ネタバレ・感想ありイムリのレビュー

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素晴らしい!
2024年12月15日
久しぶりにすごいファンタジーを読みました!設定が難しいのと絵柄もクセがありますが世界観がすごいので頑張って読む価値あります。まあまあの長さですが気にならない位面白いです。
面白い面白い面白いです
2024年1月21日
面白いです。表現力がすごい。ストーリーに引き込まれて打ち震えます。この作品のすばらしさを伝える語彙が無くて震えます。面白かったです。
⭐︎壮大な歴史浪漫⭐︎
ネタバレ
2024年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の最後で虫の採光により希望が持たされました。
イムリのデュルクとチムリが幸せでありますように✨✨✨
読後しばらく帰ってこられない…
ネタバレ
2023年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ *全26巻読了して何日か経ちました。
『イムリ』の世界からなかなか帰って来られず、他の作品も読みたいのにそれもままならず難儀しています(爆)
最終話読了後以降、怒涛の荒波のように押し寄せてくるありとあらゆる想い、感情の大渦を我ながら持て余して…さすがにそろそろなんとかせねばと思って、レビューを書いて昇華させることにしました。

大学時代に英米文学の講義で学んだ【主人公論】がぐるぐるしています。
文学作品における【主人公とはいかなるものか】を定義づける内容で大変おもしろかったのですが、ものすごくザックリ言うと【主人公とは:空間的/時間的な移動を伴ってその内面が最も大きく変容する人物である】と。
空間的移動というのは物理的な場所の移動です、旅行でも引っ越しでもなんなら散歩でもいい。
時間的移動というのは、1分でも100年でもいいから時が経つこと。
その空間的/時間的移動を経て〈内面的変容が最も大きい人物〉が【主人公】である…ということでした。

さてではこの【主人公論】に乗っ取って読むと、『イムリ』の主人公は一体誰だったのか。

(ここから盛大にネタバレします、未読の方は回れ右してください)

ずっと物語の展開の主軸を担っていたのはデュルクです。
デュルクはマージからルーンへ、さらにアーツウォーネスからイムリ大陸へ移動し、たくさんの人々と出会いながら何年もの時を経て逞しく成長していきます。
間違いなく主人公の器。

しかし物語の全編を通して〈最も大きく〉〈内面が変容した〉のは誰だったか?

それはやはり、、ミューバではなかろうか。

この視点のおかげで、私は22巻で「主人公が変わったわけではない」と思えたのです。
《双子が共に主人公》それも間違いない。正しい。
でも最終的にミューバが変わってこそ、救われてこそ、この物語の真髄が輝き出すのだと思った時…改めて泣きました。
あの悪の権化のような狡猾爺ィさえもが変容し救われた。
これでデュルクが救われないわけがないっ(号泣)
(ドープもラルドも救われて欲しかったよぉ〜大号泣)
(でも彼らは変容してないのよね…常に善であった…涙)
デュルクはミューバと笑顔で手を取り合って行動再開するんだ。
乱丈先生ー!その部分を1話だけでもどうか続きを!どうか!
(つかこれスターウォーズ的に「Episode1に戻って続く」ってヤツですよね?)字数足らん
凄かったな
ネタバレ
2023年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 26巻迄読了。読み始めると止まらなくなる。争い事の中には不条理な事が多い。一方の合理性を追求する為にもう一方がおざなりになる。おざなりになるだけならまだ良いが虐げられ、尊厳を失い、其れこそ何もかもが破壊される。何度も胸の詰まるようなシーンに出会いながら、犯してしまった事への後悔。相容れない他者との共存を目指す難しさ。出来ない我慢をしながら自分を貫く強さ。全てがズーンと心に響く。26巻があっという間に終わった。
ハリウッド映画化希望
2023年2月22日
この作品、すごかった。凄まじい作品でした。
一度この物語の中に入り込んだら、まるで呪いにかかったかのように読むのをやめられない。

