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52ヘルツの共振【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

741pt/815円(税込)

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作品内容

【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】規則正しい生活を心がけている、高校教師でオメガの白根(しらね)。修学旅行の担当になった彼は、旅行代理店との打ち合わせで高校の時の同級生・清成(きよなり)に再会する。懐かしい気持ちになったのもつかの間、アルファである清成に影響され、突然のヒートに襲われてしまう。白根がオメガだと知った清成は、彼の体調管理のためにある提案を持ち掛け……? 飄々とした好青年アルファ×ストイックな高校教師のオメガが織り成す、再会オメガバース・ストーリー。

【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

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  • 52ヘルツの共振【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

    741pt/815円(税込)

    【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】規則正しい生活を心がけている、高校教師でオメガの白根(しらね)。修学旅行の担当になった彼は、旅行代理店との打ち合わせで高校の時の同級生・清成(きよなり)に再会する。懐かしい気持ちになったのもつかの間、アルファである清成に影響され、突然のヒートに襲われてしまう。白根がオメガだと知った清成は、彼の体調管理のためにある提案を持ち掛け……? 飄々とした好青年アルファ×ストイックな高校教師のオメガが織り成す、再会オメガバース・ストーリー。

    【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

レビュー

52ヘルツの共振【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

平均評価:4.8 275件のレビューをみる

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高評価レビュー

文学作品のようなオメガバース
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 穏やかなようで激しい情熱があり、優しいようで悲しい想いがあり、愛があり恋があり…めくるめく青春のドラマに胸が熱くなったり、大人になった彼らにじんわり泣いたりしました。

理性と本能に翻弄されるオメガの白根。高校時代の彼を忘れられないアルファの清成。彼らの葛藤と恋愛を描いた作品です。タイトルの『52ヘルツ』については、作中で語られています。どの個体とも共鳴しないクジラの声の周波数。この作品には『身体共鳴』という、アルファとオメガが問答無用に影響しあう設定があり、それを厭う白根はそのクジラのように、誰とも共鳴したくないと思っているのです。

しかし途中、恋愛が進むにつれて「52ヘルツじゃなくてよかった」と白根が言うシーンがあります。そこでパッと膜が破れたというか、殻が割れたというか。白根が誰かと想い合い、身体共鳴でお互いを共振し合い、影響し合えることの嬉しさ、幸せを見出だしてくれて良かったと思いました。

でも『52ヘルツの共振』というタイトルを考えると、52ヘルツのクジラは一頭ではなく、ペアとなるべきもう一頭がいたのではないかと、そんなことも思いました。白根と清成がその唯一のパートナーであればいいなと。この作品には『運命の番』という言葉は出てきませんが、2人にはそんな運命を感じています。

あの、ここまで真面目に書いててなんですが、白根が発情期でシャワー浴びてるシーンで、あのムチムチの身体が色っぽくてエロくて興奮しました(笑)エッチシーンがまためちゃくちゃエロくて優しくて激しくてたまらないんです!これ絶対見どころ!!

巣作りの話もすごく良かったなぁ。文学作品のようなBLを楽しみたい方にぜひ読んでほしいです。

【2024.6.27→】久しぶりに読み返しまして、ちょっとメモ。

随所に散りばめられた言葉のエッセンスがすごく秀逸で、ほんの少し、言葉の意味を考えてしまうんですけど、それこそがこの作品の楽しみかたというか。

再会したとき、高校生のとき、好意を自覚したとき、共振のとき、初めて結ばれたとき……どんなシーンにも余白や行間のある言葉が存在しているんです。まさに文学の楽しみかた。

