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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)コミック 新潮社 C-KANATA Kの支配者Kの支配者 前編
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作品内容

ある資産家の息子Kが死んだ。順風満帆に生きてきたKの死に疑問を抱いた警察は、重要参考人として、Kの自殺を通報した坂滝晃を召喚する。調査の過程で明らかになった、二人の淫らで歪な関係とは――。誰にも理解されなくても、この関係は祝福でした。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全2巻完結

  • Kの支配者 前編

    200pt/220円(税込)

    ある資産家の息子Kが死んだ。順風満帆に生きてきたKの死に疑問を抱いた警察は、重要参考人として、Kの自殺を通報した坂滝晃を召喚する。調査の過程で明らかになった、二人の淫らで歪な関係とは――。誰にも理解されなくても、この関係は祝福でした。
  • Kの支配者 後編

    200pt/220円(税込)

    ある資産家の息子Kが死んだ。順風満帆に生きてきたKの死に疑問を抱いた警察は、重要参考人として、Kの自殺を通報した坂滝晃を召喚する。調査の過程で明らかになった、二人の淫らで歪な関係とは――。誰にも理解されなくても、この関係は祝福でした。

レビュー

Kの支配者のレビュー

平均評価:4.7 108件のレビューをみる

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高評価レビュー

卵が先か鶏が先か…究極の思考をロック
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。テーマやジャンルが違えど、毎話私の思考をしばらくロックする作者様です。タイトルと表紙…支配下にいるのは一目瞭然で晃なんだと連想するけど、1ページ目からそのKがアレなんで…何故そうなったのかを晃の証言を元に紐解いていく。
Kはお願いという形の圧と指示がまかり通る環境で育ってきたからか、支配して当然という思考。それでも晃と出会う前はその支配欲は分散されていたように思う。晃にロックオンしてからは見えない鎖で繋ぎ止めた。晃にはめた鎖の先を辿れば自分が繋がっているのに。その時点で対等に狂気しか残っていなくて、どちらが支配者なのかは愚問である。卵が先か鶏が先か…この2人には破壊の共依存しかないので、共に長く生きる選択肢がない。短く過ごした濃厚な日々を終わらせる手段が、空が大きく見えるガラス張りの部屋で晃が羽ばたくこと。Kのサディスティックなエゴイストぶりと、晃への解放のサイコパスぶりに鳥肌がたつ。
そしてそれを涙さえ浮かべて読み耽る私。完璧に思考をロックされてずっと考えている。同級生として出会わなくても、例えば戦時中であっても…性別異なって出会ったとしても…この2人なら同じ運命辿りそうなので、やっぱり「同じ時代に生まれたら避けられない」とまで考えて燃え尽きました。
願わくばKと晃が転生した先で幸せでありますように。
K「の」支配者…奥が深い。
いいね
27件
2024年12月10日
薄皮一枚の狂気
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 奥田先生の作品はいくつか嗜んでいますが、今作は一番ダークネスでアブノーマルだと断言できる。
登場人物は必要最低限。試し読みでご覧の通り「K」がじ殺した後、警察に通報した坂滝への取り調べを通じ真相が明かされていく形式。
短いお話なのでわりとあっさりと事の顛末を知ることができるのだけれど、2人の歪んだ関係性と突き抜けた調教シーンが重く胸にのしかかってきます。
ある日を境に、しゃ精どころか排泄までKに管理され快楽に溺れていく坂滝。心のどこにつけ込まれたのかは謎ですが、Kも坂滝も満たされない何かを抱えていたに違いない。
そして、圧巻のラスト…明らかにメリバなので耐性のある方は読んでいただきたい…
そして教えて欲しい。
不随意な自分の神経さえ管理下に置きたがるKは支配者だったのか?被支配者だったのか。
管理をせがむようになった坂滝を前に、メビウスの輪のようにねじれいつの間にか反対側に翻っていたのかもしれない。

