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少年マンガ
さよなら絵梨
1巻完結

さよなら絵梨

418pt/459円(税込)

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125pt/137円(税込)

作品内容

私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • さよなら絵梨

    418pt/459円(税込)

    私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!!

レビュー

さよなら絵梨のレビュー

平均評価:4.8 42件のレビューをみる

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高評価レビュー

創作、生と死、爆発
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ チェンソーマン劇場に観に行きました。映画見るためにアニメ見て、他の作品も買ってみた感じです。
試し読みだと、お母さんが死んじゃうお父さんうえーんのとこまでしか見えないので、これめっちゃ泣かせるやつでは…ゴクリと思って読み始めたら、なんとスクリーンでした。
でも、私はその冒頭でものすごく引き込まれたし、クソ映画でした。俺たち何見せられたの?みたいに言ってる奴ら、全員口閉じろや、勝手なこと言ってんなボケって感じで(お口が悪いわよ)、こう言う時自分は主人公にすごく肩入れして共感してしまうので、優太…大丈夫か?大丈夫だよな??と心配なった。というのも、お父さんがのちに喋ってくれるんだけど、自分の創作物を笑われたり、馬鹿にされるのって、本当につらいことだと思うから、お母さん死んじゃったことも合わせて、優太は2度死ぬんじゃないかって心配だった。
藤本タツキ先生のあえて線をぼやかした絵が臨場感たっぷりに優太の震えとかその時の空気感まで伝えてくれる。しかも、差し込み方が自然だ。あんまりこういう漫画技法読んだことないかもしれん。新鮮だった。
絵梨と仲良くなって、映画を極めていく過程も良い。これぞ青春。青春時代、こんなにたくさん映画見て、それを語り合える人がいて、それ自体がまず素敵だ。
絵梨は一度死んじゃうし、お母さんも本当はあんなに綺麗なだけの人じゃなかったみたいなんだけど、それでも日々は続く。
優太は物事を自分のことなのに客観視してしまう癖がある。優太自身の悲しいとか寂しいとかって、全然伝わってこないんだよな。そもそも感情の発露も、受皿ももうとっくの昔に溢れかえってキャパオーバーだったのかもしれない。結婚も、子どもも、奥さんに流されたからではないだろうか。
そんな中、死んだと思っていた絵梨が生きていた。ほんとは吸血鬼だとか妄言じみたことを言う。優太は自分の家族がみんないなくなってしまって、絵梨の心配なんかしていられる心境ではないんだよ本来は。だけど、これまで撮ってきた映画が無駄ではなかったこと、映画を見ることによって、何度も相手のことを思い出せる。それって素敵だよねって、初めて自分のことを、自分のしてきたことを肯定して、絵梨にさよならする。人から理解されないことの多い人生だったと思うんだけど、最後にはお得意の爆発オチ。それって自分らしさの獲得だよね。優太の人生はまだ始まったばかり。
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1件
2026年1月16日
ラストのページに言葉無くす
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ うーん、読後、胸が詰まって、漫画ではなかなか味合わない感覚、言葉がしばらく浮かばなかった。なんとも言えない。
映画制作を主軸に映画のような漫画。なので、コマ割りなど独特。本当にそのままこれを種に実写映画を作れそうです。
どんなものでも、歳を取るとだいたいのストーリーの先が読めてしまって、無意識のうちにこうなるだろうなーと思って読み進めてしまうけど、それをサラッと裏切る。軽妙に。まるで突然方向転換する車に乗っているかのような。読者はひたすら、その作者さんの世界に引きづられ、のみ込まれていく。どこからが本当で、どこからがフィクションなのかとか疑う隙もない。
創作という形が、母の死、好きな女性の死、重い重い出来事を直面出来なかった1人の男性の生きるための逃げ道?或いは救いだったのか。
ひとつまみのファンタジーを、という言葉はすべての生きる人に必要なのてはと凄く思う。イマジネーションすることは人に与えられた自由と特権。現実がどんなに辛くとも。破壊し、再生し、生きていく。
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4件
2025年6月5日
ファンタジーをひとつまみ
「ルックバック」がとてもよかったので作者買い。

この作品、すごかった…。
一筋縄ではいかない作品。
青春群像、ヒューマンドラマ、ラブロマンス…名前を付けるのを拒否するかのように物語が二転三転してゆく。
何重にも組まれた話の層が万華鏡のように景色を変え、次第にフィクションと現実の境界が曖昧になってゆく。

先が全く見えないストーリー展開、想像もしなかったラスト…感情がジェットコースターみたいに揺れまくり、終盤、あまりにも美しく切ないシーンに涙が出た。

だけどこの作品、好みは分かれると思う。
わかりやすくスカッとした作品ではないから。
でも私はそこがたまらなく好きです。

ラストシーンが秀逸。
私はこのラストシーンを見たとき、藤本タツキ先生がニヤリと笑いながら「私の物語についてこれたかな?」と挑戦状を突き付けられたような気がした。

私もニヤリと答えたい。
藤本タツキ先生…あなた、やっぱり、最高です。
いいね
20件
2022年9月26日
ずっとフルスロットル!!
最初10ページからもうキた。単調なコマ割りが効いてる。作中では撮ってる描写が多いんだけど、実際良質な映画を観ている様で、ここ久しく無い位ストーリーに没入出来ました。
とにかく展開が凄かった。読み進めるにつれて驚きと感動が積み上がっていく感覚は得難いものでした。ここがピークと思ったのに、まだ先のピークがある。
イメージ操作された映像と現実の違いに震えたし、ファンタジーをひと摘みって匙加減を最後まで貫いてるのにまた震えます。主人公が何故あのエンディングにしたのか、背景を知ると納得できる。
全体的にテンポ良く簡潔なのに、クッキリ輪郭と深みを持たせられるスキルが恐ろしい…!!
藤本先生の尖った才能を再認識出来ました。この方の作品の中で1番好き。高レビュー当然の激推し作。知るきっかけをくださったフォローさんに感謝です。
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7件
2022年9月4日
作者買い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画をテーマにした、映画のような作品。素晴らしかった。
ルックバックもそうだったが、創作に対する作者の愛情とストイックさが作品を通して伝わってくる。作者は絵梨と主人公のやってることをずっと一人でやってきた、職人気質の人なのではないか。創作を目的とし、創作者として最高のものを作るために死ぬほど努力しているように思える。
一方で、今後は創作を手段とする作品も読んでみたい。画力も技術も充分と思うので,テーマをひろげてほしい。経験による主観が伴わなくても、想像でいい。できれば作者と最も縁遠い、調査や取材が必要なテーマの作品がいい(個人的な願望は社会派)。いつかぜひ読みたい。
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1件
2022年7月15日

最新のレビュー

かんそう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ さよなら絵梨は前から読みたいと思ってたけどなかなか忙しくて読めなかったことに後悔しています。お母さんが優太に対して決していいお母さんじゃなかったから、絵梨は凄くキラキラしてていい子なのかな、と思っていたら絵梨もなかなか性格がいいとは言えない子だったのが現実味があって面白かった。藤本タツキ先生の作品はアニメ化したチェンソーマンと同時にいろいろ見漁ってきたけどここまでリアルで人間味のある漫画は他にないです。これ以上の漫画に出会える確信がいまない
いいね
0件
2026年3月26日

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