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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ女性マンガ 講談社 Kiss ISIS(1)
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作品内容

「IS(インターセクシャル)」確率として、2000人に1人。「性」というデリケートな壁を前に、声も出せず震えている“私たち”を知ってください――。《CASE 1:ヒロミ》 戸籍の性別は空欄のまま。女として育ったけれど、“フツウ”と違う身体。「一生恋愛できない」と思っていたヒロミに、同僚から突然の告白が。身体のこと、好きな人に知られたら……!? /《CASE 2:竜馬(りょうま)》 17歳の夏、僕の身体は“女性化”しはじめた――。自分らしく生きるため、カミングアウトをするのだが……!?

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レビュー

ISのレビュー

平均評価:4.3 255件のレビューをみる

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高評価レビュー

我が人生最高の漫画✨
生まれて初めて、まぶたが腫れるほど泣きました。
「春」編の途中から涙が止まらなくなり、顔をぐちゃぐちゃにしながら、それでも強く惹き付けられたまま読みつづけました。
幼稚園の頃から30年以上…それは多くの漫画を読んできましたが、間違いなく、私の人生で最良の感動の名作です❗

この作品は、ISという、「男女」で区分された二元論をこえた“性別”(との表現は逆説的ですが💦)で生まれた主人公達が、悩み、苦しみ、それでも家族や友人や恋人の深い愛情に支えられながら自分らしさを失わず生きてゆく…という話を主軸に、周りの人々のエピソードも交えて進んでゆきます。

自分が心を動かされたのは、マイノリティとしての苦悩を背負った悲しみよりも一人の人間として前向きに生きようとする主人公を通じて描かれる「人生の意味」「生きる価値」「個性の違いを認め合うことの必然性」、そして、家族愛・友情・恋愛の全てに共通している「愛の絆」…。
悩みながら生きているのは過酷な運命を背負った主人公だけでなく、周囲の“普通“の人々もそう。
そして私達だって同様なのではないでしょうか…。

人は誰でも自分が大事で狡くて弱い。
だけれど誰かを大切に想い、想われる事は、確かで強いパワーになる。
…この作品から、生きる力を分けて貰えた気がします😶

名作ですが、そこにあるのはどこにでもあるような青春の日々ですので、肩の力は抜いてて👌😃
素晴らしい作品との出会いを求めている方には、声を大にしてオススメします。
お得な今、是非ともパック買いをして、心洗われる感動をどうぞ✨
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14件
2011年8月7日
色は二色ではない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 男は黒、女は赤。ランドセルの色で区切られた時代を生きてきました。自分がインターセクシャルと関わることがあって、男や女という区切りではなく、自分らしく生きたいと言われたとき、その言葉の重みを感じました。エピソード3星野春のお話は彼が生まれたときから高校を卒業し、社会にでるまでの長いお話です。その間にいろんな偏見に晒されます。しかし、春を支える両親や、友人、そして恋人、同じインターセクシャルの人たちそれぞれが悩み苦しみ、春とともに成長します。特に春とその恋人のお話はかなり見ていて切ないです。春の、自分と女の部分の葛藤は胸に迫りました。生まれたその時に社会的な性を決められ、そして成長したあともまたホルモン補充療法で性の選択をする。性器の外見で、一般的には性別が決まりますが、そうではなく胎児の性の分化がうまくいかなかったことで子供が背負うものって、こんなに重くていいのだろうかと考えさせられました。
ようやく性同一性障害に理解を示し始めた日本の社会に、あと一歩門戸と理解を求めたいです。是非お手にとって考えてみて下さい。インターセクシャルは2000人にひとりという確率で生まれているのですから。
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1件
2016年7月5日
優しく強く生きたいと思わせてくれる作品
素晴らしい作品に出会えて心洗われる思いがしました。 全ての人に読んでもらいたいですが、特に思春期真っ只中で、自分の存在意味を模索中の人達に響けばいいな、と思います。
親として考えさせられることも多く、涙しながら最後まで一気読みしました。
個性よりも同質や協調性を求められる排他的な日本社会において、ISという超マイノリティの存在はまだまだ知られざる世界なのだと思います。ISの方達の苦悩を本当の意味で理解することは不可能ですが、彼らの苦悩に少しでも寄り添い、耳を傾ける人達が増えることを切に願います。

