マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ プランタン出版 Canna ライオンハーツ【単行本版】ライオンハーツ【単行本版】
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
ライオンハーツ【単行本版】
1巻完結

ライオンハーツ【単行本版】

920pt/1,012円(税込)

会員登録限定70%OFFクーポンで
276pt/303円(税込)

作品内容

これは2匹のライオンの物語。


「好き」って気持ちからは
どうしても逃げられなかった――。


小さい頃に結婚の約束をした
幼馴染みの礼央と獅子丸。
しかし、男の子同士は”いけないこと”と教わり、
その気持ちに蓋をしたまま時は流れて、
あれから10年――。
高校生になった2人は別々の学校に通っているけど、
帰り道はいつも待ち合わせ。
ともに過ごすその時間が1日の中で一番の幸せだった。
でもそんなある日、
女子と歩く礼央を偶然見かけてしまった獅子丸。
ずっと見ないように蓋をしてきた気持ちが騒めきだして……。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

ライオンハーツ【単行本版】のレビュー

平均評価:4.7 171件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

社会全体の問題
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとこどものままいられたらいいのにね。自分の気持ちに素直で宝箱にはキラキラしたものがいっぱい。
でもそれは無理だし成長と共に世の荒波が押し寄せてくるのは世の常。特に同性愛への理解は昔よりは変化しているとはいえ今の日本じゃまだまだだなって思う。しーちゃんのように聞き分けの良い子は特に、幼い頃の母の言葉は呪縛となったことと思います。同級生のクッキー女の言葉は、ほぼ腹いせだろこれと思いながらも、元々呪縛かかっていた上こんなん聞いてしまって怖くなってあろうことかこれからお泊りの予定だったレオを置き去りにして逃げたしーちゃんを…私はどうしても責める気になれません。いや泣きながらひとりぽつんと帰るレオの後ろ姿は可哀想で可哀想で今すぐ漫画の中に飛び込んで抱きしめて一緒に泣きたい気持ちだったんだけどね。描きながらだんだん腹立ってきたという先生の言葉すごく共感しました。2人のせいじゃない、2人ばっかり頑張らないといけないのは違うと。

レオとしーちゃんの家庭環境や周りの友だちの違いもよく描かれていました。自由(過ぎる気もするが)なママに育てられ、ゆかりんや先生のように同性の恋人が普通に傍にいるレオと、そういうのと無縁のしーちゃんでは、蓋をした宝箱を開ける為の勇気の度合いが違ってくるでしょう。だから告白もレオからだったし。付き合えて幸せで、でも周りの目と言葉が怖くて、悩んで逃げて腑抜けになって、結局最後に残ったのはレオを好きという気持ち。ゆかりんの言葉が喝となったし間違ったことも言ってないんだけど私はちょっと聞くの辛かったな…言い過ぎたって言ってくれたけど"加害者"とかキツかったな。。
この後レオを探し一人会いに行ったしーちゃんを応援以外何が出来るでしょうか。しかもレオはレオで、自分がじゃなくて自分といることでしーちゃんが傷付くのが嫌だって言うんです。こんな愛すべき子らが幸せになれないとしたら、先生の言う通り個人だけではなく社会がもっと変わらないと。と言いつつBLばかり読んでる私も現実では周りに同性愛者いないんです。もし今後出会えることがあれば、きっとこのお話の諦めなかった2匹のライオンくんのことを思い出し、少しでも寄り添える存在になれたらなと思います。
いいね
1件
2024年12月29日
弱くて傷ついた、勇敢な魂を讃えたい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 数年前に他サイトにて連載作品の更新を楽しみに読んでいました。ある時更新されなくなって(6話までは読んでいました)、続きはどうなってしまうのだろう…と、とても気になっていた作品でした。この度の単行本化、本当に嬉しく思います。
7話以降を知らないままでしたので、途切れていたところからの二人をどう立て直されるのか(あるいは立ち直れないエンディングがあるのか)、不安な思いも抱きつつじっくり読ませていただきました。

対照的なふた組の親の描写があります。
礼央の方は包み隠さず何でも話していて、親も柔軟な対応ができる人。
一方の獅子丸は…。
以前読んで、途中どうしても許せないセリフがあって…当時も憤っていたのですが、やはり今回もモヤモヤしました。
真宮家はお兄ちゃんフリーダムだけど、兄弟仲も良好でいいんです。それなのに、なのに、おかん!
手が掛からなくて助かるなんて言われて育てられた子は、手が掛からないように気遣いながら生きようとするんです。獅子丸がちっちゃな頃から、ずーっと自分の価値観を押し付けながら育ててきたでしょ。クラスの子を平気で問題児なんて言う教師も信用できない。
獅子丸の心が弱いのだとしたら、そんな風に押し付けられた価値観と自分の本当の気持ちとに板挟みになってしまったからに他ならない。
作者の三田先生も、なんで2人だけが頑張らないといけないのかと、途中から腹が立ってきたと書かれていましたね。もちろん、親も獅子丸を好きだったクラスのあの子も、物語の中で必要なキャラクターづけであったとは思いますが。

