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BLマンガ
鷹虎くんとオメガたち【単行本版】1
2巻配信中

鷹虎くんとオメガたち【単行本版】1

780pt/858円(税込)

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234pt/257円(税込)

作品内容

【圧倒的王者、Ωに】Ω×Ω
朝田ねむいによるオメガバース!

将来有望な有力者の子息が集まる歴史ある学園。
そこのエリートコースとも言える
”α特進クラス”に通う熊獅子鷹虎は、
学園の中でも随一の名家の跡取り息子である。
頭脳、体格、容姿にも恵まれた圧倒的なカリスマ力で、
学園で知らない者は唯一人としていない。
そんな熊獅子が、ある日体調の異変をきたすと
Ωの特徴である「ヒート(発情期)」のような症状が出てきて……!?

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レビュー

鷹虎くんとオメガたち【単行本版】のレビュー

平均評価:4.8 64件のレビューをみる

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高評価レビュー

もはやバース世界の教科書
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース作品を今まで数え切れないくらい読んできた私は、「あぁいつものα→Ωのパターンね」なんて高を括っていました。そんな過去の自分を殴りたい。まさかまさかそう来るなんて…!?
BL作品って割とパターン化されがちで飽きがちになるんですが、これは類を見ない鋭角から殴られるような作品です。オメガバース世界に入り込める、いやもう完全に溶け込める。その世界の住人になれる!!

もうとにかく、とりあえず読んでくれ…!!!!

───以下、本編ネタバレあり───

いやぁα→Ωになっちゃう作品って割とあって、そのどれもが暗く重ためで絶望をメインに描かれているんですけど、これは新しい!! 子宮を取っちゃうなんて誰が考えたでしょうか……笑
鷹虎君のどん底から這い上がる力に魅了されてしまいますね。
自分の力をほしいままに、そのカリスマ性で他人を巻き込んで理想を叶えていく。まさにαのような性格であるのに、Ωな鷹虎くん。Ωを侍らし、Ωに突っ込み、時にはαにも突っ込むのにΩな鷹虎くん。発情期に翻弄され、おしりが濡れちゃうことに嫌悪感を抱く鷹虎くん。もうなんて言えばいいのか。ギャップが凄まじい………!!!!!可愛い……!!!!
鷹虎くんってモラハラ気質で、到底理解できない発想にぶっ飛んでいく怖さや危うさがあるのに、キュンとなるような可愛さやドキッとさせてくるかっこよさがあって惹かれてしまう。ダメ男に引っかかる疑似体験をしてるみたい笑
亀山くんの気持ちがほんとに分かるんだよねぇ…笑

いやぁ本心を言えば有坂くんとのカプをもっと見たかったんですが、有坂くんは龍ヶ崎さんの方が幸せにしてくれそうだし…ここのカプも割と好きだし、鷹虎くんにはもっと有坂くんに振り回されて欲しいのでうん、美味しいかも!!笑

亀山くんとのカプも超超超好きなんですけど、なんか不穏で不安。鷹虎くんってなんでそんなに亀山くんとの子どもを作りたいのかな…? 鷹虎くんは有坂くんに未練があるような描写が度々あるけど、亀山くんとイチャイチャする描写も多いし、愛情表現も結構してるし、うーん…鷹虎くんの気持ちがよく分かんない!!
指輪を渡したのもαに言い寄られないためだろうし、子どもを作りたいのって自分が優秀であると自分の遺伝子を持ったαが生まれることで確信したいからなのでは…!? それって本当に亀山くんのこと好きなの…?
気になる!!
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1件
2025年9月21日
オメガと人権と
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ うわ〜〜〜〜〜〜〜〜辛い、シコい、辛い、シコいが…交互に来るやつすぎて最高だったし続いてよかった…でも辛い、シコい…う、うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

先生が描くオメガバース、政治的ではなく人権という立場からとても中立的に描かれているんだけど、やっぱり鷹虎くんがΩだからこそα一族から落ちた一粒(実はΩだった)として「自分らしく生きるには」を無双してくれます。けども、周りも家庭環境が千差万別。
嫌ってるΩ性を捧げることでようやく生活できるΩ、Ωとしての本能的な幸せ(言い方悪くてゴメン)を夢見ながら他の性別も平等であるべしと言うΩ、そんなΩを嫌うΩ、Ωを一人の人間として社会に扱うべく活動するΩ。
そして優秀なαとして一族を担うハズだったΩ。
高校というプレ社会の中で生活するΩたちを一望できるの、さすがすぎるんだよ先生…

鷹虎くん、合理的すぎるけど完璧な悪ではなくて、自分自身を保つ為に、子宮を取っちまった(卵巣はある)の最高だったよ…!
有坂にヤられて自身のΩ性を身を持って否定したのがさ、凄い良かった。

鷹虎の「別れるのは良いが別れてないのに無視するのはダメ」っての、鷹虎なりに愛着はあるんだよね。
烏間にだって、有坂にだってそう。
ムカつくけど憎め切れないんだよね鷹虎。
だからこそ鷹虎が、鷹虎なりに大事に囲っても「Ωだから」ってことで呆気なく手からすり抜けてく。
バイバイって一言あれば鷹虎も思うことはあっても理解はしてくれるのに…と思ったけど、鷹虎なりに…なだけで他の二人は鷹虎に少しは愛情あったのかな……でも確実に有坂が行方不明になったの、逃げられなくなったか成りふり構わず逃げるしかなかったのか。
有坂…龍ケ崎と少し愛が始まりかけてた(友情止まりかもしれないが)分、最後の着信も相まって悲壮な結果じゃないと良いな…