全26巻。独特の世界なので、1巻はわけがわからないかもですが、とりあえず3巻くらいまで読んでみてほしいです。
そこを抜けると超絶怒涛の展開が待ってます。眠くても、空腹でも、読むのを止められない。
22巻で私は一度、灰になりました。あのときはヤバかった…頭が真っ白になりました。

この作品、怖いくらい中毒性があるのです。
映画館で映画を見ているときも、マナーの悪い人がいたら「促迫、イムリ!!」と心の中で彩輪を飛ばしたり、運転してるときに対向車に道を譲られたら「ありがとーう、ありがとーう…」とイムリスマイルでお礼を言ったり、なんかもう脳内が完全にイムリ化してる。怖い…。

ファンタジーが好きな人なら、ぜひ一度読んでみてほしい。ファンタジー文学の良さが凝縮されている作品。全巻読むにはお金も時間も結構かかるけど、きっと後悔しないと思う。最高に面白かった。この作品に出合えたことに、心から感謝したい。
三宅乱丈先生…素晴らしい世界をありがとーう、ありがとーう…...
この感動は言葉にならない…超絶破格!!!
2023年1月29日
言葉が出ぬ…泣泣泣……ただただ、この物語を読める人生であったことに感謝します!!!!!
全26巻、完全オリジナルの超々超破格なSF大作・名作・感動作品です!
SFは完全な架空であるほどその世界に入り込むハードルは高いと思います。しかし今作には乗り越える価値しか有りません!!
≫≫≫
緻密で複雑な世界ですが、大きく括ると支配層カーマ・奴隷民イコル・原住民イムリの3つの種族のお話です。ルーンという惑星を舞台に数奇な運命の若者・デュルクとミューバの視点で読者と共に一大事に巻き込まれ、謎を解き、惑星の未来を拓いていくので理解し易かったです。しかも各巻末には初代担当編集者氏の機転で人物紹介と用語解説が添付されているので復習できます。
≫≫≫
架空の世界の人々は考え方も我々とは違います。なのに解ってしまう!と言うかどうすれば読者が面白い!と思うのか作者が熟知されているのでしょうか。一人一人のキャラの一つ一つ言動が、描かれてはいない膨大な設定(人生)から発せられていると感じるのです。
≫≫≫
この星の上で起こった事はまんま私たちの地球上でも過去何度も繰り返されてきたことだと思います。その中で個人としてどう誇りを失わず生きていくのかが明確に示唆されていると思いました。
≫≫≫
三宅先生の作品はPETを連載時に読んでいて、その感覚に酔ったような読後感がたまらない魅力でした。今回SF読みの末座に連なる者として遅まきながらもこの「イムリ」を読めて本当に僥倖です。
先生と同年代、同性の身としても、くれぐれもお身体を大切にまだまだ活躍して頂きたいと願います。
傑作中の傑作
2023年1月23日
めちゃくちゃ壮大なSFファンタジーです。多民族同士の対立で起こる戦争による惨状。主人公を取り巻く悲劇と徐々に明らかになる真実。正直最初の1巻はなにがなにやらわからなく挫折しそうになりますが頑張って読んでみてほしいです。3,4巻辺りから読むのやめられなくなりますよ。傑作中の傑作です。
唯一無二の世界観!
2022年12月24日
本当にこんな世界が存在していると感じさせるリアリティ。似たようなものがたくさんあふれている漫画創作界で、唯一無二の絶対的な世界観。すごい。ファンタジーともSFとも。想像と創造の翼はどこまでもはばたける、と思わせてくれる。これが一人の人間の想像から作られたなんて信じがたい。間違いなく名作。めちゃめちゃ面白かった。ドープの口癖はついついうつっちまうんだど!
今だからこそ
2022年10月10日
最近の戦争へのハードルが低くなっているような空気のご時勢に一気読みできてよかったです。自分の本当の心を見極めるため、それを守るために闘うことの大切さと大変さを、私も心に刻みたいと思いました。素晴らしい世界観と情景と人間模様でそう思わせてくれた作者に感謝です!
傑作です。
ネタバレ
2022年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで何故知らなかったのか?!と思った程の名作です。傑作です。重いですが。ある方は絶望の物語とツイートしていましたが、私は希望があると思いました。
壮大SFファンタジー
2022年3月24日
最初は個性的な絵柄(正直好みではなかった)で話もややこしいなぁという感じでしたが読みすすめるうちにハマってしまい気がつけば最終巻に…。カーマ、ルーンとか専門用語が多くて混乱したりもしますが、涙あり涙ありの展開で楽しめます。絵や世界観で好みが分かれるかもしれませんが、しっかりとした設定で「重厚な作品」だと思います。一度手にとって見てはいかがでしょうか。
引き込まれてしまった
2021年8月4日
久しぶりに出会えたスケールの大きな想像力をかき立てる物語ですね。次々と未知の種族や生き物が出て来て先はどうなるのかが気になってしまいました。主人公の心の動きも見逃せません。
名作であり傑作!!世界観が壮大!
2020年12月19日
これは、本当に一巻過ぎたあたりから慣れてない独自の言葉も気にならず、慣れてきて、喉が渇いた時に水を欲するかの如く、ガブガブ読めます!むしろ、気になって気になって、読まずにはいられない!!寝不足覚悟の素晴らしい作品!どの時代でも起こりうる、人と人との争いについて世界は違うものの全て照らし合わせて考え感じながら読める。とても、戦争、民族、多様性、共存について深く考えさせられる作品!出来れば、4000年前の過去のやつも別版で漫画化してほしい!!乱丈先生!お願いしますーー!!
めちゃ面白い
2020年11月3日
よかったです。
petもよかったけど、こっちもよかった。
是非見て欲しい作品です。
最高でした
2020年8月16日
SF大作。3日間で全部読みました。最終話を読んだのでレビュー編集しました。最高でした。評価されると思います。タイムリープの意味ではなく、共感の意味で過去と未来のある話です。ありがとうございました。
よく練られた世界設定と物語に脱帽!
2020年6月10日
文句なしの面白さ! 最近の作家さんには珍しく、手塚治虫や萩尾望都のようなスケールを感じさせてくれる作家さんです。
大雑把に言えば宗教と身分差別に端を発する戦記物なのですが、人間の感情の機微や騙され方、支配の仕方がリアルです。
最初は入り込みにくいかもしれませんが、何とか2巻まで読んでから判断してほしいところ!
4千年前のイムリとイコルの争いは?
ネタバレ
2019年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【ネタばれあり】

