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おねがいヒーロー涙をみせて【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

713pt/784円(税込)

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作品内容

【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】シノとユキは幼馴染でありながら、顔を合わせると些細な言い合いをする仲。大学進学を機に会うこともなくなる――と思っていたのに、親の提案でルームシェアをすることに。ふたりきりの同居生活が始まるが、喧嘩相手だったシノにどう接するべきかわからず、複雑な感情を抱くユキ。少しずつ関係性が変わっていく中、ユキはシノから「俺のこと意識してよ」と言われ……? そしてユキが抱える、誰にも言えなかった過去の出来事とは――。イケメンで一途な幼馴染×生物学科の苦学生、腐れ縁の幼馴染ふたりが新しい関係を模索する同居ラブストーリー。

【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • おねがいヒーロー涙をみせて【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

    713pt/784円(税込)

    【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】シノとユキは幼馴染でありながら、顔を合わせると些細な言い合いをする仲。大学進学を機に会うこともなくなる――と思っていたのに、親の提案でルームシェアをすることに。ふたりきりの同居生活が始まるが、喧嘩相手だったシノにどう接するべきかわからず、複雑な感情を抱くユキ。少しずつ関係性が変わっていく中、ユキはシノから「俺のこと意識してよ」と言われ……? そしてユキが抱える、誰にも言えなかった過去の出来事とは――。イケメンで一途な幼馴染×生物学科の苦学生、腐れ縁の幼馴染ふたりが新しい関係を模索する同居ラブストーリー。

    【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

レビュー

おねがいヒーロー涙をみせて【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

平均評価:4.5 71件のレビューをみる

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高評価レビュー

早寝電灯先生の最高傑作のひとつ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりにもあまりにもよくて、もうたまらなくて、初めてレビューを書きます。

冒頭で読者が知るふたりの距離感、シノはそれを壊したく、ユキは守りたかった距離。読者としては最初その距離がもどかしく、でもその距離がユキの心を守っていたことが物語の中でわかっていき、もうなんか、なんかもう…涙がぼろぼろ出てしまって止まらない。漫画が本当にうまい…

描かれていることの全てに意味があり、物語の中で縦横無尽にその意味が結ばれて繋がっていく。その度にああこれが!となり、それはひとつひとつささやかな、でも確かな灯りを増やしていくようで。それが最後にタイトルにまで繋って、眩しいくらい明るい場所を見渡しているような気持ちになるの、あまりにも美しすぎる…

そのままにしたくても全ては変わっていくなら、と、踏み込んだシノに、私まで感謝したい。
距離感の取り方にはすこしひっかかるけど表面的にはおかしく見えないユキが、その実、絡まった糸の中で動けなくなっていて、踏み込んで来てくれたシノのおかげで少しずつ動けるようになる、そこにあるリアルさもすごい。
頑なに見えたユキはユキで、自分を必死に守ってた。
きっと早すぎても遅すぎてもダメだった。シノはなんでもっと早く、と自分に怒るかもしれないけれど、ここがベストタイミングだった。
ふたりともがんばったね…ほんとに。

シノが一貫して持つユキが好きだという気持ちが揺るぎない色合いなのに対して、ユキがもってたシノへの想いも、グラデーションやマーブルのように見えて実は全て好きの色合いだったと、読み終わるとわかるのもすごい。(伝われ)

最後まで、お互いを想う気持ちに満ちている作品でした。大好きです。
なんかもうすごいしか言えないと思ってたのに、書いたら長くなった。

早寝電灯先生の作品は全部大好きです。すべてに、唯一無二の物語と、風が吹き抜けるような心地よさと、詩的な美しさがあるから。
その作品群の中でも今作は、心を掴んで離さない最高傑作のひとつだと思う。
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15件
2024年7月2日
ヒーローとはなにか
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 発売直後に読んで、ストーリーを忘れた頃にまた読もうと思っていましたが、新刊発売に伴って再読しました。(年上攻め大好きなので新刊も楽しみにしています!!)●早寝先生のお話には無二の温度感があります。安心し、信頼し、尊重し合う関係がもつ温かさ。どこか現実世界の問題に繋がる窓を有する物語。先生の眼差しをずっと見ていたいと、再読を経て改めて思いました。●さて、タイトルの味わいよ…。ユキがきっかけでピアノ→柔道に転向し、再びピアノに戻ったシノ。この変遷が、二人の関係やヒーロー像の変化を示唆しているように思えました。いじめっ子を成敗したユキから始まるわけだけど、そのユキは気持ちいっぱいに泣いたり怒ったりするシノにずっと慰められてきたし、シノは大きくなってもその性向が変わらない。「涙」が弱さの象徴としてまったく使われてない。だからこそのタイトルなのかなと。苦しみや葛藤をはらみ、二人が別離する可能性があった過去を、最後にピアノがやさしく掬って、タイトルを回収する、という流れが絶妙です。ヒーローという偶像を共有しあい、溶かし、また二人で分かち合うという愛。うぅ、涙が…。●ユキが植物好きというのも物語に通底したユニークさを感じます。紐の細道という発想もめっちゃ面白いし、ユキが植物の勉強を目指したおかげで二人は同じ大学に行けたわけだし。そして何より幼い頃ユキがシノを救った方法も植物なんだよね。ここに早寝先生の植物というモチーフへのこだわりみたいなのを感じるんです。私も植物好きなのでこの使い方はうれしかったです。●私は再会ものが好きなので別離も再会を前提とすれば当然好きなのですが、この話は本当に二人離れなくて良かったねと思いました。関係を醸成するという微妙な変遷の描写に挑戦された早寝先生にあっぱれとお伝えしたいです。
いいね
3件
2025年3月2日
心がほどけるということ。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝先生の作品は、心のひだを丁寧にとても慎重に描いて物語に織り込んでくださっていて、小さな波が少しずつ砂浜を濡らして深くしみこむように読み手の心にもじんわりと潤してくださるようです。