ちなみに絵がものすごく上手くなっていらっしゃいます。そのためハードなプレイも耽美に映りたまらない気持ちにさせられますので、お覚悟を…
いいね
32件
2024年12月9日
一般論でははかれない。短いけど深い。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間の心理は他人が理解できるものではないのだと改めて感じさせられるストーリー。洗脳、崇拝、信仰、依存、支配と被支配。それらすべて当事者だけに意味があることです。この話は自分自身を完全にコントロールしようとしたKなりの支配の完了からはじまります。そうすることで自分がいなくなった後のアキの人生も完全に支配した。それがわかっていて止められなかった弟はどれほど悔しかっただろうかと考えてしまいます。2人の間に愛があったかどうか正直わからないけど、Kは自分をコントロールできないくらいアキを欲してしまい、そんな自分を支配するが故の行動だったし、最初に心を囚われ支配されていたのはKだったのだろう。やっぱりこれもひとつの愛だったのかな。この手の話に「もし」は不要だけど、それでももし、アキが支配や依存という形からでなくKを愛する道があったら、Kはコントロールできない自分自身を受け入れられたかもしれないなと思ってしまいます。でもきっとそれすらただの一般論なのでしょう。絵もとても美しく表紙にひかれて手にしました。欲を言えばじっくり長編で小説のように味わいたかったです。
いいね
8件
2025年2月15日
メリバ読みたいときにぴったり
自他共に認めるハピエン厨の私ですが、たまにメリバも読みたくなるのがオタク心というもの。
久々に気持ちがいいほどのメリバを読めて大満足です!
支配者と被支配者の関係の二人、でもそこにはお互いに与える者与えられる者の愛着があったと思うんですよね。だからこそあそこまで溺れて、だからこそ溺れた自分が許せなかったKなんでしょうね。だって坂滝に溺れるようなKは坂滝が嫌だから。
しかし自分の死後さえ坂滝をコントロールして嗜虐と被虐のプレイにしたから坂滝も大満足でしょうよ……よかったねK……(ここでも攻め厨な私……)
弟くんも「助けたい」とか言ってたけどお兄ちゃんであるKと同じ嗜好っぽいから、お兄ちゃんほど上手くはできないんだろうなあ。ほんで、刑事さん……腕掴まれて頬を染めて、アンタ……二の舞……???とここまで含めてメリバとして味わい深いです。
ハピエン厨の方も、たまに読むメリバってめちゃくちゃ良い味するので読んでいただきたいし、何よりメリバ好きの皆さんは絶対読んで!!何重にもメリバで美味しいです!!!
いいね
15件
2024年12月10日
これが本当の主従関係
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ SMにおけるSとはサービスのS、Mを極めてこそ真のSになれると聞いたことがあるんですが…まさにこれは究極の愛の形が描かれてます。
で、「ほう…SMなのね〜楽しみ!」くらいな勢いで行くと怪我するので、受け攻めがどうなっても作品を楽しめる方じゃないと中々キツイってことはご留意を。
メジャーなBL誌じゃ絶対に通らないお話だと思いますよ…私は賛同はしませんが、2人が選んだ、これが究極の愛な形と見れば「そうか…」となるしか、ない………身近な存在だったら弟側です、私は絶対に…

奥田先生の絵柄に角さが無くなった分、なんかお話がより生々しく感じられると言うか。
坂滝を求めるKも、Kを求める坂滝もページを捲る度にお互いしかなくなっていく、孤立していく…2人しか居なくなっていく。
「まさか、まさかソコまでやる…?」と段々様子が可笑しくなっていく様がご覧いただけます。

どうかネタバレなしで見て欲しい。救いようがないけれど…私は大好きですよ。
ここまで書いてくれてありがとう、先生。
いいね
21件
2024年12月9日

最新のレビュー

難しかった
終わり方が難しかった。しかし、、こういう関係性はすごく好みでうっすら闇深い雰囲気が続いて面白かった。
いいね
0件
2025年3月23日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

本当の支配者は誰?
広報:扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
Kが死んだ。同居人で通報者の坂滝から語られる死亡したKとの歪んだ関係は、坂滝の肉体だけにとどまらず心も、その全てを支配するものになっていました。Kはなぜ死んだのか?その支配から抜け出したのは誰なのか?前後編二話と短いながらも、ほの暗さや痛みをエロティックに昇華させ描いた奥田枠先生の真骨頂!

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