少なくとも、置いていかれる人の痛みが分かるような、相手に寄り添う気持ちを持てるような、そんな子育てをしていれば…と何度も思う。
私も反面教師にします。

この先の2人には、逆風も吹くけど応援してくれる人もいる。
そう、ひとりぼっちじゃないからね。

7話の扉絵、カワイイですね…。物語の流れを思うと、涙が出てしょうがないんだけどね。
いいね
6件
2023年5月5日
「出会えて幸せ」だと思った作品です
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題のほうで期間限定であったので読ませていただきました。
途中から「なんか…この絵柄、どこかで読んだ覚えがあるような…」と思って読み終わって作者さんの他作品をチェックしたら「山田と少年」の作者さんでした。
私、何度も読み返すほど「山田と少年」と「ばらのアーチをくぐってきてね」が大好きで。
あぁなるほど、この作品を読んで「これ好きだわ」と思ったのは、そりゃそうだわという感じで。
幼なじみの2人がお互いを思う様がとても可愛くて、このまま幸せに毎日を過ごして欲しいのに、だから途中の女の子たちの身勝手な言動にとても腹が立ちました。
もちろん世の中には「気持ち悪い」と思う人もいて、自分が嫌だと思うものを拒絶する権利はあるし、罪ではないとは思ってます。
たまたま当事者に聞こえてしまった、運が悪かったのかもしれない。
そこで逃げた獅子丸は臆病すぎんだろ!とそこでも少し腹は立ったけど、他人からの悪意って恐ろしいもので、だから気持ちは分からんでもない。
でも酷すぎる。ちゃんと話もせずに逃げて、拒否して。
そして傷ついていなくなってしまったレオが可哀想で。
いや2人とも可哀想ではあるんだけど…幸せな1日になるはずが急に「こわい」と言われて置いて行かれたら、そりゃ深く傷つきますよね。
2人が再会した場面では涙•涙でした。
一度でも裏切られるとどんなに尽くされてもその記憶は消えないし小さな小さなわだかまりとして残るかもしれない…獅子丸は一生を捧げる覚悟で2人で幸せに暮らしてよね…と思ったのでありました…笑
そして読み放題で読めたけど期間限定で、期間が終われば読めなくなるので買います!
本当に、良い作品に出会えて良かったです。
レビューのタイトルがまったく思い浮かばなかったので、読んだ後に思ったことをそのままタイトルにしました。
幸せ。
いいね
1件
2025年11月12日
刃のようなトドメのひとこと
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっと調べれば同性愛なんて古くから存在しているとわかるのに、なぜ犯罪を犯したわけでもなしに当事者をあざ笑い日陰に追いやろうとする風潮があるのか……言葉にできなくてずっと歯痒かったのですが、それはわたしが白い目で見る側ではなく見られる側に問題があるという前提で物事を考えていたからなんだ…と、この作品を読んで気付かされました。
日頃我慢している人がささいなきっかけで突然爆発し怒りを露わにするように、親から当たり前に期待され“普通“の道から外れることを恐れていたしーちゃんだからこそあんなひやかしのような他人のひとことがトドメのように刺さって抜けなくなってしまったのだろう。
わりかし柔軟に育てられたレオとは違い、白い目を向けられる自分がおかしいのだと自分を戒めた結果、“普通“の人たちと同じように残酷にレオを突き放してしまうあの場面は辛かった…
漫画の表現力ってすごいですね、ボロボロ泣けるし読んでいてほんとに胃の辺りがキュッて反応するのだから。
(手作りクッキーで釣ろうとしたくせにいらんことしたそばかすの女の子、多分しーちゃんに相手にされなかった腹いせもあるよね?そういうところだぞ)
ずっと好きだった人とのはじめてのお泊り。その直前にいらん囁きを耳にしちゃったしーちゃんもしんどかっただろうけれど、レオも相当キツかったと思うよ。ウキウキお泊りがダメになるだけでもありえないくらい残念なのに拒絶なんか追加された日にゃあレオみたいに感性豊かな子はなかなか立ち直れませんよ……受容れてもらえて良かったね。

こういった啓蒙的作品が存在するから「白い目で見る方がおかしい!」と思い直し指摘できる世の中になってきたんだと思います。
メッセージしっかりと受け取りましたよ、三田先生。
いいね
7件
2024年12月27日
可愛くて切ない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作家様買い。Web連載で最後まで読んでいましたが、新刊にも使えるクーポンで即買いしました。現在僕らの食卓がドラマ化されていますが、その優しい路線を受け継いだ男子高校生のお話しです。先生のお人柄なのかとても優しい世界健在です。だけど外からの防ぎようのない偏見や噂に逃げたり閉じこもったり主人公の獅子丸は翻弄されます。今までずっと考えないようにしてきたことに真っ正面から向き合わなくちゃいけなくなって逃げてもがいて苦しみます。切ないです。でもそれ以上に礼央の気持ちを考えると獅子丸頑張れ!礼央を一人にするなー!って泣きたくなります。そういう困難を一人なら逃げるしかないけど、閉じ込もって聞かないふりするしかないけど、二人なら頑張れる、頑張りたいって歩き出すまでのお話しです。終始優しい世界なんだけど切なくて泣けてくる場面が何度もあります。礼央のお友達のゆかりんはとても正しい。正しいことを貫くには勇気がいる。弱虫なライオンが勇者になるまでを切ないだけじゃなくてキュンキュンしたり、ドキドキワクワクハラハラしたりしながら応援できます。細かいエピソードは読んでみてのお楽しみなんですが、獅子丸と礼央、どちらも初恋なのが愛おしいです。自分はおかしいのかな、誰でもいいから女の子と付き合ってみようかな、なんてありがちな道の踏み外し方しません。ただただずぅっと好きだった二人が気持ちを確かめあってこれからも一緒にいるって決心するまでのあれやこれやが宝石箱のように詰め込まれた作品です。一人でも多くの方に(BL好きじゃない方にも)是非読んで頂きたいです。描き下ろしは少なめですが大満足の一冊です。
いいね
12件
2023年5月3日

最新のレビュー

続きが気になる
2人からの好きが溢れてたのに、獅子丸があんなことして辛かった。
レオが優しすぎて泣ける。
家に帰ったあとの続きが気になる。
いいね
0件
2025年11月30日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