そして亀山くんが鷹虎について行って。どうなるんだ亀山くんと…ていうか、鷹虎にも運命の番が居るとおもうんだけど、絡むかなぁ…「鬱陶しい」って言いそう…

で、2巻。実は単話から追いかけてたので…鷹虎くんの、まさに亀山くん以外の子宮はお金で有効活用しようぜ!が全面に出過ぎて…人生の谷あり山ありに足掻く鷹虎……これでいつか(養子縁組や実子等で)子沢山になってしまった亀山くんに再会したら鷹虎くんはどうなるのか…今後もたのしみ♪
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24件
2024年7月5日
懸命に生きる、愛しいオメガたち
オメガバースはオメガが酷い目に遭うことが多いため、合わないことが多いのだが…、こちらの作品は他にはない切り口で、一筋縄ではいかないオメガ達が勢揃い。
面白くて夢中で2巻まで読んでしまった。

主人公の鷹虎を中心に、オメガクラスの高校生達がどうやって将来を切り開いていくかという、力強く前向きなストーリー。
だが、現実は決して綺麗ごとではない。
不条理な立場を受け入れる者、自分の立場を利用して強かに生きる者、世界を変えようと上を目指す者、虐げられても折れずに前に進む者。
中にはやはり上手く生きていけず涙を流す者もいる。
何とも愛しいオメガたち。
彼らはどうなってしまうのか、続きがとても気になる。

それにしても…いけ好かないアルファだと思った鷹虎なのに、彼の俺様、破天荒で折れない感じが、ストーリーが進むにつれて格好よく、爽快に思えてくる。
でも結構振られたり(笑)悲惨な目にも遭うし、たまに情けなく落ち込んでいる姿は何とも愛しい。
すっかり彼のファンになってしまったが、ちょっと2巻終わりはテーマがテーマなだけに、彼の考えを受け入れられるか不安になった。
朝田先生はどう持ってくるんだろう、3巻が楽しみ。

そして、この作品を読んでいると、高校生時代に出会った友人達を思い出す。
彼らは会うたびに前に進んでおり、常に新しい刺激をくれる。
オメガクラスの彼らも、きっと自分と同じように友人達から前向きな気持ちを貰っているのだろう。
例え今は未来が明るくなくとも、友人の存在に勇気づけられ、自分にも何かができると一歩を踏み出す。
友人は宝だな。
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17件
2025年8月21日
刺さりまくりました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初っ端からΩ下げ発言が止まらない主人公がまさかのΩ。
これからどうなっちゃうの〜!?!と思いながら読み進めたらまさかの子宮摘出。
自分の中のオメガバースの在り方が根幹から揺らぎました。
運命の番を見つける。運命でなくても添い遂げる。
どう自分のバースと向き合って生きていくかがオメガバースだと無意識のうちに考えていたことに気付かされ、頬をバチンと引っ叩かれてありえんくらい痺れました。
そんな最初からギアフルスロットルな主人公は考え方を改めて周りのΩのクラスメイトと仲良くやっていくのかと思いきやそんなわけもなく。
それどころか一貫して他者を下に見続けているのでいっそ潔さすら覚えます。考え方は普通に引いちゃうけど自分を持っている所はすごい。
Ωが暮らしやすい世の中にする為に行動を起こしたい、Ωにも人権があり社会進出して自分らしい生き方を選択したい、結局は結婚して子供産む人生を歩めばいいと思っているぬるま湯に浸かっているΩにも自分を下にみているαにも腹が立つ、様々な考え方のクラスメイトがいて、それを俯瞰で見られることに感動しました。
意見が対立することで起こる価値観の見直しがいかに大切かを改めて考えることができます。これからの関係性がどう変わっていくのか、主人公のスタンスはこのままなのか、続きが楽しみ過ぎて泣きます。
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5件
2024年7月17日
オメガバースに巴投げキメたみたいな作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 社会の上流階級の御曹司鷹虎は支配者としての教育を受け、体格や知性、何もかもを持ち合わせていたためαだと思って生活していた。しかし、突然学校内でヒートが来て自分自身がΩであることを知る。そのためαクラスからΩクラスに編入することになったのだが、そこで待ち受けているものとは…?というお話。ねむい先生がオメガバースを描くということでもうそれだけで楽しみにしていたのですが、流石、一癖も二癖もある作品になりそうですね。1巻の時点ではBLのBの字もなく、オメガバースの皮を被った社会派作品を読まされているそんな感覚。絶対支配者の感覚はそのままの鷹虎とΩの生きづらさに悩み、いろいろな価値観を持つクラスメート達。その絶妙な違いが何ともリアルで、人間ドラマを読んでるんだなと考えさせられます。キャラが多いのにみんな印象深くてとても気になる。そして1巻ラストにようやく透けて見える鷹虎の本音にキタキター!となったまま次巻へ続く。この先、鷹虎だけじゃなく、他のオメガたちがどう転がっていくのかしっかり見届けられたらいいなぁ。それこそ完結後にタイトル通りにだったねってなるといいな
恋愛マンガとしてのBLが絶対!という人はちょっと合わないかもだけど、一作品としてとてもオススメ。
いいね
28件
2024年7月5日

最新のレビュー

好みが別れるかも
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 好みは別れると思います。私は大好きです。

BL感を前面に押し出しておらず、甘さはありません。がっつり恋愛モノを読みたい人には向いていないと思います。

ですがなんと言っても内容が今までに見たことがありません!!オメガバース・αからΩに変化という題材自体はある程度見るものですが、今までにない視点で、且つ現在社会をも風刺する様な内容です。

春虎くんは正直言ってクズですが、ここまでくると清々しさがあり、結構好きです。
αとしての気高さ・自信をもち続ける春虎くんがこの先どうなっていくのか、このまま気高くあり続けるのか、大変楽しみです。
いいね
1件
2025年10月1日

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