:余白の父翻訳小言1p+きいろいやさしいあったかい16p+初回特典静40歳1p+くじさくパフェ1p+シーモア限定恋しくて茜色10p。
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7件
2024年2月25日

最新のレビュー

あえて名前のない関係で居続ける2人の物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 6巻まで読んでのレビュー(まだ書いてなかったー!)。

仕事のプレッシャーに耐えきれなくなり無職で無気力に生きる吾妻。ある日飲み屋で薬を入れられ誘われたところを、かつて同僚ライバルで、一夜を過ごした後に姿を消した久慈に助けられる。そこから2人の不思議な関係が始まってーーというお話。

最初のほうは、久慈はずっと吾妻を好きだけど態度には全然出ないし求めることもしない、吾妻は久慈の気持ちを分かりつつそれに甘える、という、いわばセフ◯関係。でも、一緒に過ごすうちに、お互いがお互いをよく理解し、思いやれて、自分に必要な存在だと思えるようになっていく(文字で書かれているわけではなく描写でジワジワ感じ取れる)。
なんだけど、2人とも、あえて「好き」だとかいう言葉は口にしない。「付き合う」「恋人になる」など名前が付く関係になることを選ばない。関係は曖昧なのに気持ちは強い、そんな2人の距離感がすごく良い。
そのまま行くかなーと思ったら、5巻ラストから6巻にかけては、今までより2人がちょっと素直になって気持ちを相手に伝える場面が多かった。それもまたキュンとして良かった。

5、6巻と徐々に絵が崩れがち?と思わないでもない。でもそれが逆に2人が老いてきて年相応に見えて、結果オーライかな笑。2人の関係が動いていないように見えてゆっくり動いているので、もうちょっと先まで見届けたい。
いいね
5件
2025年4月29日

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