この作品は、ISという性に生まれた主人公が、その性ゆえに自我に苦悩し、さらには社会の無知や偏見によりもたらされた障害に負けそうになりながらも、一つ一つ乗り越えながら自分らしさ&幸せを掴んでいく物語です。主人公はもとより、その主人公に関わる全ての人も共に悩み成長していく姿は、性別や年齢を問わず共感&感動させられます。 くじけそうになったら、また読みたいと思います。
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3件
2018年4月2日
構えず読んでみるといい
4巻まで読みました。初めは興味本位で読むのは不謹慎かと躊躇していましたが、読んで良かったと思いました。最初に短編集で大まかなことと、IS (インターセクシュアル) と一口に言っても人の数だけ千差万別だという事が伝わり、その後一人の主人公を子供時代から描く物語で、ISを自分の事として考えられるよう描かれていて、予備知識が全くなくてもとても分かりやすく、読んだ後は読む前よりもISをとても身近に思えました。世の中には自分の知らない事、自分の力では想像の足りないことが本当にたくさんあると思います。というかむしろ限られた条件の限られた人や物しか知らないはずで、それを普通だと思い込んでいるのだと思います。自分の無知のせいできっと自分は気づかないうちにたくさんの誰かを傷つけてきたし、今も傷つけているのだろうと思います。だから動機とか難しく考えたりするよりもまず思い切って自分以外の人について知ろうとすることがとても大事なんだとこのマンガを読んで思いました。
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2件
2016年2月6日
泣けました…
1~5話まで読みました。
半陰陽、両性具有という名前は知っていましたが、あくまでマンガなどでシャーマンのような神秘的な感じでの捉え方しかしていなかったことを恥じました。
同じ半陰陽でも、人によってそれぞれ違うこと、多分医療の世界でも、2000人に1人という珍しい症例故に研究が遅れ、結果的に作品に出てくるようにモルモット的な扱いで実に不用意な言葉を平気でかけるようなことが起きてる、多分今でも…などとということが胸に突き刺さります。
主人公のヒロミは、自分の体に悩み続け、小さい時に治療してくれなかった母を恨みますが、この母の葛藤や子を思う気持ちを知って、ある決断をします。
女の子として付き合っていた大ちゃん、ヒロミの秘密を知り、彼もある決断をします。
本当に、色んな人がそれぞれの尺度で暮らしていける社会になることを願わずにはいられませんでした。
まずは、私達個人の意識から、そんなことを思わせてくれた作品でした。
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14件
2011年6月12日

最新のレビュー

んー
現実にある症状をマンガにしてるせいなのかなんなのか、妙に生々しいところがあってそこが苦手でした。途中で読めなくなってしまった。
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0件
2025年4月30日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

バラバラな心と体
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
「レッドポイント」の作者、六花チヨ氏の代表作「IS」。サブタイトル~男でも女でもない性~の通り、半陰陽…身体的な性別を男性や女性として単純には分類できない状態にある人物を主人公とし、主人公や周囲の人物たちの苦悩や葛藤を描いた作品となっています。2011年にテレビドラマ化もされていますね。ISはインターセクシュアル (intersexual)の略語であり、漫画内での造語かと思いきや本当に実在するとのこと。柔らかいタッチの絵柄に反して内容は終始重く、シリアスです。Case3の春の話が物語のほとんどを占め、男としての心と、女として成長していく身体をもつ“彼”の生き様が、16巻に渡り描かれています。長いですがその長さに比例するだけの中身が、ぎっしりと詰まった作品です。

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