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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ KADOKAWA ビームコミックス イムリイムリ 24
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作品内容

「ルーン」と「マージ」、二つの星に暮らす、三つの異なる種族。
支配民族「カーマ」、奴隷民族「イコル」、そして原住民族「イムリ」。
四千年の時を超えた三種族を巻き込んだ戦争、世界の「明日」を決める戦いは、ついに最終局面へ。

血塗られた「賢者の宮殿」に、カーマ軍の新兵器が迫る。
窮地に立たされたイムリ達の眼前に現れたのは……?

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作品ラインナップ  全26巻完結

レビュー

イムリのレビュー

平均評価:4.8 28件のレビューをみる

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高評価レビュー

読後しばらく帰ってこられない…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ *全26巻読了して何日か経ちました。
『イムリ』の世界からなかなか帰って来られず、他の作品も読みたいのにそれもままならず難儀しています(爆)
最終話読了後以降、怒涛の荒波のように押し寄せてくるありとあらゆる想い、感情の大渦を我ながら持て余して…さすがにそろそろなんとかせねばと思って、レビューを書いて昇華させることにしました。

大学時代に英米文学の講義で学んだ【主人公論】がぐるぐるしています。
文学作品における【主人公とはいかなるものか】を定義づける内容で大変おもしろかったのですが、ものすごくザックリ言うと【主人公とは:空間的/時間的な移動を伴ってその内面が最も大きく変容する人物である】と。
空間的移動というのは物理的な場所の移動です、旅行でも引っ越しでもなんなら散歩でもいい。
時間的移動というのは、1分でも100年でもいいから時が経つこと。
その空間的/時間的移動を経て〈内面的変容が最も大きい人物〉が【主人公】である…ということでした。

さてではこの【主人公論】に乗っ取って読むと、『イムリ』の主人公は一体誰だったのか。

(ここから盛大にネタバレします、未読の方は回れ右してください)

ずっと物語の展開の主軸を担っていたのはデュルクです。
デュルクはマージからルーンへ、さらにアーツウォーネスからイムリ大陸へ移動し、たくさんの人々と出会いながら何年もの時を経て逞しく成長していきます。
間違いなく主人公の器。

しかし物語の全編を通して〈最も大きく〉〈内面が変容した〉のは誰だったか?

それはやはり、、ミューバではなかろうか。

この視点のおかげで、私は22巻で「主人公が変わったわけではない」と思えたのです。
《双子が共に主人公》それも間違いない。正しい。
でも最終的にミューバが変わってこそ、救われてこそ、この物語の真髄が輝き出すのだと思った時…改めて泣きました。
あの悪の権化のような狡猾爺ィさえもが変容し救われた。
これでデュルクが救われないわけがないっ(号泣)
(ドープもラルドも救われて欲しかったよぉ〜大号泣)
(でも彼らは変容してないのよね…常に善であった…涙)
デュルクはミューバと笑顔で手を取り合って行動再開するんだ。
乱丈先生ー!その部分を1話だけでもどうか続きを!どうか!
(つかこれスターウォーズ的に「Episode1に戻って続く」ってヤツですよね?)字数足らん
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10件
2023年11月19日
この感動は言葉にならない…超絶破格!!!
言葉が出ぬ…泣泣泣……ただただ、この物語を読める人生であったことに感謝します!!!!!
全26巻、完全オリジナルの超々超破格なSF大作・名作・感動作品です!
SFは完全な架空であるほどその世界に入り込むハードルは高いと思います。しかし今作には乗り越える価値しか有りません!!
≫≫≫
緻密で複雑な世界ですが、大きく括ると支配層カーマ・奴隷民イコル・原住民イムリの3つの種族のお話です。ルーンという惑星を舞台に数奇な運命の若者・デュルクとミューバの視点で読者と共に一大事に巻き込まれ、謎を解き、惑星の未来を拓いていくので理解し易かったです。しかも各巻末には初代担当編集者氏の機転で人物紹介と用語解説が添付されているので復習できます。
≫≫≫
架空の世界の人々は考え方も我々とは違います。なのに解ってしまう!と言うかどうすれば読者が面白い!と思うのか作者が熟知されているのでしょうか。一人一人のキャラの一つ一つ言動が、描かれてはいない膨大な設定(人生)から発せられていると感じるのです。
≫≫≫
この星の上で起こった事はまんま私たちの地球上でも過去何度も繰り返されてきたことだと思います。その中で個人としてどう誇りを失わず生きていくのかが明確に示唆されていると思いました。
≫≫≫
三宅先生の作品はPETを連載時に読んでいて、その感覚に酔ったような読後感がたまらない魅力でした。今回SF読みの末座に連なる者として遅まきながらもこの「イムリ」を読めて本当に僥倖です。
先生と同年代、同性の身としても、くれぐれもお身体を大切にまだまだ活躍して頂きたいと願います。
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18件
2023年1月29日
ハリウッド映画化希望
この作品、すごかった。凄まじい作品でした。
一度この物語の中に入り込んだら、まるで呪いにかかったかのように読むのをやめられない。

全26巻。独特の世界なので、1巻はわけがわからないかもですが、とりあえず3巻くらいまで読んでみてほしいです。
そこを抜けると超絶怒涛の展開が待ってます。眠くても、空腹でも、読むのを止められない。
22巻で私は一度、灰になりました。あのときはヤバかった…頭が真っ白になりました。

この作品、怖いくらい中毒性があるのです。
映画館で映画を見ているときも、マナーの悪い人がいたら「促迫、イムリ!!」と心の中で彩輪を飛ばしたり、運転してるときに対向車に道を譲られたら「ありがとーう、ありがとーう…」とイムリスマイルでお礼を言ったり、なんかもう脳内が完全にイムリ化してる。怖い…。

ファンタジーが好きな人なら、ぜひ一度読んでみてほしい。ファンタジー文学の良さが凝縮されている作品。全巻読むにはお金も時間も結構かかるけど、きっと後悔しないと思う。最高に面白かった。この作品に出合えたことに、心から感謝したい。
三宅乱丈先生…素晴らしい世界をありがとーう、ありがとーう…...
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14件
2023年2月22日

最新のレビュー

素晴らしい!
久しぶりにすごいファンタジーを読みました!設定が難しいのと絵柄もクセがありますが世界観がすごいので頑張って読む価値あります。まあまあの長さですが気にならない位面白いです。
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2件
2024年12月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

壮絶な世界観のSF
設計:人参次郎(シーモアスタッフ)
三宅乱丈先生の手がけるSFファンタジー漫画。カーマ・イムリ・イコルの3種類の民族が争います。なんでもこなせて、性格の優しい青年・デュルクがお気に入りです。細かい設定で作られた、引き込まれる世界観に心が震えます。非日常を味わいたい方にもおすすめの作品です。

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