カーマの多くの部分の歩み寄りと、最後まで抵抗する術師の動きから目が離せない。
ただ、そもそもなぜ4千年前にイムリとイコルが争っていたのか。カーマが負けを認めたところで、その点が解決されないと、また別の戦争になるのではないのか。…三宅さんだからきちっとその辺を回収してくださると思いますが。
凍結されたイムリが解凍されて、なんらかの答えを出してくれることを期待します。
また、デュルクには結局救いはないのか… ( ノД`)シクシク…
練り込まれたストーリー
2018年11月3日
PET以来大ファンです。設定がややこしくて、受け入れづらい人もいるそうですが。。絵も素晴らしい!!こちらも好みが分かれるようですが。。
ハマってる人達からすると、何でもっと評価されないの?な作品です。容赦なく主要キャラがバッサバッサ逝ってしまい、ほんとハラハラする。。
骨太なSFファンタジーに出会えてよかった
2017年12月13日
一巻は世界観の説明と細かい設定描写、謎のシーンに??でしたが、二巻から話が動き出します。
この漫画に興味を持たれた方は、立ち読みや一巻だけで判断されず、まずは2巻くらい読まれるのをお薦め致します。自分はちりばめられた謎と主人公がどうなってしまうのかが気になってどんどん続きを読み進めていったので。緻密に練り上げられたストーリーなので初見ではよく分からなかった所も読み進めるとこの場面はこういうことだったのかと遡って繰り返し読み返してます。

