ネズミ嫌いの二階堂くんや、細菌をうまく育てられない院生の菱沼さんとか、おばあさま、チョビもみんな、居るだけで、やること考えること面白い。
如何せん毎話区切りが出来てるので、チョビチョビ読んで楽しんでしまって、ストーリーを、追っかけないタイ
プの漫画は、読むのがマイペースとなり、他の作品になかなか行けない。
なんか可笑しくて、そして、リアルなのかメルヘンなのか(妖精などは居ません)、生き物たちや、教授、学生たちのキャラがストーリーを絶妙に勝手に回して説教臭くないのがとてもいい。
読むスピードは当分落ちると思うから、2巻の段階で一旦レビューを入れておいた。
続きをまた読むのが楽しみ。
恋愛は出て来ていない。
4巻め、味わって読んでしまう。。
やだもう、牛の出産の回がリアルな感じですごく良かった。これまでもいいのだけれど、この回の獣医の卵達がコトに当たる奮闘ぶりが良い!
ガブリエルの行儀見習いも可笑しかった。
いつでも絶好調の漆原教授の天敵の回、「無神経に勝つのは無心だ」に顔が緩む。
かつて読んでたときにも楽しんだ犬ぞりのところが、やっぱり面白くて。笑えて。もう読み終わるのが勿体ない。。
菱沼さん、札幌オリンピック知らない世代とはダメって、もったいない話。ま、それが作者の設定ですね。
獣医の国試の回、語呂合わせなどもあり、きっと必死なのに可笑しい。
卒業した清原の平九郎、健気にチョビがあれこれやってやっててなんかなぁと思っていたら、なんか感動場面出ちゃって。
モモンガ、上司がご家庭で飼ってたなぁ。転勤でどうしたのだろ。
予防注射の回、いい!だけど菅原夫妻がお気の毒。
全巻じっくり読んでしっかり堪能した。ものすごく楽しんだし、飄々としたところも、お涙頂戴の作為的いやらしさ無縁でとても良かった。
どこにもジメジメしていない作品だったのに、私はこれまで家で飼ってた歴代3頭の犬たちともっと遊べばよかったと、泣けてきた。幼いときに亡くなったブル、酔っぱらいか何かに変なものを食べさせられて変死した老犬レオ、年頃で家で過ごす時間が減った時に臨終を迎えたクッキー。みんな私の二十代が終わるまで和ませてくれたのに、ここのチョビが「遊ぼ」と顔を向ける絵を何度も何度も見てるうち、私のそれは、私自身が遊びたい時の行動に過ぎなかったと気づいた。彼らが遊んで、というのには、気づいてこれなかった。
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