クジラは別に、独りでいたかったわけではないのでしょう。だからこそ52ヘルツで歌っていたんですよね、きっと。白根は孤高のクジラが理想だったけど、清成と結ばれて、孤独なクジラを想って涙したのかもしれませんね。
いいね
6件
2023年11月1日
52ヘルツのクジラ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語はかつて同級生だった高校教師の白根と、旅行会社で働く清成が、修学旅行の打ち合わせで再会するところから始まります。
タイトルは、52ヘルツという非常に高い周波数で鳴く世界で唯一のクジラ、通称最も孤独なクジラから。
これだけでも十分想像力をかき立てられます。
誰とも共鳴せずとも孤高に生きているかのようなクジラの姿と、そのクジラを羨ましく思い、ともすればどこまでも落ちて行ってしまいそうな自身の性に流されず、手綱を取って理性的にあろうと努める主人公。この造形をした早寝先生のインスピレーションにまずは脱帽。
そう、武史先生こと白根の人物造形が、本当に素晴らしい。
一人っきりで生きていくつもりだったのだろうか。そんな人物像にしたのは何故と最初は思ったけれど、迷いなく凛とした立ち姿、時折のイメージで舵を取る姿を見て、こんなにかっこいい人、これまでいなかったなと思い、すっかり虜になりました。
一方の清成の方も、自身の性を持て余しながらも、自らの足で歩きたいと考えている。
高校時代に出会っておそらく互いに好意を抱くものの、それは自身の性への肯定感をお互い知らずのうちに与えられたと感じている、淡い感情。でもきっと、心の拠り所になっていた強く特別な感情でもあったはず。座り込んで、52ヘルツじゃなくてよかったと呟くシーンが、それを物語っていると思いました。

頭が固いためか、オメガバースという設定は理解しても、これぞと思う作品にはこれまでほとんど出会えておらず、どちらかというと苦手です。(特別好きな作品は二作ある)
どうしても都合の良いだけの設定に思えて、その都合に「乗せて」描かれた作品にはいつもザラつきを感じます。
それらとは決定的に違うのは、自分自身であろうとする姿に互いに惹かれ合う二人が描かれていたり、教育の現場でバース対応の研修を受けて働く姿など、地に足がついていてリアリティを感じるところ。
そこへ逆にこの特別な設定を「添える」だけで、こんなにも優しく自然で、温かい作品に仕上がっている。
作家先生の手腕によっては、飛びきり萌える作品になり得る設定だということを、今回認識しました。

好きなところ……
入り口の靴下エピソード。
共振を表す波紋。
ずっと理想だった知っているだけでいい存在が、もっとも遠い今になってようやく少しだけ近いというモノローグ。
巣作り。
…最高か…
いいね
19件
2023年2月25日
光のオメガバ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●作者さん買いしてますが、もったいなくて(?)なかなか読めない…本作もようやく拝読。読後こんなに晴れやかな気持ちになれるなんて!すばらしいオメガバ作品だと思います。
●まずΩの白根に強さがあります。自らを律して、整え、Ω性をコントロールしたいと思っている。誰にも影響を受けない52ヘルツのクジラに憧れて、一人で立っていたいと思ってる。彼のヒート処理も描かれていますが、まるで“ルーティン作業”としてこなしているだけのよう。律するために。
●そこへ高校時代の同級生、αの清成との再会。この清成の光属性がすごいんですよ…明るくておちゃめで、ちょっととぼけてて。そしてまっすぐ。1話から白根へ好意があったことはだだ漏れで、彼が白根に変化をもたらすんだろうなぁという予感をくれます。
●実は高校の頃に白根も清成から大切なものをもらってて…。それが“好き”に繋がったのは少し唐突な気もしましたが、ストンと自覚したのかな。誰かを好きになることも、白根にとっては怖いこと(自分を制御できなくなるから)で、避けてきたのかも。清成サイドからの高校時代もしっかり描かれてて、αとして揺れる思春期がとても好ましいです。
●自分で自分を律することを最も大切なこととしていた白根が、清成に影響されて変化を起こして、恐ろしいと感じながらも受け入れていく。なんで受け入れられるかというと、それは二人がお互いに対して真面目で、優しくて、ちゃんと言葉にしてるから。「付き合って下さい」も、その後のえっちも、お互いに向き合う姿勢が本当に良かったです。
●もうホント…優しくて、前向きで、明るい。描き下ろしのマウスピースやネックガードも、事後の会話も、電子限定描き下ろしの巣作りの解釈も、めちゃくちゃ優しい。笑顔になれます!良いです!好き!
いいね
8件
2023年6月29日
緑茶より澄み切ったオメガバ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて爽やかな読後を届けてくれるんだろうと思いました。こんなに澄み切った読後感は久しぶりです。

2度と戻ることが出来ない学生時代をまるでやり直すかのように巡り会った2人の再会物語。
学生時代をこんな風に昇華出来るっていいな。2話まで何の気なしに読んで、これはもっと真剣に読まなければならないと思わず居住まいを正しました。