本作品も例にもれず優しい波が少しずつしみこみました。
主人公のユキの変化が嬉しくてほっとする読了感。

ユキは小さなころから一人自分を律していたのかもしれない。
小さな心は寂しさも孤独もちゃんと抱えていたはずだけど、とても優しくて不安だから余計に人には頼らないようにして生きてきたんだろうと、その心を思うと切なくて涙が出てしまう。
好きな人という存在を本当の意味で認識してしまえばすぐさま崩れてしまう自分が恐ろしくて自分を奮い立たせていたんだろう。

誰でもが言葉になるかならないか、言葉にするほどもないような胸の痛みまでを表現するのが本当にお上手です。
崩れる自分を守るために気づかないふりをしたり、暗黙の了解の上に立っている距離感を死守したり。
大丈夫だよ、安心していいんだよと丸ごと抱えてくれる人の存在がどれだけ幸せなことなのか、シノとユキの表情で伝わってきました。

ユキの過去については、苦虫を嚙み潰したような感情が残ります。
許せない、本当に。
性別は関係ないです。
勝手な酷い行動にはらわたが煮えくり返る思いです。
そんな問題定義も先生はしてくださいます。

この作品、完結となっていて...
もうちょっとこの幸せな二人の物語を読んでみたいところです。

**215ページ**
いいね
28件
2024年7月25日
丁寧に、優しく、静かな感動
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1ページ目から、これは主人公の好きな人だよね?って匂わせる。2〜3ページでこじらせてる?と思わせる。4ページ目である決意を感じさせる。
どんな経緯で、どんな感情が、どういうふうに転がるのか?期待が膨らむ見事な導入、試し読み部分を多く残して即購入しました。

主人公・ユキが自分との対話で自分自身の気持ちを解いてゆく。丁寧で優しくて感動的です。
逆レ◯プのエピソードでは、男性だって恐怖でトラウマになると(当たり前ですが)描いたのが印象に残りました。それに加え、整理できなかったツラい過去を絡まった糸に例えて「解く(ほどく)」繋がりで韻を踏んだようで、ストーリーを整える技が光って見えました。

あと細かいですが、2人がくっついた時に相手の心音が聞こえるって、乳房がないからだよね?男同士なんだよな〜って妙にテンションが上がりました。

ユキの、シノの強情な泣き顔に対する感情が、年を経るとともに変化していく、その終点がタイトルに結び付いているのかなと思いました。感情を外に出す素直さに憧れていたのでしょうか。我慢することが常態化していたユキが心を解放できた喜び。ヒーローの涙が幸せな涙だったのが嬉しかったです。

丁寧な、心情を優しく描いた感動的な作品ですが、ちゃんと叡智あります。良き叡智でした。
早寝先生の腰から尻への描き方、大好きです。
いいね
40件
2024年6月30日
幼なじみ両片想い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみで大学生同士、シノとユキの話。早寝電灯さんは一番好きなくらい好きな作者さんで、本作も単行本になるの待ちに待っていたので発売されて嬉しくて早速買いました!早寝さんの幼なじみ両片想い、最高でしかなかった。まだ子供の2人がお互い距離を取ってて、大学生になるまでに気持ちを温め合って、その自覚がユキは遅かったし過去のトラウマがあって素直になれなくて。そんなユキをまるっと包んでじっくりと待つシノ…待てるって大事。ユキが自分で自覚して自分で行動を起こさないとダメだったし、そうなるのに時間が必要だったんだし、好きだからこそシノは待てたんだな。ユキ、涙を流せて良かったね。卒業して離れそうになった時、シノが頑張って関係を繋ぎ止めて、そして今度は2人の関係を発展させるのにユキが頑張って…お互いよく頑張ったよ…。2人の温かい時間を見られて幸せ。早寝さんの作品は人と人の繋がりや距離を大事に大事に素敵に描くなあ、早寝さんに出会えて作品が読めて幸せだな。印象に残ったセリフ「踏み込まなければ変わらずにいられることもあるけど、踏み込まずにいて変わってしまうものもある」
いいね
7件
2024年6月26日

最新のレビュー

やはり好きだ…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。ハズレ無し、今回も大好きな作品になりました。幼馴染両片想い最高ですよね…嫌いな人いないですよね…。当て馬とかドロドロ無しでも先生の独特の雰囲気や言い回し?で他には無い至高の一品になるんですよ。先生の作品を今後も追いかけたい。
いいね
0件
2025年6月3日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

恋に落ちて、救われた
制作:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
大学進学を機に幼馴染の高里とルームシェアを始めた鹿角ですが「俺のこと意識してよ」と告げられ…。物語後半に明かされる鹿角の過去は辛く、胸が締め付けられます。苦しみも丸ごと包み込んでくれる高里の一途な愛に鹿角だけでなく読者もまた救われます!読後は静かに感動が押し寄せる早寝電灯先生の幼馴染BL。

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