電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ クロスフォリオ出版 BLIC-BL リハーサルリハーサル
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
リハーサル
1巻完結

リハーサル

260pt/286円(税込)

会員登録限定70%OFFクーポンで
78pt/85円(税込)

作品内容

ひまわりが満開のある夏の日、優彦(まさひこ)のもとに隣に住む紡(つむぐ)がやってくる。紡は優彦に、これから死ぬ自分の葬式リハーサルをやってほしいと依頼する。
商業単行本未収録作品の電子書籍版です。


※本作はARUKUの個人誌作品の電子書籍版となります。【31ページ】

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • リハーサル

    260pt/286円(税込)

    ひまわりが満開のある夏の日、優彦(まさひこ)のもとに隣に住む紡(つむぐ)がやってくる。紡は優彦に、これから死ぬ自分の葬式リハーサルをやってほしいと依頼する。
    商業単行本未収録作品の電子書籍版です。


    ※本作はARUKUの個人誌作品の電子書籍版となります。【31ページ】

レビュー

リハーサルのレビュー

平均評価:4.8 20件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

変わっていくものと、変わらないもの
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ※2016年発売アンソロジー掲載の読み切り作品を個人出版にて電子書籍化したものだそうです。重複注意※

自分のお葬式をリハーサルして欲しいと頼むのは、優彦の幼馴染で隣の家に住む紡。夏の明るさと若い汗が最も似合わないその儀式を、こうして欲しいと可愛らしい笑顔で伝えてきます。短編ならではのスピード感で押し寄せてくる感情がとても繊細で美しいので、あまりネタバレはせずにそのまま作品を受け止めて欲しいです。そんな訳で、以下からがネタバレ感想。

散りばめられた言葉と眼差しが語るのは、控えめにきらめく恋と純粋で宝物のようなものたち。旅立つ側が長い時間をかけて出した結論と覚悟は、残される者への優しさと愛が込められています。真っ直ぐに向けられたその想いは、まるで向日葵のように力強く美しい。はなむけにとねだる言葉は優彦の苦しみと傷を露わにしますが、残された者がなるべく泣いて暮らさないようになんて到底無理な話。壁に飾られた写真が雄弁に語るように、忘れないし、全てを抱えて生きていく。それでも願うのは、愛しい君が悲しみに飲み込まれてしまうことのないように。こんなのもう、ARUKU先生の言葉と世界で語られたら泣いてしまうに決まってる!年月が流れ何かが変わってしまっても、想う心が変わらなければ自由自在に出現できる。なんて哀しくて、美しいんでしょう。とても慰められました。
いいね
15件
2025年1月10日
世界で一番近くにいた大切なひととの別れ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 25頁の短編。真夏の昼下がり、20歳の医学生•城崎優彦の元に突然、隣家の幼馴染•鈴村紡が訪れます。ガンで入院治療しているはずの紡は、自分の葬式のリハーサルをしたいと言います。葬式の夜、自分のお骨を盗み出して思い出の品々とともに、いつも二人で遊んだ海辺でお別れをして欲しいと頼んでくるのでした。紡の身体は確かに温かいのですが、明るい陽射しの下、紡には影がありません。口にすることも出来なかった初恋と別れ、そこから淡々と積み重ねられる月日とが、眩しい夏の太陽とひまわり畑にくっきりと浮かび上がります。死ネタですが、作者さま独特の世界観が滲むファンタジーは、私たちがこの世と呼ぶ世界こそリハーサルではないのかという不思議な感覚に陥ります。
いいね
2件
2025年1月30日
切なく尊いのがぎゅっと凝縮された短編✨
まるで上質の短編映画を見たような読後感でした。切なくて悲しいはずのに、なぜか笑顔になれて晴れ晴れとしたかんじを受けました。わざとらしい悲しさや、あざとらしいところがなく、紡くんのひまわりのような明るいところがまぶしくて、夏のジリジリした日差しや、じめじめした湿度さえもリアルに伝わってきて感動ものでした。この作品を改めて読むことができたのが嬉しかった。
いいね
1件
2025年1月26日
短編
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生のマサヒコとツムグの話。31Pの短編。ARUKUさん大好きで、アンソロに入ってたものを単話で配信ということで、ありがたや!!!ツムグの、マサヒコに対する愛情が深すぎて泣けてしまう…。リハーサル、マサヒコのためにしてたのかって思うと、自分が一番辛いはずなのにツムグ…優しすぎる。。切なくて温かいって、まさに本作のことだな。
いいね
7件
2025年2月22日
哀しくて美しい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 吸い込まれるような瞳、愛くるしい笑顔。こんな顔で葬式のリハーサルしてほしいなんて、とてもじゃないけど出来るわけない。でも望みを叶えたいと葛藤する姿がまた辛いです。喉の奥がぐっと痛くなったけど、向日葵の間から当時と変わらない姿で現れた時、ああ、想いは永遠なんだと感じました。先生の作品の大ファンなので読めて嬉しいです。
いいね
4件
2025年1月12日

最新のレビュー

優彦が少し羨ましい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の短編。1話完結の読み切りです。
主人公は町医者の息子・優彦。ある夏の日、隣家に住む幼馴染みの紡が彼のもとを訪れ、とんでもないことを言い出します。自分の葬式のリハーサルをして欲しいと。しかし、紡は現在重い病気で入院しているはず…。

拝読しながらまた泣いてしまった…。ARUKU先生の作品は涙なしには読めない気がします。
私は今まで夢中になった作品のテーマ柄、登場人物の死にはだいぶ耐性が付いている方だと思っていたのですが…。ARUKU先生の作品を手に取るようになり、それは思い込みだったんだなぁと強く実感。

優彦と紡、物心ついた頃から側にいた二人。紡のことが好きだった優彦。彼らの人生が、31ページの中にギュッと詰め込まれています。
淡々と進んでいく物語だからこそ余計に、その深い内容、そして一日一日の大切さが心に沁みていく気がしました。

ハッピーエンドかどうかは、もしかしたら読み手の受け取り方で変わってくるかもしれません。
私は純粋に優彦が羨ましいなと。私にもまた逢いたい人たくさんいるよ…。

ひまわりが咲く時期になるたび、このお話をきっと思い出してしまうだろうな。
切なくも優しい、どこかあったかい作品でした。
いいね
27件
2025年10月12日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