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進撃の巨人(34)

作品内容

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。



パラディ島以外の土地を踏み潰し、次々と命を奪っていく「地鳴らし」。一方、エレンの攻撃目標地点を見定めたアルミンやミカサ達。敵、味方、かつての仲間、数多の命を失いながらもついにエレンに追いつくが……。

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作品ラインナップ  全34巻完結

  • 進撃の巨人(31)

    500pt/550円(税込)

    巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。


    ジークがエレンに託した、エルディア人の安楽死計画。二人は包囲網を突破し、計画の鍵となる接触を果たす。だが、エレンの真の計画はジークを裏切り「地鳴らしによって世界を滅ぼすこと」であった。始祖ユミルの力を巡る二人の争いはエレンの勝利に終わり、遂に無数の超大型巨人達による大行進が始まってしまう……。
  • 進撃の巨人(32)

    500pt/550円(税込)

    「始祖の巨人」の力を掌握したエレンは生まれ育ったパラディ島の平和のため、
    島外の人類を根絶やしにすることを決意する。そして行進を開始したエレンと巨人の大群。
    彼らは救世主なのか悪魔なのか。結論は出ないまま、ミカサやアルミン達は
    世界を助けるために動き始めた・・・・・・。
  • 進撃の巨人(33)

    500pt/550円(税込)

    巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

    パラディ島以外すべての土地を踏み潰すべく「地鳴らし」による
    進行を続けるエレン。ミカサやアルミン達は空からエレンを追いかけるため
    飛行艇整備が可能なオディハを目指す。だがその代償としてアニ、ライナーらの
    家族が住む「レベリオ」を諦めることになり・・・・・。
  • 進撃の巨人(34)

    500pt/550円(税込)

    巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。



    パラディ島以外の土地を踏み潰し、次々と命を奪っていく「地鳴らし」。一方、エレンの攻撃目標地点を見定めたアルミンやミカサ達。敵、味方、かつての仲間、数多の命を失いながらもついにエレンに追いつくが……。
映画化

「劇場版 進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK」

【出演】

エレン・イェーガー:梶裕貴 / ミカサ・アッカーマン:石川由依 / アルミン・アルレルト:井上麻里奈 / コニー・スプリンガー:下野紘 / ヒストリア・レイス:三上枝織 / ジャン・キルシュタイン:谷山紀章 / アニ・レオンハート:嶋村侑 / ライナー・ブラウン:細谷佳正 / ハンジ・ゾエ:朴璐美 / リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史 / ジーク・イェーガー:子安武人 / ファルコ・グライス:花江夏樹 / ガビ・ブラウン:佐倉綾音 / ピーク・フィンガー:沼倉愛美

【制作会社】

MAPPA

【スタッフ情報】

原作:諫山創(別冊少年マガジン/講談社)

監督:林祐一郎

シリーズ構成:瀬古浩司 / キャラクターデザイン:岸友洋 / 総作画監督:新沼大祐、秋田学 / 演出チーフ:宍戸淳 / エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一 / 色彩設計:大西慈 / 美術監督:根本邦明 / 画面設計:淡輪雄介 / 3DCG監督:奥納基、池田昴 / 撮影監督:浅川茂輝 / 編集:吉武将人 / 音響監督:三間雅文 / 音楽:KOHTA YAMAMOTO、澤野弘之 / 音響効果:山谷尚人(サウンドボックス) / 音響制作:テクノサウンド / アニメーションプロデューサー:川越恒 / 配給:ポニーキャニオン

【音楽】

主題歌:Linked Horizon「二千年... 若しくは... 二万年後の君へ・・・」

【公開日】

2024年11月8日

【関連リンク】

公式サイト「劇場版 進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK」

アニメ化

「進撃の巨人 The Final Season 完結編 後編」

【声の出演】

エレン・イェーガー:梶裕貴 / ミカサ・アッカーマン:石川由依 / アルミン・アルレルト:井上麻里奈 / コニー・スプリンガー:下野紘 / ヒストリア・レイス:三上枝織 / ジャン・キルシュタイン:谷山紀章 / ライナー・ブラウン:細谷佳正 / ハンジ・ゾエ:朴璐美 / リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史 / ジーク・イェーガー:子安武人 / ファルコ・グライス:花江夏樹 / ガビ・ブラウン:佐倉綾音 / ピーク・フィンガー:沼倉愛美 / ポルコ・ガリアード:増田俊樹 / コルト・グライス:松風雅也

【制作会社】

MAPPA

【スタッフ情報】

原作:諫山創(「別冊少年マガジン」講談社刊)

