おかえり水平線 1(渡部大羊 )の注意事項

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作品内容

【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】「だって俺ら子供やし 誰も悪くないやん」 海辺の街で、祖父と銭湯を営む遼馬。いつものように学校帰りに開店準備をしていると、父の隠し子を名乗る玲臣という少年がやって来て――? 銭湯を舞台に繰り広げられる高校生群像劇、開幕!

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  • おかえり水平線 1

    720pt/792円(税込)

    【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】「だって俺ら子供やし 誰も悪くないやん」 海辺の街で、祖父と銭湯を営む遼馬。いつものように学校帰りに開店準備をしていると、父の隠し子を名乗る玲臣という少年がやって来て――? 銭湯を舞台に繰り広げられる高校生群像劇、開幕!
  • おかえり水平線 2

    720pt/792円(税込)

    「オレここに住まわせてもらってる」 秋野がよく銭湯に来るようになり、銭湯で穏やかに過ごす三人。だがクラスメートの有門に銭湯の存在がバレて、遼馬は文化祭の出し物の劇の脚本をすることに。一方、遼馬の行動を不審に思った玲臣は…?
  • おかえり水平線 3

    700pt/770円(税込)

    【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】「私が持田さんの衣装着て舞台に立つ」 いよいよ迎えた文化祭。衣装係になった秋野には、気になるクラスメイトがいる。彼女が作った衣装に惚れ惚れし、だんだん距離を縮めていく秋野。だが劇の本番、トラブルが発生してその衣装が使われなくなってしまい…!?
  • おかえり水平線 4

    700pt/770円(税込)

    【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】「やらない理由に銭湯使うな」 新しいバイトを始めたり、学校で進路相談をしたりと、着々と家を出る準備を進める玲臣。そんな玲臣を見て釈然としない遼馬だが、部員の少ない弱小演劇部からの助っ人を頼まれる。断る理由に銭湯を持ち出した遼馬は、祖父の勝臣や玲臣の言葉から、心を決め――!?

レビュー

おかえり水平線のレビュー

平均評価: 4.8 47件のレビューをみる

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高評価レビュー

なんかいいなぁ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊一覧で目に留まって、レビューもいいので読んでみました。

ひねりのないレビュータイトルだけど、しみじみと「なんかいいなぁ」と感じる作品です。

主人公にその気は無いけど誰かの心のもやもやを解してしまうところは、「ミステリーというなかれ」をちょっと思い浮かべてしまいました。

こちらの主人公遼馬は高校生男子で、思惑とか含まず思ったことをストレートに言ってしまうけども、無神経に言いたい放題してるわけではない。クラスメイトともあんまり関わろうとはしてなくても人のことはよく見てるし、本人に自覚は無くても、彼の祖父と似た懐の広さみたいなものがあると思う。
厚く垂れ込めた曇天でふと雲の切れ間から青空を見つけたみたいな、先の見えない道を自転車で走り抜けたら視界が開けて海があったみたいな、泣きたくなるような気持ちになった時に主人公や主人公と祖父が営む銭湯があるわけですよ。そりゃ落ちますがな。

2巻では、昔病弱だった為に両親が自分ばかりに関心向けていて兄を傷つけたと後悔やら何やらを抱えていたクラスメイトが主人公に絡んできてハラハラしましたが、それも今のお兄さんと向き合えて解決してほっとしました。
お兄さん、両親のこと悪い人では無いって言ってたけど、脚本書いてたこと(受賞もしてる)もさっぱり覚えてないし、断捨離とか言ってお兄さんの部屋の物を丸っと片付けてしまう無関心さを見ると、心情的にはお兄さんの親とは言えない気がするなぁ。行きたい学校には行かせてくれていても、金出してるだけっつーか。子供に対して無関心な親も、子供を傷つけてるという面ではDV親と変わらんと思う。

3巻ではまた気になる展開になってるけど、玲臣一人で抱え込まずに主人公とじいちゃんに話してみたらいいんじゃないかと思う。写真が写真だけに躊躇うのはわかるけど。一人で思い悩んで出ていく方が、2人とも悲しむし傷つくと思うなぁ。

遼馬と玲臣と秋野さんが今や身内みたいな(遼馬と玲臣は異母兄弟だけども)絆があるのもいいなぁと思います。
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10件
2026年4月4日
心が洗われるようなお話しです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 海辺の町で祖父と孫の遼馬が暮らす銭湯のある家を中心に色々な人や物事に関わっていくお話しです。
遼馬の父が亡くなった後に、父の隠し子である玲臣が訪ねてきます。
2人から3人に家族が増え、学校での生活も銭湯のある自宅での生活も大きく変わっていきます。
始まりがそうなので辛そうかと思いきや 基本的にいい人しか出てこないので安心して読めます。

小さい頃に母親が出ていき、父が亡くなり、祖母が亡くなり、大切な人がどんどんと自分の傍から減っていってしまうような環境で年を重ねていく遼馬。
でも、祖父の温かく大きな愛情に包まれ、銭湯に毎日のように来てくれる ご近所のおじさん、おばさんも家族のように祖父と遼馬を見守りながら接してくれているので寂しくはないのです。
そんな温かい大人たちの中で育ったからなのか、考え方や物の見方が大人びている遼馬の言葉は友人たちの心の奥に響く優しくも強い力を持っています。

