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青年マンガ
本なら売るほど 1
2巻配信中

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720pt/792円(税込)

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作品内容

ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。
店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。

本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、
不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。

ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。
本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!

漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。

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  • 本なら売るほど 1

    720pt/792円(税込)

    ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。
    店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。

    本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、
    不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。

    ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。
    本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!

    漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。
  • 本なら売るほど 2

    760pt/836円(税込)

    街の小さな古本屋「十月堂」にて。ある日店主は、初めて店を訪れた客にこう問われた。
    「読まなきゃ死ねないってぐらい、面白い本を教えて下さい」
    ”オススメの本”――それは、すべての本好きが対峙する永遠の未解決問題!
    十月堂のチョイス、そしてお客さんの真意とは?

    古本屋「十月堂」を舞台に、さまざまな愛書家たちの人生の機微を描く短編連作シリーズ。
    第1巻が発売するやいなや話題を席捲した作品が、待望の第2巻発売です。

レビュー

本なら売るほどのレビュー

平均評価:4.9 45件のレビューをみる

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高評価レビュー

色褪せても魅力的な古本達。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の母は変な潔癖症で、図書館の本でも借りてくるのを嫌がりましたが、その娘は古本好きで、衰えた紙質、シミや独特の香りが好きでした。
昔は何軒もあった町の古本店。チェーン店とは異なり、実に個性的な店主もいて、売れても売れなくても、どっちでも良いと商売っ気無い店では飽きること無く居られました。 母は新刊買うお金をくれましたが、新しい本て真っさらで色気がないんですよね。 古本を手にして、以前はどんな人の元にとか、どんな運命でこの店まで流れついてきたのかと、本の内容よりも思い巡らすのが好きでした。 この作品、買うのを迷っていたら、フォロアー様のレビューで決断。 そうしたら何と、森茉莉さんの枯れ葉の寝床ですよ~。1962年発行本は、今も手元に有り宝物です。
第5話のお嬢ちゃん。 先ずは、きちんとした基本の着付けを身につけた上で着崩していく。 着崩しはだらし無いと感じられては野暮。 着物は直線断ちなので、身体が着物に添っていくこと。 普段着なら分厚い草履やコンクリートではうるさい下駄よりも雪駄。 明治のように靴も良いかも。古着物は持っていた人の身体に馴染んだ物だから、いかに自分好みに変えていくかも楽しみ。 と、祖母からの受け売りでした。 物語はオムニバス形式で、それぞれおもしろかったですが、私にとって絶対に許し難かった内容の6話。 純朴そうな美大生の南という若造。 旧店主は、本好きに見えた南に、よくおまけをしてあげました。 頻繁に通っていた彼が制作発表が忙しいと足が途絶え、その発表を見に行くと、、、。 こんな仕打ちが有りましょうか! バベルと名付けられた南の作品。 目にした瞬間、この店主と同じ衝撃を受けました。 と同時に、こんのク◯ガキー! 店主は、ただ本を売っただけと内省。 南は、いずれ破棄される古本を作品に替えただけ。 それでも、店主の善意を踏み躙り、存外したたかな南にはバベルの塔同様の神の怒りが下される事を切望しました。 そのまま捨てられた方がどんなに良かったか。 クシャクシャにされ、セパレートされた本が辛かった。 もしも続きが有るなら、その内容を知った新店主が、胸のすく采配を振ってくれるシーンを読みたいものです。
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21件
2025年2月15日
本の在り方が変化する今だからこそ*2巻追
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ かつて、本棚というのは人に見られるのが恥ずかしいものだった。
まるで自分の脳内を、悩みや関心を丸ごと知られてしまう。そんな気持ちが沸き上がってしまうものだから。
しかし、時代が変わってデジタルネイティブの子供たちの本棚には、そんな本は並んでいない。悩みや関心はネットで検索し、買うとしても電子書籍。
そんな世代のあわいにいる身として、古書店を巡るオムニバス作品である本作は、本読みの抱く本に対して抱く特別な思いを、本読みが営み集う古書店という商売だけれども、それだけでは済まない本に対する様々な思いの在り方を描く良質な作品だと思う。
読んでみると、最初は気怠そうに見えた古書店主の古本に対する思いに共感し、その心象風景の描写に痺れ、時代が経過することで変わるものと受け継がれるものが描かれてて、気付いたら人にとって本とは何かとを考えさせられている作りが秀逸だと感じる。
本の在り方が変化する今だからこぞ残しておいて欲しい空気感が切り取られていることが意義深い。
この作品の中で取り上げられる本も興味深く、本の内容が話の筋に関わっているところも洒落ている。
個人的には、本読みが語る本棚の面構えへの誉め言葉、古書店好きの若者と店主との話が好き。あ、やっぱ全話好き…アレコレ綴るより、シンプルに。ここ最近で一番のおすすめ。最後まで読んでも店主の名前が分からないも可笑しい。
【2巻追記】
 は~、もう2巻は涙なしでは読めなかった…。
 特に漫画好きなら、是非11話の142頁を読んで、登場人物が読者の気持ちを代弁してくれている台詞に共感してほしい。
 12話「雲隠」も、そのタイトルの深い意味が分かると共に、その美しい表現と、人を信用する美しい気持ちと思いやりに魂が浄化される気がする味わいの深さ。
 物語を生み出す人も、それを愛する人も、その人の内面から放たれ、反応する力が本にはあるから惹き付けられるのだろうな。そんなことをしみじみと考え、心がじんわりあたたかくなった。続く
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30件
2025年2月9日
本好きによる本好きのための本好きのお話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 本好きなら確実に刺さる。
本好きな上、オタクだったら刺しコロされるかもしれない。
逆に本好きじゃなかったら「…で?」ってなるかもしれない。
とにかく試し読みの1話を読んでほしい。ページをめくるごと濃く呼び覚まされる古本の香り。古書店主の喜びややるせなさ。80代で故人となった田賀氏の充実した晩年。本棚が光って見える等々、全てが実感できてしまったら迷いなくその先も読むべきだ。