監督:林祐一郎

シリーズ構成:瀬古浩司 / キャラクターデザイン:岸友洋 / 総作画監督:新沼大祐、秋田学 / 演出チーフ:宍戸淳 / エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一 / 色彩設計:大西慈 / 美術監督:根本邦明 / 画面設計:淡輪雄介 / 3DCG監督:奥納基、池田昴 / 撮影監督:浅川茂輝 / 編集:吉武将人 / 音響監督:三間雅文 / 音楽:KOHTA YAMAMOTO、澤野弘之 / 音響効果:山谷尚人(サウンドボックス) / 音響制作:テクノサウンド / アニメーションプロデューサー:川越恒

【関連リンク】

公式サイト「進撃の巨人 The Final Season 完結編 後編」

レビュー

進撃の巨人のレビュー

平均評価:4.6 2,435件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 読むのが止まらない!
    たんたんさん 投稿日:2024/9/30
    斬新でインパクトが凄い!ストーリーも緻密で、最後までよく考えられています。初めは絵の荒さが気になりましたが、読み進めるうちに勢いに呑まれました。

高評価レビュー

  • (5.0) そして神様の蓋を開ければ、サウナが広がる
    Lycoさん 投稿日:2021/1/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 「進撃の巨人は絵がヤバい」と聞いて興味本位で手に取り、全てを読み終えた時、ああこれは本当にヤバいものを見てしまった...と頭を抱えました。民族紛争や人種差別、洗脳教育など現実問題が凝縮し、人間という生物とその歴史を漫画の域を超えて届けられた芸術品に手塚治虫以来の衝撃と感動で心が震えました。物語は最初ダークファンタジーとして始まり、半沢直樹的展開から猿の惑星、そして戦争へと移っていくのですが、美しすぎる流れのせいでどんでん返しに直撃。見落としがちな描写や何て事ない台詞にも実は巧妙な伏線が張り巡らされ、回収時には見事してやられた...と笑ってしまうほど。物質的な壁を壊された日から、人間の心に巣作る悪しき概念の壁を壊していくさまが一貫して描かれており、自分のした事は自分や次世代に跳ね返る、いわば鏡の世界で一人の選択が誰かや何かを変えてしまう恐ろしさ、自由の為にした事が却って不自由を呼ぶ矛盾、それぞれの視点から見た真実と多くの対比も圧巻で素晴らしい。また人物の色彩設定は派手でないにも関わらず、一人一人の内面が魅力的で個性輝き、完璧な構成と心理描写から全員にもれなく感情移入できますが、次頁で突然死ぬキャラも多く、嘘だろ...と愕然。でも現実も同じですよね。今日元気でいた人が明日もいる保証はどこにもない。不条理だろうと本人の意思とは別に役割と使命を果たした者から退場していく...残酷で美しい世界。考察はハンジの巨人話並みに朝まで滾るので割愛しますが、狂人変人超人トリオのエルヴィン、ハンジ、リヴァイの活躍が印象的でした。特にリヴァイは三次元の全男性の頸をも削ぐ勢いで二馬身以上離れられません。紙面史上最高傑作のキャラでしょう。欲を言えばアニメでも彼の造形美を忠実に描いてほしかったなと。確かにアニメは動きがより分かり易いですが、個人的には線の一つ一つが生きていて、諌山先生のアナログに対するこだわりが見える漫画版を激推しします。アクション、サスペンス、人間心理、凡てにおいて非の打ち所がない神業で、どれだけ考察しても最高の形で裏切られる予測不可能な展開、そして神様が地球の蓋と人間の頭をパカッと開けて俯瞰した世界観に脱帽せざるを得ない本作には星5つどころか銀河中の星を贈りたい。同時代に生まれ、出会えた必然に感謝します。本当、進撃のせいでツライと面白いに引き裂かれて、おじさんは今、大変なんだから。 続きを読む▼
  • (5.0) どうしようもできないと思ったのに
    こなひつじさん 投稿日:2022/3/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 初めて読んだのは2巻発売の頃で、知人からなんとなくの世界観を聞いてパラパラと1巻を捲った時でした。壁の外に巨人がいて、人間を食べる。主人公はそれを駆逐したい、とそれを聞いた時、「そんなの無理でしょ」と思いました。実際1巻冒頭で兵士が「なんの成果も得られませんでした」と言っていて、まずそこで手が止まってしまいました。こんな無謀なことは無理だと思い、それ以上残酷な描写に耐えられず続きを読むのを断念しました。それから時が経ち、アニメが放送開始されて再びこの世界を見るようになって、エレンが食べられてしまって「え?これ主人公交代制なの?どういうこと?」と困惑してから本格的にこの作品にハマり、気がついたら単行本、そして最後は本誌派になっていました。 自分で「そんなの無理でしょ」と言った時のことをよく覚えているので、本当に壁の外の巨人を一掃して海を見た時、心の底から感激しました。