読んでいると毎回 遼馬の言動に胸を打たれます。
育った環境は違いますが、母親からの愛情にまったく恵まれなかった玲臣も人の機微に敏感です。
二人の周りにいる学校の友人たちの中にも、いろいろな問題を抱えている子たちが居ます。
自分を責めてしまう時、辛いけど誰にも打ち明けられない時、他人の為にと自分を犠牲にしてしまいそうな時、遼馬や玲臣が優しくも ハッキリと相手に伝える言葉に ハッ とさせられます。

絵のタッチも優しく お話しもテンポ良く進みますが、決してドタバタしていなくて、むしろ 時間がゆっくりと進んでいくようで癒されますし、何度読んでも飽きることなく、毎回心が洗われるようなお話しです。
多くの方に知ってほしい素晴らしい作品だと思います。
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1件
2026年9月23日
最高です。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁ〜 素晴らしかった。

最初おすすめに出てきて、絵が良かったので気になって無料分を読んでみたら、“お、これは・・・!”と良い予感しかなくて、まとめて3巻分買って読みました。

主人公やメインのキャラクターに関わって来る登場人物達が丁寧に描かれていて、ある人が他人にはなかなか明かしづらい傷や問題に直面して苦しんでいる時、主人公がその変化に気づき、静かに寄り添い、淡々と生きやすい方(考え方)へと無意識に導いて行く所がとても良かったです。

暖かく器の大きな祖父の元で育った主人公は、興味のない人付き合いには時間を割かず、自分の大切な銭湯という空間を丁寧に磨き、番台で大好きな読書に没頭する様な、自分の世界を大切にしている高校生の男の子。
本質を見抜く力や、判断力の速さ、洞察力など、とても魅力的な人物に描かれています。

突然現れた異母兄弟の気持ちを想像し、尊重して、祖父と共に受け入れるシーンには、一気に気持ちを持っていかれました。
他の同級生達が抱える家庭の問題や、学校で起こる出来事の一つ一つのストーリーに、何度もグッと来ました。

学校では “地味で変わり者” だったはずの主人公の本質に周りの子達が段々と気づき、関わり方が変わって行く。そして、主人公もまた人と関わり成長して行く。
今後のストーリーがとても楽しみな作品です。

普段は先が気になるから早く完結して欲しいと思う事も多いけど、これはずっと読んでいたいから、長〜く続いて欲しい。そんな風に思える素敵な作品に出会えて感謝です。
続きを楽しみに待っています。
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4件
2026年8月31日
等身大の高校生たち
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 少年ジャンプ+で連載中の少年漫画。じわじわ売れている作品なので気になっていたところ、読ませていただいたレビューが後押しとなり、購入。とても良かった!
CREA夜ふかし漫画大賞6位。(この漫画大賞、気になる受賞作品ばかりで、2位の「壇蜜」も読んでみたい…壇蜜日記大好き!)。

港近くの古い銭湯、柿の湯。その銭湯の窓からは、まるで額縁に収められたかのような海が見える。
高校生の遼馬が祖父と営む銭湯に、父の隠し子を名乗る少年玲臣が訪れてきたことから始まる高校生群像劇。

無理に人と馴染まない遼馬も、親の勝手で割を食いながら淡々と過ごす玲臣も、割を食いながら自分を強く持って居場所を決めた秋野さんも、とてもいい。

ジャンプラは、等身大の少年少女を新しい感性で描いた良作を多く輩出しているイメージがある。人の心の、繊細でデリケートな部分を当たり前なこととして受け止めてくれる「普通」の輝き。とっくに成人し最早ゴニョゴニョ…な年代の自分も、おおいに救われたりしています。

2巻は11月4日発売。ジャンプラで読んだ感じでは、おじいちゃんがまた良くて…。
年を重ね、いつか自分もこんな風になれるだろうか。
課外授業や文化祭など、クラスメイトの出番も増えてきて面白そう。2巻も楽しみです。
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26件
2025年10月26日
銭湯みたいな男、遼馬!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 遼馬の安心感がすごい。高校生らしい素直さ、素朴さに加えて、自然と人に寄り添える優しさと強さがある。こんないい男はそうそういませんよ。積極的に人と関わることはなくても、人の心の機微を自然と感じ取れる力があるように思います。そしてじいちゃんの器のデカさよ!
そんな2人の父であり息子である「お父さん」が不誠実なことをするとは思えない。その辺りが明らかになるのはまだまだ先でしょうか。
玲臣も「家の手伝いしないでクラスメイトの誘いに乗ってごめーん!」とストレートに謝るのが可愛いし、「得体の知れないクラスメイトに背中は預けられん!」と微妙に噛み合わない遼馬との会話も可愛い。これからこの子たちを末永く見守っていきたい。なんて気持ちになります。
そして、私は常日頃、子どもを性的な目で見て恐怖心を抱かせるようなヤツはもれなく苦しみながら逝ってしまえ!と思っているのですが、秋野さんのこれからが気になります。遼馬くんたちの銭湯が彼女の安心できる場所になりますように。
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13件
2025年10月27日

最新のレビュー

冒頭から引き込まれた
大人の都合で振り回される子供と、子供だからこそ逃げるに逃げられない状況をドンピシャで描いてくださっています。
大人ならある程度金銭的に自由になるぶん、逃げたり戦ったりできるのですが、子供のうちはそれができないので、じっと耐える…みたいなもどかしさ。
でもその重たい気持ちをひょいっと軽くしてくれるのが銭湯と主人公の男の子で、すごく救いを感じました。
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0件
2026年10月3日