孤独な52ヘルツの鯨に自分を重ね、そして憧れる。誰にも左右されない生き方を望む白根と高校時代から密かに白根に片思いしていた清成。
旅行代理店と教師という立場で再会して2人のペースでゆっくり想いを育てていきます。4話で高校時代の回想がありこれがすごくいいです。4話は清成視点で話が進みますが、それまでの白根視点の話だとややストイック過ぎて感情移入がしにくかったけど共感しやすい恋愛のドキドキ感を清成が補っていてバランスが取れています。
卒業して会わなくなってもずっと密かに心の支えのように思っていた清成が、大人になって再会しても白根が思い悩んでいた時を振り返って思いやってくれたことに白根と一緒に涙。
何気なく発した言葉が知らずに誰かを傷つけるようにその逆でこんな風に知らずに誰かの支えになってるのかもしれない。

読み手によって捉え方は様々かと思いますが、この作品は早寝先生がこう伝えたいと思って描いたことが1ページ1ページ伝わってくるようなお話です。

こんなに綺麗な大人になれる人はいるのかな。

えっちは最後と描き下ろしのみなのでエロすぎたり悲壮過ぎてオメガバが苦手という方にも読みやすいと思います。
表題作のみ234P、電子描き下ろしは優しい気持ちになってとても良かった。
しっとりとしたお話が好きな方にオススメです。
いいね
29件
2023年2月28日
二人だけの周波数
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回も美しい素敵な作品をありがとうございます。

予備知識なしの作者様買いで読み進めてびっくり。
表紙や冒頭の潤って満たされる雰囲気からファンタジーかな?先生のファンタジー大好きっ!なんて思っておりましたがオメガバースでありました。

読後感がオメガバースではないです。
オメガバースだけれどもw
身が千切れるかと思うような執着愛は無く、ただただ目の前の可愛い人を愛し大切にする二人でした。
そして何より設定ありき感が薄く、主役の二人がオメガバース性を持っているが普通の同級生であり、人であり、それぞれが自問自答し、悩み苦しみ、出会い、恋をして、自らの道を選ぶ。
人物を深く掘り下げて想い描いて下さったのだろうと感じるお話でした。
オメガもアルファも暴力的な程の性の誘引に同じように嫌悪する事や、尚のこと乱されたくないとあらゆる方法を試すだろう事など心の機微をよく捉えている作品でした。

高校の空き教室の場面、高校時代を回想する場何がありますが、空気感が凄く伝わってきて、放課後の野球部の音や、上履きの臭い、椅子のガタツキなど勝手に思い出してしまいました。

もちろんオメガバース特有のシーンもあります。満たされる頬にするキスシーンがとても素敵でクリムトを思い出しました。そして巣作りの捉え方描き方が凄く嬉しかった。ほんとそうだよね...と、少し目頭が熱くなりました。
愛おしい作品だー!!

また長々と...。
愛が溢れてしまったw
ご容赦を。

**234ページ**
いいね
42件
2023年2月24日

最新のレビュー

巻末の巣篭もりの解釈が素敵でした!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースによくある「欲望に任せて…」というストーリー無視の展開が苦手なのですが、早寝先生だったらどう描くのかと読んでみました。

オメガであることを恥じ、誰とも共振したくない心情を「52ヘルツで鳴くクジラ」になぞらえています。
高校の同級生、清成と再会したことで変わっていく過程がとても丁寧。お互いの相手を思いやる気持ちがとても良かったです。高校時代に伝えられなかった気持ちを、ゆっくりゆっくり拾い集めていく…そんな素敵なお話でした。
巣篭もりの解釈も愛に溢れとても良かったです。
いいね
1件
2025年5月16日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

世界一孤独なクジラ
編集:アロマオイル(シーモアスタッフ)
繊細な心理描写に定評のある早寝電灯流オメガバース、必見です!オメガの身体に失望しながら生きる白根の切なさ。学生時代からずっと白根が好きだった清成の一途さ。世界一孤独なクジラをキーポイントに静かに波紋が広がる切り口が新鮮さを感じます。オメガバースを読み尽くした人にもおすすめしたい逸品…!

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