漫画のストーリーとはいえ、進み続けたエレンたちがそれを達成したとき、無理と思った人には一生できないことだと思いました。 序盤は巨人との対決の中で、一人や一時代では達成できなくても「次の生者に意味を託す」と、時を超えて物事を成すということに震え、マーレ編ではカヤとガビの生まれ育った環境に植え付けられた敵対感情と、歴史がそうだとしても「私のお母さんは何もしてない」という、憎しみの連鎖に深く考えさせられました。 個人的に好きなのは、エルヴィンやハンジが子ども達の見ていないところでそれぞれがリヴァイに弱音や本音を吐露するシーンです。 普段みんなの指揮をとっている人たちが弱々しく前線から退きたいというような言葉を発し、どちらもリヴァイがたしなめるということがありましたが、どんな立場でも不満を口にする市民や下級兵士と同じく人間味があり、辛い気持ちがあるというのが見えて、だからこそそこから奮起する二人がかっこよかったです。 最後、単行本最終巻で本誌最終話に追加エピソードが加えられました。それを読んでやるせない気持ちになりました。エレンがしたこと、その後アルミンたちが立ち上がったことはなんだったんだと。どうして人間は同じことを繰り返してしまうのか、完全なる解決はないのか。でもこれが生々しい人間らしさで、ミカサが最初から「この世は残酷なんだ」と言っているように、進撃の巨人という作品のブレ無さなんだと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 親子関係をも描いた作品と知って
    みりみゆさん 投稿日:2023/1/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 作品自体は知っていて無料版が公開されている間に読んだこともあるものの、エレン母が巨人に食されてしまうシーンで挫折…不条理、グロが日常に溢れる中、何も漫画でまで…と。が、フォローしている方が母親目線で書かれたレビューを読み、自分こそこの作品を読まなければならないように思ったのです。なぜなら仕事をしながら2人の子を保育園に預け、子どもの将来が不安で通塾、中学受験させた挙句、一方は勝組と言われるルートに乗ったものの、他方は優秀な子たちに囲まれ逆効果に働いた経験のある身には他人事に思えなかったからです。 親子関係目線で読めると分かっていたためか、驚くほどスイスイ読めました。感じたのはエルディア人という同じ民族が、島の中で塀に閉ざされ自由を希求しながらも仲間として助けあっている姿と、マーレ人の中で悪魔の血が流れていると蔑まれ、エルディア人であるのにパラディ島内の同族は悪魔と同じで殺戮して良しとされ、名誉マーレ人になるために巨人後継者を目指しても結局マーレ人に利用されるだけの姿を見て、優生思想や洗脳教育の恐ろしさ、そして歴史は権力者によって作り変えられ得ることを斬新な設定と魅力的なキャラで伝えてくれた作品なのかなという事。親子関係という観点では、やはりマーレの収容区内で育ったライナーが、その母が息子個人の幸福よりマーレ第一主義の自分にとって役に立つかどうかを見ているのに、その母のため一生懸命訓練に励み腕章を見せる姿が不憫で仕方がなくて。自分の中では洗脳教育を受けながらスパイのように過ごし、自己矛盾と闘うライナーが副主人公でした。その後、幾多の困難を乗り越え、両方のエルディア人を呪縛から解き放つ為に戦うライナーを見て、彼は自分で思考した結果、自由と自分を取り戻したのだなと。その姿は不憫な目に合わせてしまった我が子の将来の姿に重なりました。ライナーの母が本心から最後はいてさえくれればいい、と帰還した彼を抱きしめたシーン。これはあるべき自分の姿だと。子の幸せを願い与えられた情報の中から手探りで善かれと思ったことをしてきて、結局失敗することもある。今もその子の自己評価の低さは強いけど、丸ごと受け入れて愛情を示すしかない。最初から完璧な母親なんていない。けどどうか自分を責めないで。子の為と思ってした事はいずれ伝わると思うから。レビューにより通読できました。感謝です。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

壁の存在意味と巨人
設計:ノラ(シーモアスタッフ)
何か…そう何かがあり、何かに怯えているのは伝わる。50メートルの壁に囲まれた街は果たして安全なのか否か。エレンはそんな世界に叫び始めるのである。その叫びは皆に伝わるのだろうか。エレンと845の数字が意味するものは何か。駐屯兵団は50メートルの壁を守れると信じているのだろうか。まだ序章だけど、しかしこの胸騒ぎは何だろう。進撃の巨人とは?大分県出身の諫山創(いさやま はじめ)が描く世界。この作品がデビュー作。講談社のMGPで佳作、週間少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞を受賞という輝かしい作品。一度は目を通してはいかがでしょう。

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