愛妻家の故若林氏は寺田寅彦。澁澤・三島好きの女子高生牟礼マリには森茉莉。このチョイスがたまらない。
こだわりの積読オタクの千円札、粋で鯔背な女たちの自由。本を愛でるスタイルは人それぞれなんだな。あったあった青木まりこ現象ww。いちいちあるあるでどんどん嬉しくなってしまう。
でもこのラストの6話に、本好きの心を一瞬で凍らせるページがある。1話で若い店主が本を処分する時の罪悪感など吹っ飛んでしまう衝撃だった。この6話のキーになる本はブラッドベリの華氏451度。本好きにとっては数十年たってもカサブタが癒えない「焚書」でいや〜な気持ちを思い出させておいてからの…と、うまいこと呼応して胸がズタズタにされた。その後の薔薇の名前(=迷宮図書館)とか。下げて上げて、ホント上手い。
本で心を砕かれるし、また本で救われる。本を人生の傍らに置き続けてきた人にぜひ読んでいただきたい。

しかし薔薇の名前上下巻900円はお買い得だな。今年秋に完全版が出版されるとか。凶器みたいな本になりそう。
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32件
2025年2月23日
本を愛する人々の物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様のレビューより。
ずっと前から読みたかった作品。あと1日しかないですが、10日までポイント還元中です。

脱サラして始めた古書店の店主と、その周りの人々の物語――。
電子書籍が紙本の出版部数を超えた今、敢えて紙の本にこだわり、愛する人たち…。本好きだったらきっと刺さると思います。

【以下ネタバレ】

物語の中で登場する書籍のチョイスが秀逸。
寺田寅彦、澁澤龍彦、近藤ようこ、森茉莉、当世書生気質~からの半七捕物帳、薔薇の名前…。
「薔薇の名前」は名作。ミステリ好きだったら本当におススメ。無茶苦茶面白いです。

森茉莉…懐かしい。私も学生の時に読んだな…。ただただ美しく、当時中学生だった自分には鮮烈で。
きっかけは塾の先生のおススメだった。
中学生に森茉莉を薦める先生…今思うといい趣味してる。

ひたすら本棚を作っている二人も面白かった。
そうそう!昔の新潮文庫って上の部分がギザギザで、ヒモのしおりが付いてた!本にヒモがついてる文庫本て、今もあるのかな?
年をとって、紙の文庫本は文字が小さくて私はもう読めないけど。

それでも、やっぱり、紙の本ていいよね。
あの手触り
あの匂い
あの時間――

本好きならきっと、読んでいてものすごく楽しい本。
読んだら私のようにあれこれ語りたくなること必至。
本好きのガチ勢におススメです
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16件
2025年4月10日
細く深く刺さる
本屋さんも古本屋さんも、自分が小さい頃は子どもでもふらりと入れる歩道の脇にあったものですが…商店街の外れとか。そういう本屋さんが消えてしまった寂しさを埋めてくれる作品でした。読書そんなにできないので作中に出てくる書籍は知らないものばかりでしたが、それでも知ってる作家さんが何名か出てきてすごく嬉しかったです。作品の登場人物に「その作家、私も知ってます!」と話しかけたくなりました(笑)。丁寧に丁寧に描かれた書籍の作画、登場人物の表情や心情表現に惹き込まれます。色々な心の荷物を背負い、たまに投げ出したり持て余したりしながらも其々生活している登場人物たちに「でんでんむしのかなしみ」を思い出したり、短編映画みたいだなぁと感じたり、たまに涙腺がチクチク…。(古)本屋業界事情のお話も興味深い。……やっぱりこれは紙書籍で揃えよう!
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2件
2025年4月27日

最新のレビュー

よき!
トップページで見つけて、気になって、とりあえず立ち読みしてみました。第一印象どおり、ステキな作品だと思いました。ぜひ続きも読んでみようと思います。
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0件
2025年4月29日

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