独特な絵柄と細かい設定の世界観はちょっと敷居の高い作品かもしれませんがとても読みごたえのある作品です。

2020年8月追記:最終巻を読めました。希望を感じさせてくれるラストでとてもこの物語を最後まで読めて本当に良かった。作者様、14年の連載お疲れ様でした!
何回も読んでしまう
ネタバレ
2016年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は知らない言葉多すぎてうげーってなるけど、
読めば読むほどハマります。
ドープが奴隷化されるところとかめちゃくちゃ悲しくて。。
早く続きが読みたいです。
壮大!
2015年10月16日
たくさんの賞を獲り、各メディアが絶賛とアオリ文句にありましたが、納得の名作だと思います。独特な世界観のファンタジー・・・絵柄も独特ですが、はまります。ジャンルは青年漫画でありながら、一昔前の少女マンガ(こてこての恋愛マンガではない)の神秘的な香りも漂ってきそうな感じがします。壮大なスペース・オペラ・・・マンガ好きなら、偏見や先入観抜きで(絵柄が合わないとか言わないで)一度手に取ってほしい作品です。
続きが気になる
2010年10月3日
正直、立読みした時は絵が好みじゃありませんでした。(ゴメンナサイ…)

でも、話の続きが気になって購入する事に。
読み進むうち、絵は気にならなくなりました。

それほど面白いです。
小説を読んでいるような、ガツンと骨太な作品です。
ハマる…
2010年9月21日
一気に全部買ってしまいました😁
話にどんどん引き込まれてかなりハマります😃

面白いので買って損はないと思いますが、少しごちゃごちゃしている感じが私はしました。でも気にならずに読めました😃
おもしろかった
ネタバレ
2023年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモア島で熱く紹介してくださった方々のおかげで出会えた作品。ありがたい。ほんとこんな世界を作り出せるなんてすごいなー、ほへーっとなった。この作品独自の言葉、概念が盛りだくさんなファンタジーだけれど、込められているメッセージは決して作り事ではない。私自身それが問題だと知りながら、見てみぬふりしているたくさんのこと、そういったことから「逃げるな!」とビンタ食らった気分になったシーンがたくさんあった。でも今日もやっぱり私は見てみぬふりをし続けるのだけれど。。。ハラハラどきどきで続きも気になったし、心ゆさぶられたセリフやシーンもいろいろあった。じゃあなんで星4なのかというと、絵がまったく好みではない(でもすばらしい絵だとは思う) のと、「あれ、結局どういうことだったんだ?」とか、「え、急にそうなる?」と思う点がちょっとあったのと(これは単に私がバカだからなのだが)、時折戦闘シーンが冗長に感じてしまったから。でもそんなことをさしひいても、26巻という長い話を挫折することなく読み終え星4はつけてしまうぐらいには刺さった。泣いてしまったシーンもあった。特にささったのが「選択肢は財産」という言葉。ほんとそのとおりで、実際問題、私達はどれだけ真に自分の自由意志で選択し、考えられているのか、ずっと疑問を抱いていた自分にとってめちゃんこ心に刺さる言葉だった。

ちょっと気になること:イムリは日本の各地の方言をいろいろ混ぜ合わせたみたいな言葉を話すのだけれど、ニコはイムリなのにずっと標準語だったような?私の見落としかな?誰か教えてくれないかな。
読み応えあり
2022年1月31日
主人公やその周囲の人物に巻き起こる事態に引き込まれていきます。武器を宿す順番の解明や、デュガロの心理的戦略に巻き込まれるミューバの行動等にわくわくはらはらさせられます。
いいね
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どうなるの?
2011年4月16日
10話だけパック買いしました。最初はストーリー展開が分かりにくいのと、画が緻密過ぎてごちゃごちゃという感じの空間に、ファンタジー好きでも引きました💦

でも8話以降が急に面白くなって、いつ続きを買おうかとタイミング計ってます😺
ハニワ
2023年9月20日
みたいな無表情に近く感情移入もできないまま、世界観も理解しづらくてリタイア。1話目で引き込まれない作品は読み進められないと改めて感じた。1のみ
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作家名: 三宅乱丈
出版社: KADOKAWA