戦争の惨劇を目にしたことで、男の前では目を開けられなくなった王国公女・メルティア。
「役立たず」と家族から疎まれてきた彼女は、“北辺で最も恐れられる戦士”アルトルのもとへ政略結婚で嫁ぐことに…。
噂に怯えながら迎えた初夜。
乱暴に組み敷かれると覚悟していたのに、アルトルはただ静かに囁いた。
「大丈夫だ」
その日から始まったのは、甘くもじれったい結婚生活。
無骨だけど誠実な彼はメルティアの心にゆっくりと触れ…触れられるたび、彼の愛に溶かされていく──。
一途な愛妻戦士×臆病な花嫁のじれったくも甘いラブロマンス!