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ふくしゅうがとけない 【電子限定特典付き】(下)

740pt/814円(税込)

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作品内容

親友の桜 吉寺と桔梗総司を裏切ったことへの罪滅ぼしの気持ちから二人に身体を委ねることを誓った立花カズマ。
どれだけ乱暴に抱かれ、辛い思いをしても耐えてきたカズマだったが、酷くされることに徐々に快感を覚えるようになっていく。
一方、苦しむカズマの姿を見て支配欲を満たそうとする桜とこの関係がいつか破綻するのではないかと恐れる桔梗。
危うい距離感を保ちながらも表面上は昔のように戻りつつあった三人。
ところが、カズマに“親しい友人”ができたことで三人の関係は脆く崩れてしまい・・・?
歪んだ愛で繋ぎとめる、贖罪BL完結。


【収録作品】
ふくしゅうがとけない 5~7
ふくしゅうがとけない 番外編
ぶーん(描き下ろし)
★単行本カバー下画像収録★
【電子限定で描き下ろしの漫画1ページが収録されています。】

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全2巻完結

  • ふくしゅうがとけない (上)

    740pt/814円(税込)

    転校してきたばかりで友達の居なかった立花カズマは、声を掛けてくれた同級生の桜 吉寺と桔梗総司と仲良くなり、以来、親友同士に。
    ある日、桜と桔梗に男同士で付き合っていると打ち明けられるも、彼らの仲の良さへの嫉妬とまた一人ぼっちになってしまう恐怖から、カズマは卒業式の日に二人の秘密の関係を周囲にバラしてしまう。
    罪悪感を抱えたまま大学生になったカズマは、あるゲイバーで疎遠になった桜と桔梗に偶然再会する。
    必死に赦しを請うが、桜と桔梗から要求されたのは二人の“おもちゃ”として身体を差し出すことで・・・?

    【収録作品】
    ふくしゅうがとけない 1~4
    ばりばり(描き下ろし)
    ★単行本カバー下画像収録★
  • ふくしゅうがとけない 【電子限定特典付き】(下)

    740pt/814円(税込)

    親友の桜 吉寺と桔梗総司を裏切ったことへの罪滅ぼしの気持ちから二人に身体を委ねることを誓った立花カズマ。
    どれだけ乱暴に抱かれ、辛い思いをしても耐えてきたカズマだったが、酷くされることに徐々に快感を覚えるようになっていく。
    一方、苦しむカズマの姿を見て支配欲を満たそうとする桜とこの関係がいつか破綻するのではないかと恐れる桔梗。
    危うい距離感を保ちながらも表面上は昔のように戻りつつあった三人。
    ところが、カズマに“親しい友人”ができたことで三人の関係は脆く崩れてしまい・・・?
    歪んだ愛で繋ぎとめる、贖罪BL完結。


    【収録作品】
    ふくしゅうがとけない 5~7
    ふくしゅうがとけない 番外編
    ぶーん(描き下ろし)
    ★単行本カバー下画像収録★
    【電子限定で描き下ろしの漫画1ページが収録されています。】

レビュー

ふくしゅうがとけないのレビュー

平均評価:4.3 148件のレビューをみる

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高評価レビュー

萌えやキュンは無いが、素晴らしい共依存3P
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんの新刊。
タイトルがとにかく気になるし、3P好きの私としては、スルー出来なかった作品。
しかし、皆さま仰るように読み手は選びます。
3Pデビューを本作ではしないで下さい…
ある程度の免疫をつけてから臨んでほしい。
比較的、何でも美味しくいただける私ですが、メンタルが万全でない状態で読む作品ではないかも……
個人的な絵柄の好みとしては☆3.5くらいの気持ちですが、3Pものとして作品自体はよく纏まっていたし、共依存の3人の関係性も好きでした。
数々のお仕置きや3Pの旨味である攻×リバ×受、
サンドイッチも読めます。
ただな〜!
萌えやキュンは、無いかなww
ハピエンではあるけれど、タイトルの不穏な雰囲気そのままに……ひらがな表記がまた怖い。とけない、の表現も秀逸。
何と言っても、ヤンデレ×共依存の重さを絵柄が助長していて、私は結構胃もたれ気味でした。読破はしましたが、読み返すのは日を空けたいかな。

しかし、3人の関係性が凄く良かったです!
ただのハピハピラブラブでは3Pの醍醐味がないので、仄暗い独占欲がきちんとあるのは良き◎
また、3Pになる流れが独特というか、非常に新鮮でした。
かつて自分が裏切った2人の復讐に体で応える形で始まるんですけど(そもそもそれがおかしい)、それ以降好きとかいう感情や身体先行もありながら、一番は2人に置いていかれたくない。独りになりたくない。側にいたい。という原始的な純粋なところ。
そこを2人に支配されてるので、こりゃ絆が太い。
裏切った理由も、男3人で仲良く親友だと思っていたのに、実は自分以外の2人が付き合ってると知り、裏切られた気持ちから……そこは、キモいとか軽蔑じゃないんや……っていう。
結構、序盤から飛ばしてるぞカズマ……。
やっぱり、3人という数的に関係性の吸引力となる人物は必要。間違いなくカズマ、君が支配されながらに、支配してるなぁ。
攻の吉寺の情緒不安定ぶりと攻めぶり◎
リバの桔梗の丁度いい距離感とスパイス感◎

カズマと他2人の一対一は見れたんで良かったんだけど、元祖夫婦の吉寺×桔梗が見れずに残念……
カズマと関わってから、もしや2人ではしてない?
そんなアホな?え、まさか……⁉︎
なかなかな共依存の3人の関係性が好きではあったので、やはり読み返すな〜!
まだまだ読み込みが足りない気がするので、
また空腹になったら、挑みまっす♡
いいね
13件
2022年12月4日
隙間に入って飲み込んで
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 桜、桔梗、カズマの三人は同級生。転校してきて一人ぼっちだったカズマに声をかけてくれた2人はいつも仲良しで、カズマはそれが羨ましかった。だって桜と桔梗は付き合っているから。その秘密を知っても尚、カズマは2人の事が好きだった。でも、仲が良くて…羨ましい。2人だけの世界に自分は入れない。いつまでも3人で居たい…だから、魔が差した。

卒業式の教室に書かれた、桜と桔梗の秘密。

だけど冗談で済まされて大したことなく終わったそのラクガキは、3人の関係を壊してしまった。いや、心までもー…。

大学生になったカズマは思いきってゲイバーに行き、自分の自覚したばかりのマイノリティをどうにか受け入れようとしていた。しかし、店員に桜が、来客に桔梗がやってきて、予知せず3人は再会するのだったー…。

はい。3Pです。この後カズマは2人から過去の精算と自分達への変わらぬ関係を築くべつお仕置きされまくるのですが、オモチャだなんだで折檻されるのですがカズマはドMだし桔梗はたまにタチネコ同時プレイ(3Pの醍醐味①)するし桜×桔梗も見えるので…………凄いよ…!!!

例の一件で信用を落としたカズマは、2人から信用を獲得するまで愛を試されるんですが…まぁカズマにとってはご褒美。
桜と桔梗だけの世界にカズマが戻ってきたことによって、3人の世界になるわけですが…カズマが中心になるので、桔梗は桜と一緒に攻めに回るのがまた新鮮!!!!3Pって真ん中固定か、2対1だけどどっちも出てくる!!!しかも桔梗はカズマが帰ってくるまでネコだったので、桜の遠慮ない攻めにも…屈してる…!!!!!2輪刺し(3Pの醍醐味②)もあるし、なによりドMを極めたカズマを攻める2人…さっきまでネコしてた桔梗が攻め顔でカズマに突っ込んだり!!!!!!!!3Pは3Pでも、心の傷と不安を服従とプレイで確かめながら治してく話なのでエロよりストーリー派の方も満足できると思う内容です!!!!!!!!!

桔梗は桔梗でカズマ許せないけどやっぱり可愛い〜なので表情豊かなのですが、やっぱり桜は絶許さないなのでカズマ許しモードになるまでスーパー攻め様。 ネジ曲がっちゃった独占欲で攻め立てる様は桔梗もまた濡れてんちゃう?レベル…経験者は語るポジの桔梗面白いから、カズマ×桔梗見たくなった…

3P好きもエロ好きもお話重視な方も楽しめるかと思います!
いいね
17件
2022年11月26日
男性がひた隠している感情を見せられた感じ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄い作品を読んだ気がします。愛とか恋とか…もしかしたら無いんじゃないのかな?この作品の中には。

桜、桔梗、カズマの3人の物語。中学の卒業式に桜と桔梗の関係を黒板に書いたカズマ。その後、大学生になったカズマと2人の再開から始まる冒頭。高校時代に自分はゲイだと自覚したと言うカズマ。始まる3人の情事。(ホントにゲイなのかな?カズマ)

永久に変わらない関係性を求める、桜の病的な神経質さ。桔梗は桜の不安を招かない様に答え続け、身体的にも桜を受け入れ関係を続けています。そこに入ってきたカズマ。3人バランスが取れていたのに、桜、桔梗から俺たち付き合っている、の告白でカズマは3人の関係を壊します。それが中学の卒業式の落書き。

以前からカズマが持っている独りになりたくないという孤独感は、桜の永久に側にいて裏切らないで…の感情にスポッとハマった様に感じました。カズマは孤独感、桜は不安感、桔梗は…(私、彼だけはゲイなのかなと思った。)桜と桔梗でひたすらカズマを攻めます。この行為、関係の始まりからそれぞれの感情の変化に伴ってこう…カズマを攻めるやり方も変わってくるのですが、そこに愛とかが芽生えて最後はハッピー3P?と期待しましたが、違いました(苦)。

男性の孤独と不安を欲に変えてぶつけ合ったら、3人の様なあんな関係になるのかな…。

桔梗だけはゲイなのかな?と思ったのは、お前可愛いな、とカズマに言って始まった2人の情事なのですが…肉欲がそのシーンにはあったなと。(でも、そこに愛は無いのですよ。桜からの行為に耐えろと、桔梗がカズマに言う所は怖かった。)
桜とカズマが求める相手は、男性女性どちらでも成り立つのかな?と思いました。むしろ女性の方が2人にとっては幸せだったのかもしれないなと、思いました。

カズマの、裏切ったら殺して…はずるい言葉で、そんな事を言って興奮するのは自分だけ。桜はまたそれで…。
永遠のループにはまった3人。薄氷の上を共に歩んでる様な。誰かが踏み外したらその関係性はまた壊れてしまう…幸せそうじゃない3人の表情、その最後のコマの描写は耽美だなと。そこに原始BLの様なものを感じて感動でした。
いいね
17件
2023年3月17日

最新のレビュー

買ってよかった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 薄暗い話が好きな人にはおすすめです。
重くて依存性がある関係に満たされ買ってよかったと思いました。愛って難しいですね
いいね
0件
2025年5月28日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

不穏すぎる共依存3P
制作:そのめろ(シーモアスタッフ)
時羽兼成先生が描く重暗い同級生共依存3P。中学の卒業式で親友の桜と桔梗の交際をバラしてしまった罪悪感を抱え生きるカズマ。贖罪代わりに身体を差し出すカズマが次第に喜びを感じるようになっていく描写が巧みで、3人の危ういバランスから目が離せません。闇BL好きも大満足の重厚ストーリーが魅力です。

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